小佐見 光樹   屋代 真弓   牧野 伸子   中村 好一   川崎病全国調査担当グループ(特定非営利活動法人川崎病研究センター)   
小児科診療 83(2) 269-273 2020年2月
小児科を標榜する100床以上の病院、小児科のみを標榜する100床未満の小児専門病院を2017〜2018年の2年間に受診した川崎病初診患者を対象に、調査票の郵送または電子メールによる調査を行った。その結果、患者数は32528人(2017年15164人、2018年17364人)であった。罹患率(0〜4歳人口10万対)は、2017年313.6、2018年359.1であった。月別患者数は両年とも同様の季節変動を示し、全ての月で男児が多かった。患者数が最も多かった都道府県は東京で、最も少なかったのは...