基本情報
研究キーワード
4経歴
1-
2009年 - 現在
学歴
2-
- 1987年
-
- 1987年
委員歴
11受賞
12論文
539-
Journal of Epidemiology 27(1-2) 8 2017年2月
-
心臓 49(2) 103 2017年2月背景:Brugada症候群における心室性不整脈イベントにおいて就寝中や食後などの副交感神経活性との関連性が示唆されている。しかしながら不整脈発生時の状況およびtriggerとなる生活要因に関して、いまだ不明な点も多い。われわれはBrugada症候群における不整脈イベントの発生状況を検討した。方法:当院で植込み型除細動器(ICD)植込み術を施行したBrugada症候群連続32例を対象にICD適切作動を認めた患者背景を検討した。心室性不整脈に対しての適切動作を起こした9例と作動のなかった23例を比較検討した。ICD植込み前を含め心室性不整脈のみられた11例においてイベント発生時の血清カリウム値の関連について検討した。結果:適切作動と習慣性飲酒の関連性について検討した結果、適切作動群において有意に習慣性飲酒を多く認めた(適切作動群89%vs非作動群35%、p=0.002)。適切作動イベントに関す
-
医学のあゆみ 260(5) 353 2017年2月高血圧は日本人の心血管イベントに対する最大のリスク因子であり、24時間にわたる厳格な血圧コントロールが重要である。「高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)」では診察室外血圧測定が重視され、家庭血圧測定や24時間自由行動下血圧測定の普及とともに、白衣高血圧や仮面高血圧という概念が広く認識されるようになった。仮面高血圧の病態のなかでも早朝高血圧と夜間高血圧は臓器障害や心血管イベント発症と密接に関連しており、積極的な治療介入が必要である。血圧変動性の増大は臓器予後と関連するが、その背後には全身血行動態アテローム血栓症候群(SHATS)の病態があり、SHATSを構成する血管障害と血行動態ストレスの2つの要素は相乗的に悪循環を加速させ、心血管イベントのトリガーとなる。SHATSの病態のなかでも、まずは早朝高血圧を治療ターゲットにすることがSHATSの悪循環を断ち切るうえで重要である。そして
-
Journal of Epidemiology 27(1-2) 8 2017年2月
-
心臓 49(2) 103 2017年2月背景:Brugada症候群における心室性不整脈イベントにおいて就寝中や食後などの副交感神経活性との関連性が示唆されている。しかしながら不整脈発生時の状況およびtriggerとなる生活要因に関して、いまだ不明な点も多い。われわれはBrugada症候群における不整脈イベントの発生状況を検討した。方法:当院で植込み型除細動器(ICD)植込み術を施行したBrugada症候群連続32例を対象にICD適切作動を認めた患者背景を検討した。心室性不整脈に対しての適切動作を起こした9例と作動のなかった23例を比較検討した。ICD植込み前を含め心室性不整脈のみられた11例においてイベント発生時の血清カリウム値の関連について検討した。結果:適切作動と習慣性飲酒の関連性について検討した結果、適切作動群において有意に習慣性飲酒を多く認めた(適切作動群89%vs非作動群35%、p=0.002)。適切作動イベントに関す
-
医学のあゆみ 260(5) 353 2017年2月高血圧は日本人の心血管イベントに対する最大のリスク因子であり、24時間にわたる厳格な血圧コントロールが重要である。「高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)」では診察室外血圧測定が重視され、家庭血圧測定や24時間自由行動下血圧測定の普及とともに、白衣高血圧や仮面高血圧という概念が広く認識されるようになった。仮面高血圧の病態のなかでも早朝高血圧と夜間高血圧は臓器障害や心血管イベント発症と密接に関連しており、積極的な治療介入が必要である。血圧変動性の増大は臓器予後と関連するが、その背後には全身血行動態アテローム血栓症候群(SHATS)の病態があり、SHATSを構成する血管障害と血行動態ストレスの2つの要素は相乗的に悪循環を加速させ、心血管イベントのトリガーとなる。SHATSの病態のなかでも、まずは早朝高血圧を治療ターゲットにすることがSHATSの悪循環を断ち切るうえで重要である。そして
-
Journal of Epidemiology 27(1-2) 8 2017年2月
-
心臓 49(2) 103 2017年2月背景:Brugada症候群における心室性不整脈イベントにおいて就寝中や食後などの副交感神経活性との関連性が示唆されている。しかしながら不整脈発生時の状況およびtriggerとなる生活要因に関して、いまだ不明な点も多い。われわれはBrugada症候群における不整脈イベントの発生状況を検討した。方法:当院で植込み型除細動器(ICD)植込み術を施行したBrugada症候群連続32例を対象にICD適切作動を認めた患者背景を検討した。心室性不整脈に対しての適切動作を起こした9例と作動のなかった23例を比較検討した。ICD植込み前を含め心室性不整脈のみられた11例においてイベント発生時の血清カリウム値の関連について検討した。結果:適切作動と習慣性飲酒の関連性について検討した結果、適切作動群において有意に習慣性飲酒を多く認めた(適切作動群89%vs非作動群35%、p=0.002)。適切作動イベントに関す
-
