研究者業績

角川 志穂

スミカワ シホ  (Shiho Sumikawa)

基本情報

所属
自治医科大学 看護学部 母性看護学 教授
学位
博士(看護学)(岩手県立大学看護学研究科)

J-GLOBAL ID
201401065749030510
researchmap会員ID
B000237864

外部リンク

論文

 15
  • 谷田部 典子, 上野 知奈, 角川 志穂, 大下 倍代, 小嶋 由美, 成田 伸
    母性衛生 64(3) 230-230 2023年9月  
  • 二宮 美由紀, 前田 彩乃, 上野 知奈, 谷田部 典子, 角川 志穂, 田中 純, 大貫 晃子, 藤川 智子, 小嶋 由美, 武藤 香子, 成田 伸, 川野 亜津子
    母性衛生 64(3) 249-249 2023年9月  
  • 前田 彩乃, 二宮 美由紀, 上野 知奈, 谷田部 典子, 角川 志穂, 田中 純, 大貫 晃子, 藤川 智子, 小嶋 由美, 武藤 香子, 成田 伸, 川野 亜津子
    母性衛生 64(3) 250-250 2023年9月  
  • 谷田部 典子, 小嶋 由美, 佐藤 ひさ代, 武藤 香子, 二宮 美由紀, 藤川 智子, 角川 志穂, 成田 伸
    栃木県母性衛生学会雑誌: とちぼ (48) 10-22 2022年3月  
    医中誌WebとCiNiiおよびJ-STAGEでキーワードを[予期せぬ妊娠][望まない妊娠][若年妊娠][未受診妊婦][嬰児殺][妊娠葛藤][妊娠SOS]として2015年以降の文献を検索し、ヒットした182件のうち本研究の目的に合致する57件について分析を行った。結果、研究デザインによる分類では症例報告が14件、質的研究5件、量的研究4件、事例検討9件、実態調査・後方視的検討25件であった。症例報告の内容を類似性に基づいて分類すると【梅毒感染症未受診妊婦から出生した児】【出生後に適切な処置がなく死亡した児】【予定外の分娩・分娩方法による母児への影響】【若年妊婦の実態】に分けられた。症例報告以外の文献の記述内容を同様に分類すると以下の6カテゴリーに分けられた。1)管理されない妊娠・出産による母児の危機。2)妊娠・出産に対する誤った認識と知識不足。3)若年による未熟さゆえの危機。4)児に対する思い。5)守ってくれない家族や社会。6)困窮した経済状況。
  • 谷田部 典子, 小嶋 由美, 佐藤 ひさ代, 武藤 香子, 二宮 美由紀, 藤川 智子, 角川 志穂, 成田 伸
    栃木県母性衛生学会雑誌: とちぼ (48) 10-22 2022年3月  
  • 武藤香子, 小嶋由美, 山田陽子, 角川志穂, 成田伸
    栃木県母性衛生学会雑誌 (46) 23-26 2020年3月  査読有り
  • 成田 伸, 篠原 有美子, 望月 明見, 鈴江 理恵, 荒川 さゆり, 鈴木 仁子, 植木 麻美, 角川 志穂, 野々山 未希子
    栃木県母性衛生学会雑誌: とちぼ (42) 5-8 2016年3月  査読有り
    著者等は2003年に「母親側および支援者側からみた栃木県内における母乳育児を取り巻く状況」調査を行った。10年後の現在、母子に優しい母乳育児支援がより目指されている一方で、虐待や産褥うつは増加の一途をたどっており、母子を取り巻く状況は決して楽観できない。そこで今回、この10年間の県内における状況の変化を把握するため、10年前と同様の調査を行い、支援者側からみた調査の対象者のうち、開業助産師および主に地域で活動している助産師13名の回答を取り上げ分析した。その結果、以下の示唆が得られた。1)最近の母親の実態として、抱っこなどの経験不足に加え、「体力不足」「体の不調」「体の回復不足」など、身体的に母乳育児のための十分な余力がない傾向にあり、心理的にもケアが必要な状況にある。2)県内の母乳育児支援の実態として、施設による支援の情報が不足していることや、地域で支援する資源が少ないなどの問題がある。
  • 成田 伸, 大塚 公一郎, 中村 美鈴, 横山 由美, 里光 やよい, 鈴木 久美子, 角川 志穂, 塚本 友栄, 浜端 賢次, 田村 敦子, 長谷川 直人, 平尾 温司, 福田 順子
    自治医科大学看護学ジャーナル 13 34 2016年3月  
  • 角川志穂
    母性衛生 56(4) 531-538 2016年1月  査読有り筆頭著者
  • 村上 礼子, 角川 志穂, 塚原 節子, 大脇 淳子, 清水 みどり, 熊谷 祐子, 小谷 妙子, 天谷 恵美子, 井上 佐代子, 相場 雅代, 井上 和子, 加藤 君子, 手塚 芳美
