基本情報
研究分野
1経歴
7-
2020年10月 - 現在
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2020年4月 - 2021年9月
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2016年4月 - 2020年3月
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2014年4月 - 2016年3月
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2013年4月 - 2014年3月
学歴
3-
2015年4月 - 2019年3月
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2000年4月 - 2006年3月
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1997年4月 - 2000年3月
論文
114-
Journal of Pediatric Surgery 60(3) 162106-162106 2025年3月
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QJM : monthly journal of the Association of Physicians 2024年10月21日
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Pancreatology : official journal of the International Association of Pancreatology (IAP) ... [et al.] 2024年7月4日OBJECTIVES: We aim to assess the early use of contrast-enhanced computed tomography (CECT) of patients with severe acute pancreatitis (SAP) using the computed tomography severity index (CTSI) in prognosis prediction. The CTSI combines quantification of pancreatic and extrapancreatic inflammation with the extent of pancreatic necrosis. METHODS: Post-hoc retrospective analysis of a large, multicentric database (44 institutions) of SAP patients in Japan. The area under the curve (AUC) of the CTSI for predicting mortality and the odds ratio (OR) of the extent of pancreatic inflammation and necrosis were calculated using multivariable analysis. RESULTS: In total, 1097 patients were included. The AUC of the CTSI for mortality was 0.65 (95 % confidence interval [CI:] [0.59-0.70]; p < 0.001). In multivariable analysis, necrosis 30-50 % and >50 % in low-enhanced pancreatic parenchyma (LEPP) was independently associated with a significant increase in mortality, with OR 2.04 and 95 % CI 1.01-4.12 (P < 0.05) and OR 3.88 and 95 % CI 2.04-7.40 (P < 0.001), respectively. However, the extent of pancreatic inflammation was not associated with mortality, regardless of severity. CONCLUSIONS: The degree of necrosis in LEPP assessed using early CECT of SAP was a better predictor of mortality than the extent of pancreatic inflammation.
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Journal of critical care medicine (Universitatea de Medicina si Farmacie din Targu-Mures) 10(3) 213-221 2024年7月AIM OF THE STUDY: Peripheral intravascular catheter (PIVC) insertion is frequently performed in the emergency room (ER) and many failures of initial PIVC insertion occur. To reduce the failures, new needles were developed. This study aimed to investigate whether the use of the newly developed needle reduced the failure of initial PIVC insertion in the ER compared with the use of the existing needle. MATERIAL AND METHODS: This single-centre, prospective observational study was conducted in Japan between April 1, 2022, and February 2, 2023. We included consecutive patients who visited our hospital by ambulance as a secondary emergency on a weekday during the day shift (from 8:00 AM to 5:00 PM). The practitioners for PIVC insertion and assessors were independent. The primary and secondary outcomes were the failure of initial PIVC insertion and number of procedures, respectively. We defined the difficulty of titrating, leakage, and hematoma within 30 s after insertion as failures. To evaluate the association between the outcomes and the use of newly developed needles, we performed multivariate logistic regression and multiple regression analyses by adjusting for covariates. RESULTS: In total, 522 patients without missing data were analysed, and 81 (15.5%) patients showed failure of initial PIVC insertion. The median number of procedures (interquartile range) was 1 (1-1). Multivariate logistic regression analysis revealed no significant association between the use of newly developed PIVCs and the failure of initial PIVC insertion (odds ratio, 0.79; 95% confidence interval, [0.48-1.31]; p = 0.36). Moreover, multiple regression analysis revealed no significant association between the use of newly developed PIVCs and the number of procedures (regression coefficient, -0.0042; 95% confidence interval, [-0.065-0.056]; p = 0.89). CONCLUSIONS: Our study did not show a difference between the two types of needles with respect to the failure of initial PIVC insertion and the number of procedures.
