研究者業績

野口 忠秀

ノグチ タダヒデ  (Tadahide Noguchi)

基本情報

所属
自治医科大学 医学部 歯科口腔外科学講座 教授
学位
医学(博士)(自治医科大学(JMU))

J-GLOBAL ID
200901073218538890
researchmap会員ID
1000209606

研究キーワード

 1

学歴

 1

論文

 180
  • N. Okada, K. Sasaguri, T. Otsuka, A. Fujita, H. Ito, T. Noguchi, Y. Jinbu, M. Kusama
    INTERNATIONAL JOURNAL OF ORAL AND MAXILLOFACIAL SURGERY 43(8) 933-940 2014年8月  査読有り
    The present study aimed to verify the importance of postoperative articulatory rehabilitation in patients with oral cancer and to clarify the neurological changes underlying articulatory functional recovery. A longitudinal assessment of oral function and accompanying brain activity was performed using non-invasive functional magnetic resonance imaging (fMRI). We assessed 13 patients with cancers of the tongue and oral floor before and after ablative surgery. Articulatory function was assessed preoperatively and postoperatively using a conversation intelligibility test and the Assessment of Motor Speech for Dysarthria test. Patients also performed a verbal task during fMRI scans. The assessments were then repeated after the patients had undergone 4-6 months of articulatory rehabilitation therapy. Compared to pretreatment levels, articulatory rehabilitation resulted in a significant increase in activation in the supplementary motor cortex, thalamus, and cingulate cortex. The present study offers a quantitative assessment of the effects of speech rehabilitation by investigating changes in brain activation sites.
  • Yasuhisa Shinozaki, Yoshinori Jinbu, Hiroto Ito, Tadahide Noguchi, Mikio Kusama, Naoyuki Matsumoto, Kazuo Komiyama, Nobuyuki Taniguchi
    ORAL SURGERY ORAL MEDICINE ORAL PATHOLOGY ORAL RADIOLOGY 117(5) 634-639 2014年5月  査読有り
    Objective. To clarify whether intraoral ultrasonography (I-US) is effective for predicting metastasis of tongue cancer to the cervical lymph nodes. Study Design. Participants comprised 29 patients with tongue carcinoma classified as T1-T4 using the TNM staging system. All patients underwent I-US preoperatively. Postoperatively, resected specimens were evaluated histopathologically. Results. I-US found that cases with invasive depth >= 3 mm had higher potential for cervical lymph node metastasis than those with invasive depth <3 mm (P < .05). No other significant relationships were identified between observations on I-US and cervical lymph node metastasis. Cases with histopathologic blood vessel infiltration or lymph duct infiltration had a significant difference in risk of cervical lymph node metastasis. Conclusions. I-US is useful for preoperatively assessing the invasive depth of tongue carcinoma. Furthermore, observations from I-US and invasive depth of the tumor allowed presumptive diagnosis with regard to cervical lymph node metastasis.
  • 薄井 直, 土屋 欣之, 野口 忠秀, 中井 雄一郎, 林 宏美, 土肥 昭博, 山下 雅子, 岡田 成生, 篠崎 泰久, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 66 39-42 2014年4月  
    80歳以上の高齢口腔癌患者について検討した。扁平上皮癌と診断した口腔癌患者31例を対象とした。好発部位が、舌15例、下顎歯肉9例、頬粘膜4例、上顎歯肉3例で、異時性重複癌が2例、再発症例2例であった。Stage分類はI期5例、II期14例、III期1例、IV期11例で、全体の約40%が進行癌症例であった。全身状態を分類する米国麻酔学会術前状態分類はPS1:0例、PS2:23例、PS3:7例、PS4:1例、PS5、6:0例であった。既往歴は15例に高血圧を認め、7例に糖尿病、白内障、高脂血症を認めた。また、悪性腫瘍も10例認め、そのうち中咽頭癌、前立腺癌、胃癌が2例であった。治療は外科療法を主体としたものが17例、放射線療法を主体としたものが7例、緩和療法が7例であった。1年間の無病生存率は全体で76.2%、外科療法主体とした治療群では80%、根治照射群では75%、緩和療法群では0%であった。