医学のあゆみ 260(5) 353 2017年2月高血圧は日本人の心血管イベントに対する最大のリスク因子であり、24時間にわたる厳格な血圧コントロールが重要である。「高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)」では診察室外血圧測定が重視され、家庭血圧測定や24時間自由行動下血圧測定の普及とともに、白衣高血圧や仮面高血圧という概念が広く認識されるようになった。仮面高血圧の病態のなかでも早朝高血圧と夜間高血圧は臓器障害や心血管イベント発症と密接に関連しており、積極的な治療介入が必要である。血圧変動性の増大は臓器予後と関連するが、その背後には全身血行動態アテローム血栓症候群(SHATS)の病態があり、SHATSを構成する血管障害と血行動態ストレスの2つの要素は相乗的に悪循環を加速させ、心血管イベントのトリガーとなる。SHATSの病態のなかでも、まずは早朝高血圧を治療ターゲットにすることがSHATSの悪循環を断ち切るうえで重要である。そして
-
Journal of Epidemiology 27(1) 8-13 2017年1月
-
Circulation Journal 81(2) 220 2017年1月
-
Journal of Epidemiology 27(1) 8-13 2017年1月
-
Journal of Epidemiology 27(1) 8-13 2017年1月
-
Journal of Epidemiology 27(1) 8-13 2017年1月
-
Circulation Journal 81(2) 220 2017年1月
-
Circulation Journal 81(2) 220 2017年1月
MISC
221-
日本循環器学会学術集会抄録集 88回 PJ122-2 2024年3月
-
Hypertension Research 2024年Hypertension, a disease whose prevalence increases with age, induces pathological conditions of ischemic vascular disorders such as cerebral infarction and myocardial infarction due to accelerated arteriosclerosis and circulatory insufficiency of small arteries and sometimes causes hemorrhagic conditions such as cerebral hemorrhage and ruptured aortic aneurysm. On the other hand, as it is said that aging starts with the blood vessels, impaired blood flow associated with vascular aging is the basis for the development of many pathological conditions, and ischemic changes in target organs associated with vascular disorders result in tissue dysfunction and degeneration, inducing organ hypofunction and dysfunction. Therefore, we hypothesized that hypertension is associated with all age-related vascular diseases, and attempted to review the relationship between hypertension and diseases for which a relationship has not been previously well reported. Following our review, we hope that a collaborative effort to unravel age-related diseases from the perspective of hypertension will be undertaken together with experts in various specialties regarding the relationship of hypertension to all pathological conditions. (Figure presented.).
-
Journal of Clinical Hypertension 23(9) 1681-1683 2021年9月1日
-
Journal of Clinical Hypertension 23(8) 1526-1528 2021年8月1日
所属学協会
11Works(作品等)
2共同研究・競争的資金等の研究課題
28-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2027年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2020年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2020年7月 - 2023年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2019年4月 - 2023年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2018年4月 - 2023年3月