MISC
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Intensivist 6(4) 707-717 2014年10月ROSC後における低体温療法に伴い,体温変化のさまざまな段階において,血行動態の変化,凝固異常,電解質異常,免疫能低下などの生理学的変化が起こる。無作為化比較試験の結果を参考にすると,ROSC後における低体温療法は平常体温管理と比較して,有意な合併症増加に至らない。ROSC後において,低体温療法を施行した患者の合併症のなかで死亡と関連がある因子は高血糖と抗てんかん薬を必要とする痙攣のみであった。(著者抄録)
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エンドトキシン血症救命治療研究会誌 18(1) 25-26 2014年10月
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日本臨床救急医学会雑誌 17(3) 431-434 2014年6月背景:自傷行為による外傷患者への対応面では,さまざまな問題がある。目的:当院の過去8年間における精神疾患をもつ患者の鋭的損傷症例を調査・検討し,課題を見つけ,改善策を考えた。結果:症例数は93例であった。精神疾患をもつ患者は,入院日数が長く,精神科病院への転院が必要となる割合が高かった。課題として,入院中の精神科的治療・看護が不十分である可能性があった。しかし,身体的問題が解決しないと精神科病院への転院は困難であった。そこでわれわれは,身体的問題が完全に解決していなくても,患者の状態によっては,精神科病院に早期に転院し,必要に応じて当センター医師が往診に行き,外傷治療を継続している。結論:精神科疾患をもつ外傷患者で全身状態が安定している場合は,早期に精神科病院へ転院し,必要に応じて救命センター医師が往診に行くという体制を構築した。
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日本臨床救急医学会雑誌 17(3) 431-434 2014年6月背景:自傷行為による外傷患者への対応面では、さまざまな問題がある。目的:当院の過去8年間における精神疾患をもつ患者の鋭的損傷症例を調査・検討し、課題を見つけ、改善策を考えた。結果:症例数は93例であった。精神疾患をもつ患者は、入院日数が長く、精神科病院への転院が必要となる割合が高かった。課題として、入院中の精神科的治療・看護が不十分である可能性があった。しかし、身体的問題が解決しないと精神科病院への転院は困難であった。そこでわれわれは、身体的問題が完全に解決していなくても、患者の状態によっては、精神科病院に早期に転院し、必要に応じて当センター医師が往診に行き、外傷治療を継続している。結論:精神科疾患をもつ外傷患者で全身状態が安定している場合は、早期に精神科病院へ転院し、必要に応じて救命センター医師が往診に行くという体制を構築した。(著者抄録)
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日本集中治療医学会雑誌 21(3) 243-252 2014年5月【目的】International Nutrition Survey(INS)は、カナダ・クイーンズ大学のHeylandが中心となり行われている。世界のICUを対象とした栄養療法に関する調査である。本邦の9施設が参加した2011年INSの結果をもとに本邦ICUの栄養療法の現状を把握し、問題点を明らかにした。【方法】対象は人工呼吸を受けた成人患者、調査項目は栄養の投与量、内容、開始時期などであった。本邦の結果を他のアジアおよび世界の結果と比較した。【結果】本邦は、エネルギー充足率、蛋白質充足率、栄養投与率などほとんどすべての面でアジアや世界の平均を下回り、経腸栄養開始時期も遅かった。【考察】本研究は、本邦ICUにおける栄養療法の問題点を示唆しただけでなく、参加施設が栄養療法を把握するための良い機会となった。次回のINSには、より多くのICUの参加を募り、本邦の栄養療法改善の契機としたい。(著者抄録)
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Intensivist 6(2) 267-283 2014年4月末梢静脈カテーテルにおけるカテーテル関連血流感染症や血栓性静脈炎も無視できない合併症である。適切に挿入され管理された末梢静脈カテーテルは72〜96時間ごとに定期的に交換するのではなく,静脈炎などの臨床所見が出現した場合に交換する。クロルヘキシジン含有ドレッシング材はカテーテル感染リスクを減少させるが,接触性皮膚炎などの合併症も認められることからルーチンに使用しない。カテーテル挿入時の皮膚消毒薬は,ポビドンヨードよりもクロルヘキシジンが推奨される。CDCガイドラインなどで推奨される濃度よりも低い濃度である0.5%クロルヘキシジンアルコールでもカテーテル関連血流感染症予防には十分であると思われる。末梢静脈カテーテル挿入に際しても局所麻酔薬を使用する。末梢静脈カテーテルのロックは,ヘパリン生理食塩液ではなく生理食塩液で行うのが妥当である。(著者抄録)
