基本情報
- 所属
- 自治医科大学 看護学部(成人看護学) 教授(兼任)看護師特定行為研修センター 研修指導者
- 学位
- 博士(看護学)(東邦大学大学院)
- J-GLOBAL ID
- 201401076913239100
- researchmap会員ID
- B000237761
- 外部リンク
研究分野
1経歴
5-
2023年4月 - 現在
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2018年4月 - 2023年3月
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2014年4月 - 2018年3月
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2010年4月 - 2014年3月
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2006年4月 - 2010年3月
学歴
3-
2011年4月 - 2016年3月
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2004年4月 - 2006年3月
-
1997年4月 - 2001年3月
委員歴
1-
2017年 - 2021年
論文
29-
自治医科大学看護学ジャーナル 21 3-14 2024年3月[目的]臨地実習時間内におけるタブレット端末を用いた情報活用力を育む教授活動を明らかにする。[方法]2021年度成人看護学臨地実習において,実習病棟で使用したタブレット端末の検索履歴,実習教育企画に関する学習支援者の評価,学習支援者が任意で記載した情報活用力を育む学習環境の記録を研究対象とし,それぞれ記述統計,質的記述的に分析した。[結果]臨地実習時間内においてタブレット端末を用いた情報探索は,主に実習開始1日目から4日目に行われ,学習支援者は『自ら学生に接近して対話をしながら学生の関心事を探る』,『既習事項を発問しながら知識の想起と活用媒体の使い分けを示す』,『受け持ち患者の理解を促しアセスメントに活かす筋道を示す』,『得た知識を受け持ち患者への実践にどう応用できるか共に考える』,『どう行動するかベッドサイドに行く前に学生のイメージ化をはかる』という教授活動を展開していた。[考察]学習支援者は,形式知を臨地実習の場で活用していくやり方を実際に学生に示す機会としてタブレット端末を活用していたことが示唆された。(著者抄録)
-
Journal of Nursing Education and Practice 9(8) 91-98 2019年5月 査読有り
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自治医科大学看護学ジャーナル 15 3-15 2018年3月 査読有り筆頭著者目的:胃がん術後に初めて外来を受診した患者に対する看護師の個別支援の経過を分析し、患者の術後機能障害への対処を導く看護師の教育的関わりを明らかにする。方法:患者の外来受診時に個別支援の時間を設け、患者の機能障害の状況と生活への影響、機能障害への対処方法とその結果に着目し、教育的支援を行った。個別支援の会話を逐語録とし、コードの類似性に基づいてサブカテゴリ、カテゴリを構成した。結果:教育的関わりのカテゴリとして、【共に歩もうとする】【こころの距離を近づける】【生活者の視点で機能障害を捉える】【専門家として対処を保証する】【対処を手引きする】【快方を願う姿勢を示す】の6つが抽出された。結論:看護師は、患者の対処を導くために、こころの距離を近づける、快方を願う姿勢を示すことを関わりの基盤とし、共に歩もうとする態度を示したうえで生活者の視点で機能障害を捉え、患者の対処の状況に応じて専門家として対処を保証することと対処を手引きすることを使い分けていた。(著者抄録)
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自治医科大学看護学ジャーナル 14 25-35 2017年3月 査読有り筆頭著者目的:看護大学生の学生生活の充実感について、その実態と関連要因を明らかにする。方法:A大学看護学部に在籍する学生に自己記入式アンケート調査を実施した。「学生生活の充実感」を目的変数,単変量解析にて有意差が認められた項目を説明変数として,多重ロジスティック回帰分析を行った。結果:対象者414名のうち365名から有効回答を得た。学生生活の充実感について、「とても充実している」「まあまあ充実している」の合計は91.0%であった。学生生活の充実感の関連要因は,学習への意欲(OR:6.449),講義への満足感(OR:3.702),実習への満足感(OR:6.523),睡眠時間(OR:1.983),ストレス発散(OR:5.424)の5項目であった。結論:学生生活の充実感の継続的な把握,講義ならびに実習の質の確保,睡眠とストレスに関する生活支援の必要性が示唆された。(著者抄録)
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日本看護科学会誌 35 235-246 2016年 査読有り患者教育にかかわる看護師が「看護の教育的関わりモデル(TKモデル)」を学習し,TKモデルを分析の視点として事例検討を行うことによって,研究者と参加看護師の相互関係と参加看護師の変化,それに伴う周囲に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする.方法は,アクションリサーチを用い,2008年2月~2010年4月に実施した.研究参加者は4名であり,学習会を14回行い,1回の参加者は7名から15名であった.参加看護師が学習会による実践的な知識を自己の中に取り込み,参加看護師自身の患者教育に関する願いをかなえる過程には,〈出会い〉〈芽生え〉〈停滞〉〈躍進〉〈定着〉〈波及〉のフェーズがあった.TKモデルを学習する過程で,参加看護師と病棟看護師との対立の時期があり,また,参加看護師はTKモデルが実践で役に立つのか半信半疑の時期を経て,看護実践とモデルとの結びつきを理解し患者との関わりに変化が生まれた.さらに
MISC
13書籍等出版物
3所属学協会
6-
2022年 - 現在
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2017年 - 現在
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2016年 - 現在
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2014年 - 現在
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2006年 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
日本学術振興会 科学研究費補助金若手研究(B) 2011年4月 - 2013年3月
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日本学術振興会 科学研究費補助金若手研究(B) 2007年4月 - 2010年3月
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一般社団法人山形ヘルスサポート協会 2007年4月 - 2008年3月