研究者業績

齋藤 心

サイトウ シン  (SHIN SAITO)

基本情報

所属
自治医科大学 医学部外科学講座 消化器一般移植外科学部門 学内准教授
学位
医学博士(2011年3月 自治医科大学)

研究者番号
60382909
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-2931-4260
J-GLOBAL ID
202001020402860887
researchmap会員ID
R000015064

主要な経歴

 1

学歴

 2

論文

 191
  • 小泉 大, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 出崎 克也, 矢田 俊彦, 細田 洋司, 寒川 賢治
    日本臨床外科学会雑誌 67(増刊) 936-936 2006年10月  
  • 小泉 大, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 出崎 克也, 矢田 俊彦, 細田 洋司, 寒川 賢治
    日本消化器病学会雑誌 103(臨増大会) A789-A789 2006年9月  
  • 俵藤 正信, 細谷 好則, 春田 英律, 倉科 憲太郎, 齋藤 心, 平嶋 勇稀, 横山 卓, 荒井 渉, 瑞木 亨, 永井 秀雄
    日本消化器外科学会雑誌 39(7) 1223-1223 2006年7月  
  • 伊澤 祥光, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 荒井 渉, 横山 卓, 永井 秀雄
    Progress of Digestive Endoscopy 67(2) 82-83 2005年11月  
    60歳女.上腹部不快感が出現し,上部消化管内視鏡でEG junction直下に山田IV型ポリープを1個認めた.内視鏡上は過形成性ポリープであったが,生検で腺癌が検出された.ウレアーゼテスト陽性であり,Helicobacter pylori感染下の胃過形成性ポリープ内胃癌,深達度Mと考えEMRを施行した.ポリープは22×13×12mmで,頂部には核小体明瞭な腫大した核を有する円柱状の異型細胞が乳頭状に増殖しており,その周囲はfoveolar hyperplasiaを呈していた.病理組織学的にはearly gastric cancer in hyperplastic polyp,papillary adenocarcinoma(pap),U,0-I,pT1(m),LM(-),VM(-),ly0,v0であった.EMR後1年で再発兆候はない
  • 小泉 大, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 横山 卓, 俵藤 正信, 佐田 尚宏, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌 66(増刊) 739-739 2005年10月  
  • Shin Saito, Yoshinori Hosoya, Kentaro Kurashina, Taku Yokoyama, Wataru Arai, Masanobu Hyodo, Hiroyuki Shibusawa, Yoshikazu Yasuda, Hideo Nagai
    Esophagus 2(3) 155-159 2005年9月20日  査読有り筆頭著者
  • 小泉 大, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 横山 卓, 俵藤 正信, 佐田 尚宏, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本消化器病学会雑誌 102(臨増大会) A702-A702 2005年9月  
  • 平嶋 勇希, 俵藤 正信, 斉藤 心, 倉科 憲太郎, 横山 卓, 荒井 渉, 細谷 好則, 安田 是和, 永井 秀雄, 笹沼 英紀
    日本消化器外科学会雑誌 38(7) 1167-1167 2005年7月  
  • 八森 久, 山本 博徳, 玉田 喜一, 喜多 宏人, 和田 伸一, 砂田 圭二郎, 田野 茂夫, 佐藤 博之, 佐藤 幸浩, 林 芳和, 岩本 美智子, 阿治部 弘成, 伊藤 勝宣, 高松 徹, 井戸 健一, 菅野 健太郎, 齋藤 心, 太田 真, 細谷 好則, 安田 是和, 永井 秀雄
    Gastroenterological Endoscopy 47(Suppl.1) 842-842 2005年4月  
  • 齋藤 心, 細谷 好則, 荒井 渉, 俵藤 正信, 横山 卓, 平嶋 勇希, 倉科 憲太郎, 永井 秀雄, 塚原 宗俊, 斎藤 建
    日本消化器外科学会雑誌 38(1) 19-24 2005年1月  査読有り筆頭著者