    自治医科大学看護学ジャーナル 11 27-33 2014年3月  
    本研究は,A大学看護学部の臨地実習指導のより良い臨地実習指導研修会とするための示唆を得るため,過去7年間に臨地実習指導研修会に参加し,現在もA大学附属病院ならびに子ども医療センターに勤務している看護職168名を対象に,研修会修了後の実習指導の実態を明らかにすることを目的に追跡調査を行った。その結果,看護学部の教育理念や実習目的・目標,臨床助教や教員からの実践例の講話,実習場面のグループワークなど本研修会の内容は,看護学部の実習指導者の育成に有効な研修機会となっていた。また,本研修会修了後,A大学附属病院ならびに子ども医療センターに在職している看護職の約7割は看護学部の実習指導にかかわっているが,臨床助教等の称号承認を受けないまま,実習指導にかかわっている割合が約4割を占めていた。今後,本研修会の修了後,臨床助教等の称号を得て,かつ,継続して看護学部の実習指導にかかわることの意義が伝わるような研修内容や,継続して実習指導にかかわっていくための研修会などを検討していく必要性が考えられた。(著者抄録)
  • 角川 志穂
    母性衛生 50(2) 300-309 2009年7月  
    三世代家族が多く,共働き率の高い岩手県では,子育てにおいて祖父母による支援が大きいと推察する。そこで,現在の岩手県において,祖父母の子育て支援の実態を明らかにするとともに,孫育てを担う祖父母への教育の一環として,祖父母学級の導入の検討を行った。1歳6ヵ月の子どもをもつ母親を対象に,独自に作成した自己記入式質問紙調査を実施した。その結果,約半数の母親が祖母と同居をしており,同じ市町村内に祖母がいる者が約半数と,身近に祖母の存在があった。仕事に復帰している母親のうち,約半数が祖母に子どもを預けながら就業をしており,子育てにおいて祖母がキーパーソンになっていることが明らかとなった。祖母との関係性において,母親の約1割は祖母との育児観の違いからストレスを感じていた。祖父母学級の導入について検討した結果,52%の母親が祖父母学級の開催を希望していた。祖父母学級の内容としては「祖父母の役割」についてのニーズが最も高く,祖父母に求める役割としては「みること」「聞くこと」「話すこと」の3つが抽出された。
  • 蛎崎 奈津子, 安藤 明子, 安藤 広子, 角川 志穂, 遊田 由希子, 野口 恭子, 福島 裕子, 石井 トク, Natsuko Kakizaki, Akiko Andou, Hiroko Andou, Siho Sumikawa, Yukiko Yuda, Kyoko Noguchi, Yuko Fukushima, Toku Ishii, 岩手県立大学看護学部, 日本看護協会看護教育研究センター, 岩手県立大学看護学部, 岩手県立大学看護学部, 小林産婦人科医院, 岩手県立大学看護学部, 岩手県立大学看護学部, 岩手県立大学看護学部
    岩手県立大学看護学部紀要 = Journal of the Faculty of Nursing, Iwate Prefectural University 9 65-76 2007年1月1日  
    本研究の目的は,ケアの受け手である妊産婦を対象に,私たち助産師に対する認知状況や役割期待を明らかにし,課題を把握することである.自記式質問紙調査票を用い,産後1か月健診を受診した褥婦959名を対象とした実態調査を行った.その結果378名(回収率39.4%)の回答を得,以下3点の課題が見いだされた.1.岩手県の地域特性については,義父母または実父母と同居している者は約3割ほどであるものの,親世代が同じ市町村,近隣の市町村など距離的に近い場所に居住して者の割合が高かった.通院に関しては,9割以上の者が自家用車を利用していた.所要時間の平均は34.1分であり,病院選択時に困惑した経験を持つ者は95名(25.1%)であった.2.助産師の認知状況については,90%以上の者が認知していた.しかし,「自分が出産した病院に『助産師』がいた」と回答した者に対し,その理由をたずねた結果では,「助産師から名乗りを受けた」と直接的に認知した者は3割にも満たず,多くは「名札をみた」,「掲示板をみた」など間接的な認知状況であった.業務内容の認知については「出産」,「産後の母子のケア」についての認知が高く,妊娠期~産褥期・新生児期に各時期における健康診断に関する項目の認知が低かった.3.