阿江 竜介   屋代 真弓   松原 優里   小佐見 光樹   牧野 伸子   中村 好一   川崎病全国調査担当グループ(特定非営利活動法人川崎病研究センター)   
小児科診療 85(3) 391-396 2022年3月
川崎病全国調査は1970年から2年に1回の間隔で実施されてきた。今回、2021年に実施された第26回調査の結果について、過去の調査結果と比較しつつ以下の項目に分けて報告した。1)患者数・罹患率の年次推移。2)月別患者数の推移(2017〜2020年の比較)。3)患者の地域分布。4)診断の確実度。5)心障害。6)初回免疫グロブリン治療。7)初回免疫グロブリン不応例への追加治療。8)主要6症状とBCG接種部位の発赤。9)新型コロナウイルスPCR検査を受けた患者の割合と検査結果。