    症例は82歳の男性で,嚥下困難を主訴に当科入院となった.内視鏡検査で下部食道にほぼ内腔を占める1型腫瘍が認められ,生検にて未分化癌と診断された.遠隔転移を認めず開胸開腹下に手術を施行した.中下部食道〜胃上部を切除し,食道と胃管で再建した.組織学的に食道非小細胞型未分化癌と診断され,pT2,pN1,M0,Stage IIであった.術後3ヵ月で多発肝転移・腹腔内リンパ節再発を認めた.CDDPと5-FUによる化学療法を施行したところ,転移巣はPartial Responseとなった.術後9ヵ月の現在外来通院中である.食道非小細胞型未分化癌の本邦報告例は15例であり比較的まれな疾患である.予後不良とされるが,15例中6例に化学療法が施行され奏効率は67%(4/6)であった.放射線単独,手術単独療法での長期生存例の報告もあり,集学的治療による予後の改善が期待できる(著者抄録)
  • 斎藤 心, 細谷 好則, 横山 卓, 荒井 渉, 平島 勇希, 倉科 憲太郎, 吉澤 浩次, 安田 是和, 永井 秀雄, 河田 浩敏, 田中 亨
    日本臨床外科学会雑誌 65(12) 3359-3359 2004年12月  
  • 平嶋 勇希, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斎藤 心, 荒井 渉, 横山 卓, 瑞木 亨, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄
    Gastroenterological Endoscopy 46(Suppl.2) 1889-1889 2004年9月  
  • 横山 卓, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 瑞木 亨, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 佐藤 貴一
    Gastroenterological Endoscopy 46(Suppl.2) 1899-1899 2004年9月  
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 横山 卓, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 瑞木 亨, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 白坂 哲彦
    日本臨床外科学会雑誌 65(増刊) 559-559 2004年9月  
  • 倉科 憲太郎, 細谷 好則, 俵藤 正信, 横山 卓, 荒井 渉, 平嶋 勇希, 斎藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌 65(増刊) 654-654 2004年9月  
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斎藤 心, 平嶋 勇希, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 白坂 哲彦
    日本癌治療学会誌 39(2) 924-924 2004年9月  
  • 齋藤 心, 小林 伸久, 仁平 芳人, 横山 卓, 昌子 正實, 安田 是和
    日本臨床外科学会雑誌 65(9) 2482-2487 2004年9月  査読有り筆頭著者
    症例は22歳の男性.1999年2月と8月に特発性後腹膜血腫にて開腹術施行,その後の精査でも原因は不明のままであった.2002年6月,自然気胸にて入院.2002年9月腹痛のため当科受診,腹部造影CTおよび血管造影にて後腹膜血腫と診断,緊急手術を施行した.下行結腸内側に巨大な血腫が認められ,出血点は辺縁動脈からと判断した.色調の悪い下行結腸を切除したが,腸管が通常より明らかに脆弱であったため,吻合は行わず人工肛門を造設した.術後経過は良好であった.後腹膜血腫の原因としては,姉が冠動脈瘤にて心臓バイパス術を受けており,これまでの経過・身体所見より動脈性出血や消化管穿孔を起こすことで知られるEhlers-Danlos症候群IV型に起因すると診断した.原因のはっきりしない腹腔内・後腹膜血腫や消化管穿孔では,稀ではあるが本疾患を念頭におく必要があると考えられた(著者抄録)
  • 齋藤 心, 細谷 好則, 荒井 渉, 横山 卓, 倉科 憲太郎, 平嶋 勇希, 安田 是和, 永井 秀雄
    Gastroenterological Endoscopy 46(8) 1472-1477 2004年8月  査読有り筆頭著者
    67歳女.主訴は食欲低下,嘔気,吐血であった.内視鏡検査で上切歯列より25cm遠位に粘膜の脱落と著明な狭窄を認めた.また,胃体中部に多発する潰瘍が認められた.食道ブジーを行いながら,複数回の生検を施行したが,異型細胞は認められず,病態の原因を明らかにできなかった.家族を含めた詳細な問診により「熱い粥を冷まさずに食べる生活習慣」があることが判り,反復性の熱傷が原因と考えられた.この食習慣を禁止し,投薬とブジーを繰返す治療によりほぼ正常な食生活が可能になった.発症より1年4ヵ月後の内視鏡検査では狭窄は認めたが,食道の粘膜面は再生し,胃の多発性潰瘍は瘢痕となっていた