助産師の役割期待として,妊娠期では「超音波写真など思い出品がほしい」,「児の世話についての指導」,「不安や訴えをゆっくり聞いてほしい」など,今後の助産師外来開設の広がりにより改善できる項目が多かった.分娩時には,「好きな姿勢で出産したい」,「自宅分娩をしたい」といった主体的な出産に対するケア内容よりも「いきみののがし方を教えてほしい」,「そばに付き添っていてほしい」といったスタンダードなケアを求める声が多かった.また産褥期には「児の健康状態の判断方法の説明」,「児の健診や予防接種に関する説明」,「母乳栄養支援」など退院後の生活を見通した支援内容の期待が高かった.A study was conducted to clarify the qualities recognized, and those expected, of a midwife using a questionnaire distributed to 959 women after childbirth in Iwate Prefecture. Responses were obtained from 378 of these women, and the data obtained revealed the following. 1. About 30% of the surveyed women were cohabiting with their parents, or living within a short distance from them. At least 90% of the women went regularly to hospital by car, taking an average of 34.1 minutes. Ninety-five (25.1%) of the women had a trouble when they chose the hospital. 2. At least 90% of the surveyed women recognized the role of a midwife, although the role was considered to be an indirect one by the majority. A high proportion of the women recognized that the midwife's role was valuable with regard to "Birth" and "Care after childbirth", whereas only a low proportion recognized a midwife's role in diagnosis. 3. With regard to expectations of a midwife, some items during the pregnancy period were considered to have been enhanced by the midwife's care. A large proportion of women requested the need for set standards of care at the time of delivery. After childbirth, many aspects of after-care after discharge from hospital were considered to require midwife support.
  • 角川 志穂
    母性衛生 46(1) 100-110 2005年4月  
    初産婦15名(平均年齢28.07±5.12歳)を対象に,妊娠32週から産後1ヵ月まで授乳指導を行い,その効果を明らかにすることを目的に,「自尊感情尺度」「愛着尺度」「母性意識尺度」を用いたアンケート調査を実施し,対照群12名の結果と比較,検討した.その結果,介入群では,妊娠期から産褥期を通して徐々に自尊感情が高まりをみせ,産後1ヵ月までに人工乳に移行せざるを得なかった母親も,母乳を与えている母親と同様,母性意識が高かった.一方,対照群では,人工乳に移行した母親は,母乳を与えている母親に比べて有意に母性意識(肯定的意識)が低いことが分かった
  • 野口 恭子, 蛎崎 奈津子, 角川 志穂
    岩手県立大学看護学部紀要 4 111-114 2002年  

MISC

 13

講演・口頭発表等

 19

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3