  • 坂本 志保, 土屋 欣之, 野口 忠秀, 林 宏美, 中井 雄一郎, 山下 雅子, 土肥 昭博, 篠崎 泰久, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 66 43-46 2014年4月  
  • 井上 恵美, 宮城 徳人, 杉浦 康史, 林 宏美, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 66 109-114 2014年4月  
    口腔内出血に対して入院管理下での止血処置を要した2例を経験した。症例1は74歳男で、抜歯後より繰り返す出血で受診した。オルソパントモ・デンタルX線写真では抜歯窩に残根等は認めず、顎関節内にも器質的な異常所見は認めなかった。また、同時にCT画像精査でも顎骨内に器質的異常所見は認めなかった。抜歯窩再掻爬を施行、吸収性ゼラチンスポンジを挿入、縫合を行い、義歯の使用中止を指示した。その後も出血を繰り返したため緊急入院した。精査にて血友病Aの確定診断でコージネイトを投与した。止血を得たため第26病日に軽快退院した。症例2は84歳女で、左下3辺縁歯肉からの出血を認めた。局所止血目的で縫合処置を行った。採血にて凝固系の過度の延長を認めた。再度出血し、機械的刺激除去を目的に緊急入院とした。止血処置を施行後、第16病日に軽快退院した。
  • 小野寺 郁, 宮城 徳人, 杉浦 康史, 茅野 千尋, 佐藤 美希, 大橋 望, 秋元 留美, 槐 節子, 井上 恵美, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 66 129-132 2014年4月  
    那須赤十字病院における周術期口腔機能管理と歯科衛生士の役割について検討した。周術期口腔機能管理を行った269例を対象とした。40歳代から60歳代の受診が多く、全体の68%を占めた。全疾患に占める疾患の割合は、悪性疾患111例、その他158例であった。悪性疾患の内訳は乳癌38例、胃癌17例、直腸癌13例、S状結腸癌11例、子宮体癌11例、子宮頸癌6例、頭頸部癌6例、肺癌3例、大腸癌2例、膵頭部癌2例、膵臓癌2例、下行結腸癌2例などであった。術前ケア介入平均日数は徐々に早まり4月では平均4日であったが、9月では平均11日と口腔ケアが早い段階で介入できるようになった。術後ケアは4月から9月にかけて平均5日から7日に介入した。6月以降は外来来院時の口腔ケアも定着し、口腔ケア3回介入が増加した。口腔内所見より、歯周炎で動揺歯を認める症例が多数あり、手術・処置を必要とする口腔内増悪環境であった。
  • 林 宏美, 篠崎 泰久, 神部 芳則, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫, 飯田 幸弘, 勝又 明敏
    Japanese Journal of Diagnostic Imaging 32(1) 103-103 2014年2月  
  • 土肥 昭博, 野口 忠秀, 佐瀬 美和子, 篠崎 泰久, 宮城 徳人, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 27(1) 111-111 2014年2月  
  • 小澤 通子, 野口 忠秀, 土屋 欣之, 渡辺 秀紀, 土肥 昭博, 宗正 憲和, 岡田 成生, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 27(1) 123-123 2014年2月  
  • 林 宏美, 篠崎 泰久, 神部 芳則, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫, 飯田 幸弘, 勝又 明敏
    日本口腔診断学会雑誌 27(1) 124-125 2014年2月  
  • 宮城 徳人, 神部 芳則, 杉浦 康史, 井上 恵美, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 27(1) 87-87 2014年2月  
  • 小川 あゆみ, 早坂 純一, 林 宏栄, 杉浦 康史, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 27(1) 108-108 2014年2月  
  • 林 宏栄, 神部 芳則, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫, 山口 岳彦
    日本口腔科学会雑誌 63(1) 87-87 2014年1月  
  • 野口 忠秀, 土屋 欣之, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 中山 竜司, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 小佐野 仁志, 去川 俊二, 草間 幹夫
    日本口腔科学会雑誌 63(1) 151-151 2014年1月  
  • 野口 忠秀, 土屋 欣之, 小澤 通子, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔科学会雑誌 63(2) 216-221 2014年  
    We analyzed the clinical stage and prognostic value of primary 18F-fluoro-2-deoxy-D-glucose positron emission tomography (FDG-PET) standardized uptake value (SUV) in patients with oral squamous cell carcinoma. The subjects were 119 patients newly diagnosed with oral squamous cell carcinoma who underwent positron emission tomography between May 2004 and December 2011 before treatment. The cut-off between high- and low-uptake tumors was set at an SUV of 5.0. High uptake of FDG is associated with advanced disease, cervical lymph node metastasis and poor prognosis. High SUV (≥ 5.0) was significantly predictive of low rates of disease-specific and disease-free survivals, as compared with low SUV(< 5.0). These findings indicate that pretreatment tumor FDG uptake represents an independent prognostic factor in patients with oral cancer. Patients with tumors showing high FDG uptake should be considered as high risk when planning treatment and follow-up.
