基本情報
研究キーワード
1研究分野
1経歴
1-
2006年4月 - 現在
学歴
1-
2000年4月 - 2006年3月
論文
2-
心臓 49(2) 103 2017年2月背景:Brugada症候群における心室性不整脈イベントにおいて就寝中や食後などの副交感神経活性との関連性が示唆されている。しかしながら不整脈発生時の状況およびtriggerとなる生活要因に関して、いまだ不明な点も多い。われわれはBrugada症候群における不整脈イベントの発生状況を検討した。方法:当院で植込み型除細動器(ICD)植込み術を施行したBrugada症候群連続32例を対象にICD適切作動を認めた患者背景を検討した。心室性不整脈に対しての適切動作を起こした9例と作動のなかった23例を比較検討した。ICD植込み前を含め心室性不整脈のみられた11例においてイベント発生時の血清カリウム値の関連について検討した。結果:適切作動と習慣性飲酒の関連性について検討した結果、適切作動群において有意に習慣性飲酒を多く認めた(適切作動群89%vs非作動群35%、p=0.002)。適切作動イベントに関す
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日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌 35(1) 69-2-69-2 2015年症例は 53 歳女性。完全房室ブロックで発症し、心臓の形態異常や 収縮障害を認めず、FDG-PET で心室中隔、左室自由壁に FDG の 集積を認めた症例である。諸検査より、心サルコイドーシスと診 断し、房室ブロックの改善目的でステロイドパルス療法(メチルプ レドニゾロン 1g/日×3 日間)を施行したところ、2日目より洞調律 に回復し、パルス療法に続いて、経口プレドニゾロンを 30mg か ら徐々に漸減、7.5mg で維持していた。その後、外来フォロー中、 洞調律は維持されていたが、心電図上 PR 間隔が 138→166ms、 QRS 幅が 94→116ms と徐々に延⻑を認めていた。発症から 2 年 後に施行した FDG-PET で心筋での活動性の再燃を認め、MTX 6mg 投与を開始したところ、PR 間隔が 142ms、QRS 幅が 103ms へ減少した。本症例は、完全房室ブロック
MISC
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日本循環器学会学術集会抄録集 85回 SS22-3 2021年3月
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日本循環器学会学術集会抄録集 85回 OJ46-3 2021年3月
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診断と治療 101(5) 653-658 2013年5月
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Shinzo 43(11) 1431-1436 2011年症例は30歳, 男性. 2009年3月, 呼吸困難とふらつきを主訴に前医受診. 重症貧血(Hb 2.8g/dL)のため前医入院. 入院4日目にショックとなり精査加療目的で当院紹介. 来院時の心エコーにて多量の心膜液を認め心タンポナーデと診断. 緊急ドレナージにて悪臭を伴う膿性の心膜液が725mL排液された. ドレナージ前の胸部X線CT検査で心腔内にairが認められ心膜液の培養から4種の細菌が同時に検出されたため消化管穿通による化膿性心膜炎が考えられた. 全身状態が悪く, 手術適応はないと判断し心ドレナージと抗生物質の経静脈的投与による保存的加療を行った. 今回, われわれは食道穿通によると思われる多種起因菌性重症化膿性心膜炎の1例を救命し得たので文献的考察を加え報告する.
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日本循環器学会関東甲信越地方会(Web) 214th WEB ONLY KANTOKOSHIN'ETSU214,III-3 2009年