基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属さいたま医療センター 外科系診療部 形成外科 病院助教
- 学位
- 学士(医学)(防衛省防衛医科大学校/独立行政法人大学改革支援・学位授与機構)
- J-GLOBAL ID
- 202301010105168121
- researchmap会員ID
- R000052892
日本形成外科学会専門医
日本リンパ浮腫治療学会認定 リンパ浮腫療法士
日本静脈学会認定 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
研究分野
1経歴
2-
2023年4月 - 現在
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2014年4月 - 2023年3月
学歴
2-
2024年4月 - 現在
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2008年4月 - 2014年3月
論文
12-
International Journal of Surgical Wound Care 5(4) 147-152 2024年12月 査読有り筆頭著者責任著者
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JPRAS Open 41 52-60 2024年5月 査読有り筆頭著者
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Journal of Vascular Surgery Cases, Innovations and Techniques 101332-101332 2023年9月 査読有り
講演・口頭発表等
46-
日本皮膚外科学会総会・学術集会・日本臨床皮膚外科学会総会・学術大会・Asian Congress of Dermatologic Surgery プログラム・抄録集 2021年5月 日本皮膚外科学会・日本臨床皮膚外科学会・Asian Congress of Dermatologic Surgery
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防衛衛生 2016年4月 (一社)日本防衛衛生学会64歳男性。11月下旬に自宅で倒れているところを発見され、当院へ救急搬送された。来院時の直腸温は24.9℃であった。まもなく心室細動を来し、ただちに人工呼吸管理下に胸骨圧迫を開始し、電気ショックを計4回行ったが除細動できなかった。このため加温を優先し、その間胸骨圧迫を行いつつ、エピネフリン1mgを4分間隔で繰り返し投与した。直腸温が28.0℃を超え、再び電気ショックを行ったところ心拍再開した。心停止から心拍再開まで約90分を要した。心拍再開後も循環動態が不安定であったため低体温療法は行わず加温を継続した。心拍再開して約9時間後に直腸温は36.0℃となり、以降36.0℃から37.0℃の間で体温管理を行った。その後、意識清明となり、第4病日には昇圧剤を中止し人工呼吸器を離脱できた。第18病日にリハビリ目的で転院となった。偶発性低体温症による心停止では、すでに低体温による脳保護効果がもたらされており、心拍再開後は低体温療法を行わず、常温にて体温管理しても良好な神経学的予後が期待できると思われた。(著者抄録)