  • 土肥 昭博, 野口 忠秀, 佐瀬 美和子, 篠崎 泰久, 宮城 徳人, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 19(2) 110-110 2013年12月  
  • 小澤 通子, 野口 忠秀, 土屋 欣之, 渡辺 秀紀, 土肥 昭博, 宗正 憲和, 岡田 成生, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 19(2) 122-122 2013年12月  
  • 林 宏美, 篠崎 泰久, 神部 芳則, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫, 飯田 幸弘, 勝又 明敏
    日本口腔内科学会雑誌 19(2) 123-124 2013年12月  
  • 土肥 昭博, 神部 芳則, 中山 竜司, 小川 あゆみ, 井上 恵美, 鹿志村 圭, 菊地 公治, 仙名 あかね, 上野 泰宏, 宮城 徳人, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    有病者歯科医療 22(3) 316-317 2013年12月  
  • 宮城 徳人, 神部 芳則, 杉浦 康史, 井上 恵美, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 19(2) 86-86 2013年12月  
  • 小川 あゆみ, 早坂 純一, 林 宏栄, 杉浦 康史, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 19(2) 107-107 2013年12月  
  • 岡田 成生, 篠崎 泰久, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    Japanese Journal of Maxillo Facial Implants 12(3) 110-110 2013年11月  
  • Tomoko Sugiyama, Yoshinori Jinbu, Kouichi Matsumoto, Hiroto Itoh, Tadahide Noguchi, Mikio Kusama
    Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 25(4) 368-373 2013年10月  査読有り
  • 小澤 通子, 野口 忠秀, 土屋 欣之, 渡辺 秀紀, 土肥 昭博, 宗正 憲和, 岡田 成生, 中山 竜司, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    頭頸部癌 39(2) 219-219 2013年5月  
  • 宗正 憲和, 野口 忠秀, 土屋 欣之, 小澤 通子, 渡辺 秀紀, 土肥 昭博, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    頭頸部癌 39(2) 232-232 2013年5月  
  • 野口 忠秀, 土屋 欣之, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 神部 芳則, 草間 幹夫, 根本 幹央, 高橋 聡, 仲澤 聖則
    頭頸部癌 39(2) 250-250 2013年5月  
  • 土屋 欣之, 野口 忠秀, 渡辺 秀紀, 宮城 徳人, 大谷津 幸生, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 松本 浩一, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫, 高橋 聡, 仲澤 聖則
    頭頸部癌 39(2) 251-251 2013年5月  
  • 土肥 昭博, 神部 芳則, 篠崎 泰久, 早坂 純一, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    歯科薬物療法 32(2) 97-97 2013年5月  
  • 小澤 通子, 神部 芳則, 井上 恵美, 林 宏美, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 26(1) 110-111 2013年2月  
  • 林 宏美, 神部 芳則, 井上 恵美, 宮城 徳人, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔診断学会雑誌 26(1) 137-137 2013年2月  
  • 小澤 通子, 神部 芳則, 井上 恵美, 林 宏美, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 18(2) 93-94 2012年12月  
  • 林 宏美, 神部 芳則, 井上 恵美, 宮城 徳人, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 18(2) 120-120 2012年12月  
  • 林 宏美, 早坂 純一, 小澤 通子, 佐瀬 美和子, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    有病者歯科医療 21(3) 231-232 2012年12月  
  • 杉浦 康史, 岡田 成生, 中山 竜司, 小川 あゆみ, 佐瀬 美和子, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔科学会雑誌 61(3) 308-308 2012年7月  
  • 土屋 欣之, 野口 忠秀, 渡辺 秀紀, 宮城 徳人, 大谷津 幸生, 岡田 成夫, 中山 竜司, 早坂 純一, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    頭頸部癌 38(2) 257-257 2012年5月  
  • 杉浦 康史, 中山 竜司, 佐瀬 美和子, 岡田 成生, 井岡 友梨, 大橋 一之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 64 13-17 2012年4月  
    症例1は87歳男で、口腔内の違和感と疼痛を主訴とした。症例2は77歳男で、多発性に口内炎ができると訴えた。いずれも抗狭心症治療薬のニコランジルを服用しており、受診時には頬粘膜や舌縁部に境界明瞭、表面平滑な潰瘍を認めたが、潰瘍周囲に硬結は認めず、ステロイド軟膏の効果は乏しかった。また、症例1では小アフタ出現から明らかな増大傾向を認めたため生検を行ったが、悪性所見はなかった。2例ともニコランジルによる口腔粘膜潰瘍を疑って同薬を休薬としたところ、頬粘膜、舌の潰瘍は明らかな改善傾向を示し、症例1は8週間、症例2は7週間で潰瘍は上皮化したが、いずれも発症から治癒まで4ヵ月程度を要した。
  • Tadahide Noguchi, Y. Tsuchiya, H. Itoh, Y. Jinbu, K. Tsukinoki, S. Sarukawa, Y. Sugawara, I. Ohiwa, M. Kusama