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日本救急医学会雑誌 25(3) 125-131 2014年3月近年、外傷における出血性ショックに対して外科的治療と並んで血管内治療(intravascular radiology:IVR)が選択されることが増加している。N-butyl-2-cyanoacrylate(NBCA)は、低価格で塞栓時間の短縮、塞栓の確実性が得られ、患者の凝固能力に依存しない塞栓物質であるという特徴から、凝固異常を来した外傷性出血に対して有用な手段と考えられる。今回我々は、凝固異常が疑われた外傷性出血性ショックに対してNBCAによる経カテーテル動脈塞栓術が有効であった症例を経験したので報告する。症例1は交通外傷による骨盤骨折により出血性ショックを来した70歳台の男性の症例であった。凝固検査の結果や抗血小板薬の内服により出血傾向に至る可能性があったことから、NBCAによる右内腸骨動脈塞栓を施行した。速やかな止血が得られ状態は安定した。症例2は右側腹部打撲による腎損傷により出血性ショックを来した80歳台女性の症例であった。凝固異常がみられ、後腹膜のタンポナーデ効果に対する懸念があったことから、NBCAによる右腎動脈塞栓を施行した。その後速やかにバイタルサインの安定が得られた。両症例とも凝固異常がみられた症例に対してNBCAが功を奏した症例であった。外傷性出血に対する経カテーテル動脈塞栓術(transarterial embolization:TAE)の際には患者の凝固能力に応じた塞栓物質の選択が重要となり、本症例のように出血傾向が懸念される場合にはNBCAを利用したTAEが有用と考えられる。(著者抄録)
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日本集中治療医学会学術集会(Web) 41st(Suppl.) DS-4-1 (WEB ONLY)-1] 2014年
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Intensivist 6(1) 73-82 2014年1月ICUにおける譫妄は,評価法が登場する以前には,認知度が低く過小評価されてきたが,評価法の登場により広く認知されるようになり,重要性に対する理解が深まった。譫妄の重要な分類として,hyperactive delirium/hypoactive delirium/mixed-type deliriumがある。ICUにおいてはhypoactive deliriumが多く,症状が出現しにくいために過小評価されている可能性がある。ICUにおける譫妄発症率は30〜80%台とさまざまな報告があるが,その要因として患者重症度が高いことや背景にさまざまな病態があることが関係しており,ICU環境が発症に関与しているかどうかは定かではない。ICUにおける譫妄は,人工呼吸器装着期間,ICU滞在期間や病院滞在期間を延長させるとともに,生命予後や認知機能の悪化にも関連し,医療費を増大につながる。(著者抄録)
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Intensivist 6(1) 94-100 2014年1月譫妄の発症にはICU環境因子が深くかかわっており,譫妄予防のためにICU環境を考慮する必要性がある。譫妄と夜間睡眠の質の関係性が示唆され,その因子にメラトニン分泌障害が関与している可能性がある。譫妄発症に関連するICU環境因子のなかでは,ICU内の音・自然光に対する介入と見当識形成が重要である。ICUにおいても日時が認識でき,訪問者がいる環境が重要であり,それらを意識したICU管理を考慮する必要がある。上記のICU環境因子に対する介入による譫妄予防効果は,まだまだ根拠が乏しい。(著者抄録)
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日本集中治療医学会雑誌 21(Suppl.) [DS-4 2014年1月
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CRITICAL CARE MEDICINE 41(12) 2013年12月
書籍等出版物
6講演・口頭発表等
39所属学協会
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2012年8月 - 現在
共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2021年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2017年4月 - 2019年3月