基本情報
経歴
2-
2015年7月 - 現在
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2011年 - 2015年
受賞
1-
2013年7月
論文
93-
International Journal of Institutional Research and Management 6(1) 1-14 2022年5月 査読有り
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自治医科大学看護学ジャーナル 19 3-12 2022年3月へき地診療所医師の捉える特定行為研修修了看護師(以下,研修修了看護師)の認知度,期待等を明らかにすることを目的に,全国1,018のへき地診療所の医師を対象に,研修制度の認知,研修修了看護師への期待,医行為の実施状況などについて無記名自記式質問紙を郵送調査し,172部(16.9%)の有効回答を得た。研修制度の認知度は「聞いたことがある」が約5割であった。医師の医行為の実施状況は,創傷管理関連が最も多く,血糖や感染などの各種薬剤投与・調整管理が続いた。必要だと考える特定行為区分は,医師の実施する医行為の結果と概ね同様で,薬物療法に関わる知識や自己管理支援等の能力を有する特定行為・行為区分の受講でも活動が期待できると考える。また,研修修了看護師への期待は【エビデンスに基づく適切な医療及び看護の提供】,【医師がタイムリーに動けない時や不在時の対応】などで高く,【医師の負担軽減や診療支援】は低い傾向があり,医師は医師として,看護師は看護師としての責任や専門性をもって,協働すべきと考えており,タスクシェアとなる活動が期待されていることが推察された。(著者抄録)
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日本ルーラルナーシング学会誌 16 11-17 2021年3月【目的】へき地医療拠点病院における看護師特定行為研修修了看護師の確保のために、研修の受講促進につながる検討材料としてへき地医療拠点病院の看護管理者の特定行為に係る看護師の研修の認知度や期待、研修状況、必要と考える特定行為区分などを明らかにした。【方法】へき地医療拠点病院の看護管理者を対象に、郵送にて無記名自記式質問紙調査を実施した。【結果】回収数(率)142部(47.6%)。看護管理者の研修制度の認知度は96.2%で、80%前後がへき地医療において活動に「大変期待」「期待している」であった。さらに、必要だと考えている特定行為区分は、「創傷管理関連」「栄養及び水分管理関連に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「感染に係る薬剤投与関連」の順で多かった。【考察】認知度が9割以上であるのに比べて、修了看護師ならびに研修中の看護師の在職は約2割と少ない現状であり、受講促進につながる対策が必要である。へき地医療で活用しやすい区分として、【在宅・慢性期領域パッケージ】に加え、「感染に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」などが考えられ、これらの周知を図ることでへき地医療拠点病院における研修の受講促進の一つの対策になると考える。(著者抄録)
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Information and Technology in Education and Learning 1(1) Pra-p002 2021年
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Proceedings - 2020 9th International Congress on Advanced Applied Informatics, IIAI-AAI 2020 838-839 2020年9月1日An orientation course (OC) created to facilitate self-regulated learning was evaluated for effectiveness. Learners who participated in the OC were able to carry out their learning plans ahead of time or as planned, compared to those who did not implement the OC. The results of this study suggest that the experience of rotating the self-regulation cycle in the OC increased the learners' metacognition of their thinking process and learning strategies, leading to setting reasonable goals and executing their plans.
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日本ルーラルナーシング学会誌 15 1-16 2020年3月 査読有り本研究は特定行為研修修了者の活動による影響を,修了者が所属する施設管理者および修了者が協働している医師の捉え方を通して明らかにすることを目的とし,自記式質問紙調査を実施した。施設管理者及び医師が共通して捉えている修了者の活用による患者および家族への影響は,{患者の苦痛・負担の軽減と安心感の高まり},{修了者の説明や相談対応による患者・家族の病気や治療の理解促進}等であった.修了者の所属施設の管理者及び修了者と協働している医師が捉えている医師への影響は,{特定行為に関わる医師の業務量の減少},{多重業務および患者への早期対応による医師の負担軽減},{看護師からの診断や治療に必要な情報について報告への信頼の高まり},{重症度・緊急度の高い患者等医師が対応しなければならない業務時間の確保ができるようになった}等であった.今後は,チーム医療の推進に向けて,アウトカムを明確にするために患者やその家族からのフィードバックが必要である.(著者抄録)
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日本ルーラルナーシング学会誌 14 15-28 2019年3月[目的]地域ケア実践看護師のコンピテンシーを明らかにする。[方法]研究対象は、A大学で開発した地域ケアスキル・トレーニングプログラムの受講者と看護管理者で同意の得られた者47名に、半構成的面接法を実施した。分析方法は質的内容分析をした。[結果]地域ケア実践看護師のコンピテンシーは、『ICT等による新たな学習方法を通して学習スタイルを拡大し継続する力』『地域で培われた対象者の価値観・関係性を包括的に把握する力』『地域内外の資源を調整し、工夫する力』『対象者が地域で暮らし続けるためのヘルスケアチームづくりおよびチームを育成する力』『医師との協働により隙間のない医療体制を創り上げる力』の5つが生成された。(著者抄録)
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8th International Congress on Advanced Applied Informatics(IIAI-AAI) 347-350 2019年 査読有り
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Simulation in Healthcare 12(6) e19-e19 2017年12月 査読有り
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日本遠隔医療学会学術大会プログラム・抄録集 21回 57-57 2017年9月