    Oral Surgery 5(1) 30-38 2012年2月  査読有り筆頭著者
    Bare bone graft is a method of mandibular reconstruction involving vascularised iliac bone graft without a skin flap, and secondary epithelialisation of the exposed iliac bone surface in the oral cavity.We herein report two cases of bare bone graft with dental implant for mandibular defect after tumour resection. Case 1: A 36-year-old woman with odontogenic myxoma of the left mandible underwent reconstruction with a free vascularised iliac flap after segmental resection of the mandible. The exposed iliac bone surface in theoral cavity required about 2 months for epithelialisation. Two implants were placed into the reconstructed mandible 12 months after initial surgery, and prosthetic rehabilitationwas performed successfully after 6 months of osseointegration period. Case 2: A 32-year-old woman with desmoplastic ameloblastoma of the right mandible underwent reconstruction using free iliac bone after segmental resection of the mandible. As the reconstructed bonefailed after surgery, the left mandible was reconstructed using a free vascularised iliacflap. The exposed iliac bone surface in the oral cavity required about 2 months for epithelialisation. Four implants were placed into the reconstructed mandible 17 months after surgery, and prosthetic rehabilitation was performed successfully after 6 months of osseointegration period. In both cases, the mandibular contour and occlusal function were satisfactory. © 2011 John Wiley &amp Sons A/S.
  • 中山 竜司, 丹波 嘉一郎, 渡辺 秀紀, 星 健太郎, 岡田 成生, 山下 雅子, 鹿志村 圭, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔内科学会雑誌 18(2) 52-56 2012年  
    顎口腔領域の癌腫は全悪性腫瘍の1~2%であるが,年々増加する傾向にある。患者の心身的肉体的負担は大きな問題となる。進行例あるいは末期例は難治性疼痛を伴うことが多く,薬剤投与が困難な症例を経験することも多い。疼痛コントロールの現状について臨床的検討を行ったので報告する。<br>対象は2005年4月から2010年3月までに当科及び緩和ケア部で疼痛コントロールを行った顎口腔領域悪性腫瘍患者37例である。内訳は男性17例,女性20例である。年齢は51~96歳で平均71.8歳であった。予後は原病死26例,担癌生存7例,不明3例であった。オピオイドローテーション回数は0回から4回,平均1.56回であった。病的骨折を認めた症例は6例であった。高カルシウム血症は14例に認められ,ゾレドロネートは9例,カルシトニンは2例,パミドロン酸ニナトリウムが3例に投与されていた。
  • Shunji Sarukawa, Tadahide Noguchi, Ichiro Oh-iwa, Ataru Sunaga, Hirokazu Uda, Mikio Kusama, Yasushi Sugawara
    JOURNAL OF CRANIO-MAXILLOFACIAL SURGERY 40(1) 61-66 2012年1月  査読有り
    Background: "Bare bone graft" with a vascularised iliac crest is a procedure involving no soft tissue for intraoral lining, and the intraoral defect is covered with epithelial cells through secondary healing of the exposed bone. Methods: A vascularised iliac crest flap is transferred to a segmental mandibular defect intraorally in the position of the osteotomized stump upwardly. Granulation tissue is usually observed on the stump of the bone graft about 1 week after surgery. When sufficient granulation is observed after approximately 4 weeks, "resurfacing" is performed to prevent interference of hypergranulation tissue with epithelization. Resurfacing involves wiping the granulation tissue from the surface of the bone and covering with a plastic prosthesis fitted to the alveolus. Results: A total of 11 patients underwent bare bone graft with a vascularised iliac crest. Resurfacing was performed at an average of 2.1 times for each patient. All wounds in the oral cavity were completely epithelialized from 2 weeks to 3 months after surgery. Complications with the recipient side occurred in four patients. Conclusions: Bare bone graft with the iliac crest is one favourable option for mandibular reconstruction utilising the particular shape of the bone without the attached soft tissue. (C) 2011 European Association for Cranio-Maxillo-Facial Surgery.
