基本情報
- 所属
- 自治医科大学 外科学講座 消化器一般移植外科学部門 准教授附属病院臨床栄養部 准教授
- 学位
- 医学博士(自治医科大学)
- J-GLOBAL ID
- 201401034914548780
- researchmap会員ID
- B000238262
研究分野
1論文
133-
臨床消化器内科 39(8) 913-920 2024年7月<文献概要>胃癌治癒切除後の再発部位は腹膜転移が最多であり,その進行により腸閉塞や水腎症,閉塞性黄疸,大量腹水貯留等が生じ,患者のQOLは著しく悪化する.このため,胃癌治療では腹膜播種転移は重要な治療対象と考えられる.腹膜播種を伴う胃癌に対しては,他臓器に転移を有する場合と同様の全身化学療法が実施されてきたが,薬剤の腹膜への移行性が悪いため,一般にその治療効果は乏しいとされる.全身化学療法以外にも,拡大切除,温熱療法,免疫療法などが試されてきたが,未だに腹膜播種病変に対する確立された治療法は存在しない.一方で,近年の抗癌剤治療の進歩に伴いstage IV胃癌であっても奏効症例に対してConversion surgeryが施行され,良好な治療成績が報告されている.本稿では,当施設における腹腔内化学療法の経験を踏まえつつ,胃癌腹膜播種に対する治療戦略を概説する.
MISC
42-
消化器内科 3(8) 29-40 2021年8月ピロリ菌感染による胃粘膜萎縮と発癌の関係は周知の事実であり、また高度萎縮例がより発癌リスクが高いことも知られている。そこで、筆者らは自施設の内視鏡受検者27,777例(早期胃癌:272例、進行胃癌:135例)を対象とし、木村・竹本分類に準じて胃粘膜萎縮を分類し、胃粘膜萎縮の程度と発癌リスクを検討した。結果は内視鏡的胃粘膜萎縮の進展とともに、癌発見率は有意に上昇した。また、同時性多発早期胃癌および異時性多発早期胃癌のほとんどが高度萎縮例であった。最近、十二指腸の腫瘍性病変がしばしば発見されるようになり、十二指腸腫瘍(早期癌/腺腫)と背景胃粘膜について検討した。早期十二指腸癌の背景胃粘膜はピロリ菌陰性ないし軽度萎縮症例が大半で、それに比し、十二指腸腺腫はピロリ菌陰性から高度萎縮まで胃粘膜萎縮に関係なく認められた。(著者抄録)
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臨床外科 75(10) 1185-1189 2020年10月<文献概要>ポイント ◆タキサン腹腔内反復投与は長期にわたり高い腹腔内濃度が維持され,全身化学療法と併用することで胃癌腹膜播種に対して著効を示す.◆全身+腹腔内併用化学療法が奏効し「腹膜播種が消えた」症例に対し,conversion gastrectomyを施行すると長期生存が期待できる.◆全身+腹腔内併用化学療法中の腹腔内液サンプル中のCEAmRNAの定量は,conversion gastrectomyの適応を決めるうえで有用な情報となる.
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臨床外科 75(10) 1185-1189 2020年10月<文献概要>ポイント ◆タキサン腹腔内反復投与は長期にわたり高い腹腔内濃度が維持され,全身化学療法と併用することで胃癌腹膜播種に対して著効を示す.◆全身+腹腔内併用化学療法が奏効し「腹膜播種が消えた」症例に対し,conversion gastrectomyを施行すると長期生存が期待できる.◆全身+腹腔内併用化学療法中の腹腔内液サンプル中のCEAmRNAの定量は,conversion gastrectomyの適応を決めるうえで有用な情報となる.
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Nursing Care+ 2(4) 523-528 2020年6月
講演・口頭発表等
305-
日本消化器外科学会雑誌 2007年7月1日 一般社団法人日本消化器外科学会
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日本消化器外科学会雑誌 2006年11月1日 一般社団法人日本消化器外科学会
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日本消化器外科学会雑誌 2005年7月1日 一般社団法人日本消化器外科学会
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Gastroenterological Endoscopy 2004年9月 (一社)日本消化器内視鏡学会
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自治医科大学医学部紀要 2003年12月1日 自治医科大学早期胃癌に対し腹腔鏡胃切除が広く行われるようになったが,手術手技の困難さから腹腔鏡(補助)下の胃全摘手術の報告は少ない。今回われわれは小開腹による腹腔鏡補助下の胃全摘術を導入したので報告する。上腹部に6cmの小開腹を行い,開腹創をケント鉤で,臍部を皮下鋼線で吊り上げた。4つのポートを挿入し,主に超音波切開凝固装置で大網や小網を切離し,胃支配動静脈は結紮(クリップ)切離した。十二指腸切離,食道空腸吻合は自動吻合器で行った。再建はstick型Roux-en Yとし,Y脚吻合は小開腹創より体外で手縫い縫合で行った。現在まで胃上部早期胃癌3例に施行し,重篤な合併症を認めず,全例再発なく外来通院中である。吊り上げ式を用いた腹腔鏡補助手胃全摘手術は当科独自の方法であり,侵襲軽減や美容面で有用な術式となりうる。しかし症例数も少なく,経験を積み重ねて細やかな経過観察を行い,評価すべきと判断される。
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癌と化学療法 2002年9月 (株)癌と化学療法社閉塞性黄疸を起こした再発・切除不能胃癌の3例に対し,TS-1の隔日投与を試みた.3症例とも肝機能を含めて全身状態は良好ではなかったが,治療継続が可能であった.2例で化学療法の効果を確認でき,1例は14ヵ月間のlong NCの状態で通院中,1例は腫瘍マーカーの減少を認めた.TS-1は短剤でも高い奏効率(44〜49%)が得られ,かつ通院での治療を維持できる.しかし,骨髄抑制や皮膚障害,消化器障害などを認めることがあり,減量や休薬を余儀なくされることがある.TS-1の隔日投与は,抗腫瘍効果を維持しつつ有害事象の発現を軽減させる長期投与法として展望があると思われた
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日本消化器外科学会雑誌 2002年8月1日 一般社団法人日本消化器外科学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
4-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2021年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月