基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属さいたま医療センター周産期母子医療センター周産期科新生児部門/総合医学第二講座 教授
- 学位
- 医学博士(日本大学)医科学修士(日本大学)
- 研究者番号
- 00318396
- J-GLOBAL ID
- 200901087227924264
- researchmap会員ID
- 1000286170
研究キーワード
13経歴
8-
2016年11月 - 現在
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2014年4月 - 2016年10月
-
1998年4月 - 2014年3月
-
1997年6月 - 1998年3月
-
1996年6月 - 1997年5月
学歴
1-
- 1993年
委員歴
6-
2014年7月 - 現在
-
1999年 - 現在
-
2012年4月 - 2017年3月
-
2013年7月 - 2015年6月
-
2010年9月 - 2013年9月
主要な論文
335-
JOURNAL OF PEDIATRIC SURGERY 50(8) 1352-1358 2015年8月 査読有りBackground/purpose: Mainstreammodels for anal sphincter injury use large animals. We developed a simple and stable anal sphincter injury model in a small animal (i.e., rats) to obtain manometry measurements by using a miniaturized probe and applying cardiotoxin. Methods: The histological structure of the anal canal was evaluated by using manometry in normal rats (n = 40). We damaged the internal and external anal sphincters by locally administering snake poison (cardiotoxin; 20 uM, 100 mu L 8 points). We evaluated the anal canal function through manometry measurements (n = 5) and examined the histology using hematoxylin-eosin staining (at each time point, n = 3; total n = 15). Results: The manometry parameters and structure of the anal canal of normal rats were similar to those of humans, because rats have resting pressure, rectoanal reflex in the manometry, and an external and internal anal sphincter. After inducing injury, the following findings were observed: rhythmic wave loss and a remarkable reduction in the anal sphincter resting pressure; and local bleeding and advanced infiltration of the inflammatory cells (day 1) and the loss of muscle fibers (day 3). Conclusion: This new rat model will contribute to increasing the knowledge on the anal canal. (C) 2015 Elsevier Inc. All rights reserved.
MISC
112-
日本消化器外科学会雑誌 39(7) 1225-1225 2006年7月1日
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日本平滑筋学会雑誌 10(1) "J-16" 2006年4月28日
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 43(3) 436-436 2006年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 43(3) 515-515 2006年
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日本消化器外科学会雑誌 38(7) 1015-1015 2005年7月1日
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Journal of smooth muscle research. Japanese section 9(1) "J-22" 2005年4月28日
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(1) 124-124 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 701-701 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 518-518 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 711-711 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 704-704 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(4) 882-887 2005年Malignant rhabdoid tumor of the kidney(MRTK)は小児腎腫瘍では稀であり,予後は極めて不良で,治療法も未だ確立されていない.今回我々は中枢神経系腫瘍を合併したMRTKの4か月女児例を経験したので報告する.血尿を主訴に来院し,CT画像で右腎に腫瘤を認めた.腫瘤を完全摘出し,病理組織学的にMRTKと診断した.小脳に腫瘍を認めた.原発部位への放射線照射,THP-adriamycinを含めた多剤併用化学療法を施行し,小脳腫瘍は縮小したが,原発巣周囲リンパ節,肝転移により再発し診断後8か月で死亡した.
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 563-563 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42(3) 615-615 2005年
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 41(2) 305-305 2004年
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日本外科系連合学会誌 28(5) 912-915 2003年10月30日紫斑の出現前に腹部症状が先行して発症したHenoch-Schonlein紫斑病の1例を経験した。発症から紫斑の出現までに13日間経過し, その間に消化管内視鏡検査および腹腔鏡検査を施行した。消化管内視鏡検査においては, 十二指腸球部から下行脚にかけ粘膜に強い糜爛・発赤・浮腫を認め, また回腸および結腸粘膜においては全体的に浮腫状で易出血性であった。腹腔鏡検査にて腸管の肥厚・浮腫が著名で, 一部漿膜面の発赤が著しい部分が散在し, 腸間膜に多数の出血斑を認めた。以上の所見より本疾患を疑い, 紫斑が出現する以前よりステロイドのパルス療法を開始したところ, 腹痛の改善を認めた。本症例のように腹部症状が先行する症例では, 皮膚症状がみられなくても消化管内視鏡検査, 腹腔鏡検査により診断し, 治療を開始することが可能と考えられた。
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日本産婦人科・新生児血液学会誌 = The Japanese journal of obstetrical, gynecological & neonatal hematology 12(1) "S-21"-"S-22" 2002年5月1日
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日本消化器外科学会雑誌 34(11) 1582-1586 2001年11月1日潰瘍性大腸炎でJ型回腸嚢肛門吻合術を受けた15症例(回腸瘻閉鎖術後2年目;男性10例, 女性5例, 22〜57歳, 平均40.2歳)について, 体表手術症例16例(A群)(男性10例, 女性6例, 18〜50歳, 平均38.9歳)を対照に用い, soilingを認めない5症例(B群), 水様便時のみsoilingを認める5症例(C群), 便性に関係無くsoilingを認める5症例(D群)の4群に分類し, 陰部神経伝導時間値を比較検討した.その結果, 1)陰部神経伝導時間は, 全症例において左右無く測定された.2)D群はA, B, C群より有意に延長していた(それぞれ, p<0.01).3)C群はA, B群より有意に延長していた(それぞれ, p<0.05).4)A, B群間に有意差は認めなかった.以上のことより, 陰部神経伝導時間が遅延を来すほど, soilingを悪化させることが示唆された.