  • 小澤 通子, 神部 芳則, 渡辺 秀紀, 鹿志村 圭, 小山 潤, 林 宏美, 早坂 純一, 野口 忠秀, 草間 幹夫, 上川 善昭, 杉原 一正
    日本口腔粘膜学会雑誌 17(2) 72-72 2011年12月  
  • 小澤 通子, 神部 芳則, 井岡 友梨, 林 宏美, 早坂 純一, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔粘膜学会雑誌 17(2) 82-83 2011年12月  
  • 小澤 通子, 早坂 純一, 仙名 あかね, 井岡 友梨, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    有病者歯科医療 20(3) 169-170 2011年12月  
  • Hiroto Itoh, Junichi Hayasaka, Tadahide Noguchi, Keiichi Tsukinoki, Yoshinori Jinbu, Mikio Kusama
    Asian Journal of Oral and Maxillofacial Surgery 23(4) 191-195 2011年11月  査読有り
    A 45-year-old Japanese woman presented complaining of swelling of the right mandible. Initial histopathological diagnosis was cemental dysplasia. Because of rapid enlargement of the lesion, surgical resection was performed. The post-surgical second histopathological diagnosis was osteosarcoma. In spite of additional treatment with radiotherapy and chemotherapy, the patient died 32 months after the initial visit. Autopsy revealed osteosarcoma with metastases infiltrating of a number of organs, including the lungs, heart, and vertebrae. © 2011 Asian Association of Oral and Maxillofacial Surgeons.
  • 小澤 通子, 早坂 純一, 林 宏美, 仙名 あかね, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔外科学会雑誌 57(Suppl.) 248-248 2011年9月  
  • 岡田 成生, 伊藤 弘人, 早坂 純一, 鹿志村 圭, 中山 竜司, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    日本口腔外科学会雑誌 57(Suppl.) 262-262 2011年9月  
  • 室井 美佳, 早坂 純一, 小澤 通子, 大橋 望, 秋元 留美, 槐 節子, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 63 151-156 2011年4月  
  • 小澤 通子, 早坂 純一, 仙名 あかね, 井岡 友梨, 大橋 一之, 小佐野 仁志, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 63 137-139 2011年4月  
    2009年4月~2010年7月に受診したビスフォスフォネート製剤(BPs)投与患者32例(男3例、女29例、平均69.7歳)を報告した。受診経路(紹介元)は歯科医院22例、院内他科8例、院外他科2例であった。基礎疾患は、骨粗鬆症23例、関節リウマチ4例、悪性腫瘍の骨転移4例、その他1例であった。3例にBPs関連顎骨壊死(BRONJ)を認め、BPs経口内服2例、静注1例で、1例はステロイドを併用していた。いずれもBPs投与中における他院での急性期抜歯をBRONJの起因としていた。3例中2例はBPsを休薬し、消炎後に全身麻酔下腐骨除去術を施行した。紹介内容で最も多かったのは抜歯依頼20例で、主治医対診の結果いずれもBPs休薬となり、休薬期間中に骨折等の基礎疾患増悪を来たした症例はなかった。休薬期間は術前平均102.1日、術後87.9日で、抜歯を実施した18例にBRONJ発症は認めなかった。
  • 早坂 純一, 神部 芳則, 小澤 通子, 佐瀬 美和子, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 草間 幹夫
    日本口腔外科学会雑誌 56(Suppl.) 306-306 2010年9月  
  • 早坂 純一, 佐瀬 美和子, 上野 泰宏, 池田 薫, 篠崎 泰久, 宮城 徳人, 土屋 欣之, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 小佐野 仁志, 大橋 一之, 神部 芳則, 草間 幹夫
    栃木県歯科医学会誌 62 133-137 2010年4月  
    2004年4月~2009年7月に当科受診し口腔癌と診断された患者のうち紹介医のあった29例について検討した。年齢は50歳代が5例、60歳代6例、70歳代8例、80歳代8例、90歳代1例で、平均年齢は72.2歳であった。性別は男性19例、女性10例で、男女比1.9:1であった。発生部位は、舌12例(41%)、上顎歯肉8例(28%)、下顎歯肉6例(21%)、口唇2例(7%)、頬粘膜1例(3%)の順に多かった。紹介医の内訳は、歯科医16例(55%)、内科医12例(41%)、皮膚科医1例(3%)であった。受診経路を発生部位別にみると、上顎歯肉は8例中7例が歯科医院を受診し、下顎歯肉は6例中5例が歯科医院を受診、舌は12例中10例が内科を受診していた。紹介病名は、悪性腫瘍10例(34%)、難治性潰瘍5例(17%)、腫瘍4例(14%)、軟組織腫脹3例(10%)、白板症3例(10%)、智歯周囲炎1例(3%)、歯根嚢胞1例(3%)、その他2例であった。初診時の病期分類はstage Iが5例(17%)、IIが15例(52%)、IIIが2例(7%)、IVが7例(24%)であり、3/4の症例が進行癌になる前に当科を受診していた。
  • 伊藤 弘人, 池田 薫, 河 瑠珠, 折居 大輔, 鹿志村 圭, 早坂 純一, 野口 忠秀, 神部 芳則, 草間 幹夫
    頭頸部癌 35(2) 146-146 2009年5月  

