基本情報
研究分野
1経歴
3-
2018年4月 - 現在
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2012年11月 - 2018年3月
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2007年7月 - 2012年10月
論文
62-
腎と透析 96(1) 117-120 2024年1月67歳男性。安定した維持透析期に透析困難症をきたし、一過性の意識消失発作を認めたため入院となった。所見では血圧低下を伴う著明な心嚢液貯留が認められ、緊急で心嚢穿刺ドレナージが行われた。その結果、速やかに血圧の回復がみられたが、一方でシャント静脈血管の閉塞が認められたことから、第2病日に経皮的血管形成術が行われた。以後、血液透析を再開し、患者は第11病日に軽快退院となった。尚、本症例における高度の心嚢液貯留は入院2週間前の時点ではみられず、その後、入院となるまでの間に異化亢進を示唆する所見を認めたことから、感冒を契機に相対的な透析量が不足し、透析関連心膜炎を発症したことが示唆された。
MISC
34共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2004年 - 2006年