基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属さいたま医療センター周産期母子医療センター周産期科新生児部門/総合医学第二講座 教授
- 学位
- 医学博士(日本大学)医科学修士(日本大学)
- 研究者番号
- 00318396
- J-GLOBAL ID
- 200901087227924264
- researchmap会員ID
- 1000286170
研究キーワード
13経歴
8-
2016年11月 - 現在
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2014年4月 - 2016年10月
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1998年4月 - 2014年3月
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1997年6月 - 1998年3月
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1996年6月 - 1997年5月
学歴
1-
- 1993年
委員歴
6-
2014年7月 - 現在
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1999年 - 現在
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2012年4月 - 2017年3月
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2013年7月 - 2015年6月
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2010年9月 - 2013年9月
論文
335-
TRANSPLANTATION PROCEEDINGS 36(2) 367-369 2004年3月 査読有り
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日本小児外科学会雑誌 40(4) 577-582 2004年【目的】当院で経験した食道閉鎖根治術を行った24例について検討し,術後成績に影響する因子を明らかにすることを目的として検討した.【対象と方法】1975年1月から2003年9月までに当科で経験した先天性食道閉鎖症36例中,根治術を行った24例を生存例17例(A群)と死亡例7例(B群)の2群に分けて,Waterston分類,Montreal分類,Spitz分類,IUGRの有無,羊水過多の有無,妊娠週数,分娩法,出生体重,Apgar score, Retraction score(Silverman-Anderson),盲端に終わる上下食道間の距離(以下GAP)/出生身長,合併奇形ならびに術前の合併症,術後合併症,死亡時期や死因等について検討を加えた.【結果】根治術を行った24例全例がGross C型で,A群は17例(70.8%),観察期間は,術後1年から28年で平均15.0年.B群は7例(29.2%),術後4日目から382日目,平均135日目で死亡にいたった.B群の直接死因においては,呼吸器系合併症の占める割合が高かった.出生前では,IUGR,羊水過多,妊娠週数,分娩法においてA群とB群に有意差は認めなかった.出生後では,出生体重,Apgar score, Retraction score,呼吸窮迫症候群(以下RDS)の有無に有意差を認めた.手術時では,GAP/出生身長はB群において有意に高かった.B群の7例中5例の直接死因は術後の呼吸器系合併症であり,肺炎を高頻度に合併していた.われわれの症例をWaterston分類,Montreal分類,Spitz分類と比較すると,Waterston分類とSpitz分類においてその妥当性に有意差を認めた.【結論】先天性食道閉鎖症の手術症例において,出生体重と術前呼吸器合併症がその予後に強く関係し,Waterston分類,Spitz分類による危険度分類が適切であると思われた.術前術後を通じて,呼吸器系合併症をコントロールすることが予後の向上に重要であることが示唆された.
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日本小児外科学会雑誌 40(2) 231-232 2004年
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日本小児外科学会雑誌 40(5) 691-696 2004年VATER associationとは胎生期の中胚葉系分化異常による先天奇形で,椎骨異常,鎖肛,気管食道瘻,橈骨あるいは腎の異形成のうち3要素以上を1個体に認める症例をいう.われわれの調べた限りでは,本邦におけるVATER associationの報告は65例であり,1個体に4要素のすべてが合併した完全型としての報告例は比較的少ない.当施設で経験したVATER associationの完全型2例について文献的考察を加えて報告する.いずれの症例も先天性食道閉鎖症Gross分類でC型の患児で,症例1は仙骨形成異常,鎖肛,橈骨欠損および総動脈幹症を合併し,日給1に胃瘻造設術および人工肛門造設術を施行したが,心奇形による心不全により根治術を施行することなく日給155に死亡した.症例2は二分脊椎,仙骨形成異常,鎖肛,左腎無形成を合併し,日齢0に胃瘻造設術,人工肛門造設術および一期的根治術(気管食道痩切離閉鎖術,食道食道端々吻合術)を施行し,現在も入院加療中である.
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日本小児外科学会雑誌 40(3) 360-360 2004年
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JOURNAL OF PERINATAL MEDICINE 32(2) 187-189 2004年 査読有り
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HEPATO-GASTROENTEROLOGY 50(54) 1959-1962 2003年11月 査読有り
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HEPATO-GASTROENTEROLOGY 50(52) 1050-1053 2003年7月
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HEPATO-GASTROENTEROLOGY 50(52) 1050-1053 2003年7月 査読有り
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日本大腸肛門病学会雑誌 56(3) 103-113 2003年3月1日全大腸炎型活動期の潰瘍性大腸炎(UC)では,上部消化管運動異常があり,下痢を伴う頻便は胃排出機能の充進により,増悪される可能性が報告されている.そこで,全大腸炎型活動期重症UC5例(男性4例,女性1例,29~49歳,平均38.6歳)について,健常人14例(男性10例,女性4例,24~46歳,平均35.8歳)を対照に,半固形食胃排出機能(全粥に99mTc標識ラジオアイソトープ法)と液体食胃排出機能(オレンジジュースを用いたアセトアミノフェン法)を検討した.その結果,UCでの半固形食および液体食の胃排出曲線はともに,対照と有意差なく類似の排出パターンを示した.以上より,全大腸炎型活動期重症UCの胃排出機能は正常に機能しており,頻便には関与していないものと思われた.
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日本小児外科学会雑誌 39(6) 721-721 2003年
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JOURNAL OF PEDIATRIC SURGERY 37(12) 1747-1750 2002年12月 査読有り
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HEPATO-GASTROENTEROLOGY 49(48) 1540-1544 2002年11月 査読有り
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DISEASES OF THE COLON & RECTUM 45(5) 593-600 2002年5月 査読有り
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日本小児外科学会雑誌 38(1) 133-133 2002年
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日本小児外科学会雑誌 38(3) 537-537 2002年
MISC
112-
日本小児外科学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 53(2) 266-271 2017年4月
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日本外科学会雑誌 115(2) 554-554 2014年3月5日
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日本外科学会雑誌 115(2) 718-718 2014年3月5日