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日本外科系連合学会誌 26(5) 1312-1316 2001年10月30日小児期の潰瘍性大腸炎と大腸腺腫症におけるJ型回腸嚢肛門吻合術後例を, 肛門管電流感覚閾値測定検査により, 回腸瘻閉鎖術後1年目 (A群) と2年目 (B群) におけるsoilingの有無から肛門感覚機能について, 対照 (C群) と比較検討した。A群では, 80.0%にsoilingを認めたが, B群ではsoilingは認められなかった。肛門管電流感覚閾値は術後1年目のみ, 歯状線下部だけにおいてA群はB, C群より明らかに高値を示した。術後2年目ではA, B, C群の間に有意差は認められなかった。術後1年目では, 陰部神経知覚枝の手術操作による損傷が下部のみに存在し, 2年目ではその機能が改善すると思われた。なお, 排ガス・排便識別感覚は術後1カ月以内から正常に認めたことから, continence維持に重要な歯状線から口側の粘膜剥離を行っても, 同部の感覚能に問題は無かったが, soiling発生に肛門管下部感覚の低下が関与したと思われた。
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日本消化器外科学会雑誌 34(5) 465-469 2001年5月1日潰瘍性大腸炎と大腸腺腫症の5症例(男性3例, 女性2例, 10〜15歳, 平均13.0歳)についてJ型回腸嚢肛門吻合術後soilingの病態解明を目的に, 回腸瘻閉鎖術後1年目(A群)と2年目(B群)における陰部神経伝導時間について, 対照16症例(C群 : 男性10例, 女性6例, 12〜18歳, 平均15.4歳)を用いて比較検討した. その結果, 右側ではA群2.85±0.72ms, B群1.78±0.37ms, C群1.76±0.32msであり, A群がB, C群より有意に延長していた(p<0.01). 左側ではA群2.95±0.25ms, B群1.86±0.31ms, C群1.84±0.41msであり, A群がB, C群より有意に延長していた(p<0.01). すなわち, 左右両側において, A群がB, C群より明かに伝導時間の延長を示した. よって, 術後1年目までのsoilingの原因として, 陰部神経への手術操作による損傷が考えられ, 2年目ではその機能が改善し, soilingは治癒するものと思われた.
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Journal of smooth muscle research. Japanese section 5(1) J-10 2001年4月27日
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日本消化器外科学会雑誌 33(10) 1758-1761 2000年10月1日排便障害(残便感, 便秘, 排便困難, 会陰部重圧感など)の有無により, rectocele例(全例女性;有症状38例, 無症状16例)の病態生理学的相違があるかどうかの解明を目的に, 直腸肛門内圧検査法を用いて, 排便異常のない女性(16例)を対照に比較検討した.その結果, 排便障害の有無に関係なく, 内・外肛門括約筋機能(対照に比較して, 肛門管最大静止圧と肛門管最大随意収縮圧は明らかに低値), 直腸貯留能(対照に比較して, 直腸最大耐容量は低値, コンプライアンスは明らかに低値), 直腸感覚能(直腸最小知覚量と直腸最小耐容量は高値)などの低下を認めた.そして, 直腸内圧は対照より明らかに高値を示した.すなわち, rectocele例では排便障害の有無に関係なく, 直腸壁の弾性能低下に高い直腸内圧が存在していることが判明した.これらのことは, rectoceleの成因に関与している可能性を示唆するものと思われた.
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日本外科系連合学会誌 25(4) 619-623 2000年8月30日潰瘍性大腸炎に対する, J型回腸嚢肛門吻合術20症例を術後2年目において, soiling陰性群10例 (男性5例, 女性5例, 10~49歳, 平均26.6歳) とsoiling陽性群10例 (男性7例, 女性3例, 22~57歳, 平均42.2歳) の2群に分け, 排便状態について臨床的評価を試みた。soilingは, 40歳以上, 排便回数が7回/日以上, 夜間排便が3回/日以上, 残便感を認める, 便性が軟便から水様便, などの症例に明らかに多く認められ, 夜間排便を認める5症例では, 全例がsoilingも伴い手術に対する不満を訴えた。Peckの評価では, 優が45.0%, 良が40.0%, 可が15.0%であり, 不成功は認められなかった。