研究者業績

門田 行史

モンデン ユキフミ  (monden yukifumi)

基本情報

所属
自治医科大学 附属病院 とちぎ子ども医療センター小児科 准教授
学位
医学博士(自治医科大学)

研究者番号
80382951
J-GLOBAL ID
201301052901808261
researchmap会員ID
B000230064

2010年にMonden labを開設しました。研究室ホームページ http://mon-lab.weblike.jp/
研究テーマである神経発達症については、『脳機能研究』と『PCITを中心とした行動療法』を中心に取り組んでおります。


受賞

 15

論文

 103
  • 門田 行史, 中瀬 葉子, 中村 幸恵, 早瀬 朋美, 翁 由紀子, 柏井 良文, 郡司 勇治, 今村 俊彦, 森本 哲, 桃井 真里子
    小児科臨床 64(9) 2047-2051 2011年9月  
    急性リンパ性白血病/非ホジキンリンパ腫の初発症状の5%に眼球突出があり、視力の保持の観点からは重要な所見である。今回我々は視力について異なる転帰をとった2例を経験した。症例1は2歳の男児。主訴は右眼球突出。眼症状以外の所見なく、CTで眼窩内腫瘤があり、発症1ヵ月時に摘出術を実施し、病理像はsmall round cell tumorであった。骨髄穿刺で芽球を67%認め、B前駆型急性リンパ性白血病(ALL)と診断し、発症後8週目から化学療法を開始した。眼窩の残存腫瘤は速やかに消失し寛解したが、右側の視力は光覚弁であった。症例2は6ヵ月の女児。主訴は左眼球突出。MRIで眼窩内腫瘤を認めた。胸水貯留があり、胸腔穿刺でB前駆型非ホジキンリンパ腫と診断し、発症3週間目にALLに準じた化学療法を開始した。速やかに眼窩腫瘤は消失、寛解し、視力は保たれた。眼窩腫瘤の原因鑑別診断には急性白血病/非ホジキンリンパ腫を鑑別する必要がある。(著者抄録)
  • Monden Yukifumi, Shiraishi Hirohiko, Ichida Fukiko, Momoi Mariko
    Pediatric Cardiology 32(2) 206-7 2011年2月  査読有り筆頭著者
  • 門田 行史, 山形 崇倫, 福田 冬季子, 森 雅人, 杉江 秀夫, 桃井 真里子
    小児科臨床 63(2) 265-270 2010年2月  
    小児および若年性欠神てんかんは、特発性全般てんかんに分類されているが、欠神てんかんのなかに前頭葉欠神と呼ばれる、発作焦点が前頭領域に推定される一群が存在することが知られている。欠神てんかんに複雑部分発作を合併し、前頭葉欠神と考えられる男児例を経験した。本例は、2歳6ヵ月時に欠神発作が出現し、過呼吸で誘発される3Hzの全汎性棘徐波複合があり、9歳時に意識減損、姿勢発作を伴う複雑部分発作を示し、発作間歇期脳波では左右独立した前頭部棘波や前頭部を起始として急速に全汎化する3Hz棘徐波複合を認めた。前頭葉欠神は、年齢により発作型/病態が異なると考えられ、どの時期にどの治療薬を選択するか、治療法を検討する必要がある。(著者抄録)

MISC

 139

書籍等出版物

 2

講演・口頭発表等

 18

共同研究・競争的資金等の研究課題

 9

産業財産権

 3

学術貢献活動

 1

社会貢献活動

 14

その他

 5