MISC

 144
  • 岩上藍, 早坂純一, 中村知寿, 林宏栄, 山川道代, 作山葵, 岡田成生, 野口忠秀, 神部芳則, 森良之
    日本口腔科学会雑誌(Web) 67(2) 2018年  
  • 岡田 成生, 神部 芳則, 林 宏栄, 山下 雅子, 野口 忠秀, 森 良之
    日本口腔内科学会雑誌 = Journal of Japanese Society of Oral Medicine 22(2) 84-88 2016年12月  
  • 大田原 宏美, 神部 芳則, 篠崎 泰久, 伊藤 弘人, 野口 忠秀, 森 良之
    日本口腔内科学会雑誌 = Journal of Japanese Society of Oral Medicine 22(1) 8-12 2016年6月  
  • 山下 雅子, 神部 芳則, 野口 忠秀, 槻木 恵一, 森 良之
    日本口腔内科学会雑誌 22(1) 29-35 2016年6月  
    疣贅型黄色腫は泡沫細胞あるいはxanthoma cellの増殖を特徴とし、一般には真の腫瘍ではなく、反応性変化と考えられている。今回われわれは、口腔内に生じた疣贅型黄色腫の2例を経験した。本邦例についての臨床的検討を行ったので併せて報告する。症例1:83歳、女性。右下顎歯肉の外向性腫瘤。症例2:69歳、女性。舌下面の有茎性腫瘤。2例とも切除術を施行し、病理組織学的に疣贅型黄色腫の診断であった。(著者抄録)
  • 篠崎 泰久, 神部 芳則, 大田原 宏美, 早坂 純一, 土屋 欣之, 野口 忠秀, 森 良之, 伊藤 弘人, 飯田 幸弘, 勝又 明敏
    歯科放射線 56(増刊) 73-73 2016年6月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

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