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日本シミュレーション医療教育学会雑誌 5 30-34 2017年8月平成27年10月1日より、特定行為に係る看護師の研修制度が施行され、指定研修機関として研修が開始した。研修の共通科目に実践的理解力、思考力、判断力、高度な専門的知識と技能を向上のために特定行為基礎実習Iがある。本研究はICTを活用した遠隔教育による「演習」と集合研修の「シミュレーション実習」の企画の評価と今後の示唆を得ることを目的とした。結果、ARCSモデルの注意、関連性、満足感は肯定的評価を得ており、遠隔教育による演習から集合研修のシミュレーション実習へ繋ぐ企画の効果はあった。自信の否定的評価から、今後の実習目的や目標の説明方法や実践指導における指導者の関わり方について改善点の示唆を得た。(著者抄録)
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日本シミュレーション医療教育学会雑誌 5 30-34 2017年8月 査読有り平成27年10月1日より、特定行為に係る看護師の研修制度が施行され、指定研修機関として研修が開始した。研修の共通科目に実践的理解力、思考力、判断力、高度な専門的知識と技能を向上のために特定行為基礎実習Iがある。本研究はICTを活用した遠隔教育による「演習」と集合研修の「シミュレーション実習」の企画の評価と今後の示唆を得ることを目的とした。結果、ARCSモデルの注意、関連性、満足感は肯定的評価を得ており、遠隔教育による演習から集合研修のシミュレーション実習へ繋ぐ企画の効果はあった。自信の否定的評価から、今後の実習目的や目標の説明方法や実践指導における指導者の関わり方について改善点の示唆を得た。(著者抄録)
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自治医科大学看護学ジャーナル 14 45-45 2017年3月 査読有り
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日本ルーラルナーシング学会誌 12 27-35 2017年2月看護師の特定行為研修について,就労地域や施設規模による受講機会や研修内容の格差を最小限にする方策を検討するために,看護職を対象としたICT教育・研修の実態と課題を明らかにすることを目的とした.全国の特定機能病院,へき地医療拠点病院及び100床以上400床未満の病院(計800施設)に対し郵送自記式質問紙調査を実施した.その結果,ICT教育等を実施しているのは特定機能病院では約7割で,へき地医療拠点病院及び100床以上400床未満の病院よりも有意に割合が高かった.実施群の教育対象者の課題である「モチベーションが続かない」は,へき地医療拠点病院及び100床以上400床未満の病院では特定機能病院よりも有意に割合が高かった.未実施群の組織上・実施上の課題は,病院種別に関わらず「運用・管理の経費が大きい」,「ICT環境が整っていない」の順に多かった.方策として,ICTによる研修を実施するための研修機関側の環境整備に関する方策,受講者個々の学習目標到達状況及び進度に合わせたICT教育にかかわる学習支援方策,ICT教育の運用・管理にかかわる負担を軽減するための方策等が必要であると考えられた.(著者抄録)
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日本ルーラルナーシング学会 12 19-26 2017年2月 査読有り
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BMC MEDICAL EDUCATION 16(1) 245 2016年9月 査読有りBackground: Progress testing (PT) is used in Western countries to evaluate students' level of functional knowledge, and to enhance meaning-oriented and self-directed learning. However, the use of PT has not been investigated in East Asia, where reproduction-oriented and teacher-centered learning styles prevail. Here, we explored the applicability of PT by focusing on student perceptions. Methods: Twenty-four students from Years 2, 3, and 5 at Jichi Medical University in Japan attended a pilot PT session preceded by a brief introduction of its concept and procedures. Variations in obtained test scores were analyzed by year, and student perceptions of PT were explored using focus groups. Results: Formula scores (mean +/- standard deviation) in Years 2, 3, and 5 were 12.63 +/- 3.53, 35.88 +/- 14.53, and 71.00 +/- 18.31, respectively. Qualitative descriptive analysis of focus group data showed that students disfavored testing of medical knowledge without tangible goals, but instead favored repetitive assessment of knowledge that had been learned and was tested on a unit basis in the past in order to achieve deep learning. Further, students of all school years considered that post-test explanatory lectures by teachers were necessary. Conclusions: East Asian students' perceptions indicated that, in addition to their intensive memorization within narrow test domains compartmentalized by end-of-unit tests, the concept of PT was suitable for repetitive memorization, as it helped them to integrate their knowledge and to increase their understanding. Post-test explanatory lectures might lessen their dislike of the intangible goals of PT, but at the expense of delaying the development of self-directed learning. Key issues for the optimization of PT in East Asia may include administration of PT after completed end-of-unit tests and a gradual change in feedback methodology over school years from test-oriented post-test lectures to the provision of literature references only, as a means of enhancing test self-review and self-directed learning.
MISC
60-
地域ケアリング / 地域ケアリング企画編集委員会 編 24(9) 39-41 2022年8月
講演・口頭発表等
3所属学協会
5共同研究・競争的資金等の研究課題
8-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2021年3月