基本情報
経歴
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2022年4月 - 現在
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2018年4月 - 2022年3月
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2014年4月 - 2018年3月
論文
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日本エンドオブライフケア学会誌 7(1) 16-25 2023年3月 査読有り
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日本難病看護学会誌 20(3) 177-189 2016年3月 査読有り筆頭著者我が国のMNDの人々は、延命治療に関する絶え間ない選択を迫られ、ゆらぎ続けている。MNDの人々の自律した選択を支えるために、入院中彼らと最も長い時間関わる病棟看護師への期待は少なくないが、看護師たちがどのような支援に適切さを意味づけているかは未だ明らかではない。その理由として、退院後もゆらぎ続ける患者のありようから支援を評価する困難さがあると考え、本研究では、患者の再入院の有無において特徴が異なる2つの病院の病棟の看護師計10名を対象とした面接調査を実施した。質的統合法による分析の結果、異なる背景をもつ病棟看護師にも、支援の適切さについて類似した意味づけ方があることが明らかになった。MNDの人々が病棟看護師をより頼らなくなるとき、研究協力者たちは支援の適切さをより明らかに意味づけていた。本研究の結果は「control」に関するMNDの人々の研究結果に通底するものがあり、支援の論理の新たな側面を示唆するものであった。(著者抄録)
MISC
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難病と在宅ケア 27(9) 40-44 2021年12月筋萎縮性側索硬化症(ALS)の人々が異常をとらえる「葛藤を伴う活動場面」に着目し、ALSの人々がコントロール感覚をどのように維持・安定させているかについて文献検討を行った。医学中央雑誌Web版において「ALS」「葛藤」「経験」をキーワードとした2010年から2020年に発表された文献の検索を行った。67件が抽出され、研究内容との合致などについて検討し、最終的に6文献を分析対象とした。レビューの結果、ALSの人々の葛藤を伴う活動場面として「治療方法の選択が先送りになる場面」「コミュニケーション手段を確立しようとする場面」「治療方法(呼吸療法、栄養療法)を決定する場面」「痙縮による耐えがたい疼痛を吐露する場面」の4場面が抽出された。看護師には外的な「環境」を整えることだけでなく、ALS療養者の「活動」を確かに受け取ったという実践や、ALS療養者の「活動」に対する応答性を高める実践などが必要であることが示唆された。
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訪問看護と介護 23(1) 62-67 2018年1月
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訪問看護と介護 22(4) 326-331 2017年4月
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訪問看護と介護 22(1) 66-71 2017年1月
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看護技術 62(12) 1271-1275 2016年10月
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千葉大学大学院看護学研究科紀要 (35) 31-36 2013年3月 査読有り2012年8月30日~10月7日にスペイン・マドリードで開催された世界規模の学生建築コンペティション「ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ2012」 に看護学研究科大学院生2名が派遣された.本大会は生活に必要なエネルギーを全て太陽光でまかなう次世代住宅の建築の評価を競うもので,建物の設計・施工・解体,大会期間中の審査対応,協賛企業の募集等すべてを学生主体で行うものである.学生ソーラー建築の「オリンピック」とも呼ばれるもので,本大会は10年ほど前から開催されていたが日本の出場歴はなく,今回千葉大学が日本代表として大会初出場となった.このプロジェクトの中心は工学研究科であるが,千葉大学の総合大学としての特色を活かし,文学部・教育学部・理学研究科・園芸学研究科なども関わっており,看護学研究科は長期に渡る海外滞在中の健康安全管理を担う目的で参加の運びとなった.本報告では看護学研究科大学院生による看護職としての臨床経験を活かした活動や,大会プロジェクト参加から示唆された学際的・国際的活動の意義について報告する.
書籍等出版物
1主要な講演・口頭発表等
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日本難病看護学会誌 2020年10月 (一社)日本難病看護学会医中誌ID 2021040215
共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2016年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2015年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2016年4月 - 2019年3月