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 俵藤 正信, 倉科 憲太郎, 斎藤 心, 平嶋 勇希, 横山 卓, 佐久間 和也, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本消化器外科学会雑誌 37(7) 1217-1217 2004年7月  
  • 平嶋 勇希, 細谷 好則, 俵藤 正信, 瑞木 亨, 荒井 渉, 横山 卓, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本消化器外科学会雑誌 37(7) 1222-1222 2004年7月  
  • 横山 卓, 細谷 好則, 斎藤 心, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄
    Progress in Medicine 24(5) 1388-1389 2004年5月  
  • 伊澤 祥光, 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 斉藤 心, 荒井 渉, 横山 卓, 永井 秀雄, 坂元 一葉
    Gastroenterological Endoscopy 46(Suppl.1) 660-660 2004年4月  
  • 齋藤 心, 小島 正幸, 清水 敦, 反町 政巳, 金田 文輝
    臨床外科 59(3) 371-374 2004年3月  査読有り筆頭著者
    80歳女.主訴は右鼠径部の腫大,発赤,疼痛.腹部超音波検査で内部に高エコー域の管状構造,及びその腹側に無エコー域を伴う径4cm大の腫瘤を認めた.腹部造影CT検査では右鼠径部に腹腔内より連続する腫瘤を認め,尾側ではring enhancementを伴っており膿瘍の形成が疑われた.以上の所見より,大腿ヘルニアまたは鼠径ヘルニア嵌頓と診断した.イレウス症状を認めないためRichter型ヘルニアや大網・卵巣・虫垂の嵌頓が疑われた.既に内容は壊死に陥っていると考えられ,緊急手術を施行した.術中所見にて腫瘤は大腿輪より突出しており大腿ヘルニアと診断し,ヘルニア内容は虫垂であった.虫垂は根部まで炎症が波及しており,回盲部の一部及び壊死に陥った虫垂を切除した.鼠径部は壊死組織を可及的に除去した後,鼠径靱帯とクーパー靱帯を縫縮する大腿輪縫縮術を行った.術後,鼠径部創より膿の流出が続き,また,リハビリに時間を要したが軽快し,第32病日に退院となった
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 横山 卓, 斎藤 心, 平嶋 勇希, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 白坂 哲彦
    癌と化学療法 31(2) 237-240 2004年2月  
    50歳女.Schnitzler転移と胸水を伴う4型胃癌に対して,TS-1を1日100mg/body,4週投与2週休薬の予定で開始したところ,grade 2の肝機能障害及び白血球減少を認めた.同量のTS-1を隔日投与に変更したところ副作用は出現せず,治療の継続が可能となった.1年5ヵ月minor response〜no changeを維持し,2年経過した現在も無症状で外来通院中である.TS-1隔日投与法は副作用を軽減しつつ長期の抗腫瘍効果が期待できる投与法として展望がある
  • Wataru Arai, Yoshinori Hosoya, Taku Yokoyama, Shin Saito, Yuuki Hirashima, Masanobu Hyodo, Yoshikazu Yasuda, Hideo Nagai, Tetsuhiko Shirasaka
    Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy 31(2) 237-40 2004年2月  査読有り
    We report a patient with unresectable advanced gastric cancer who has been being treated by TS-1 administration on alternate days for 2 years. The patient was a 50-year-old female with type 4 gastric cancer accompanied by Schnitzler metastasis and pleural effusion. TS-1 administration was initiated at a daily dose of 100 mg with a schedule of 4-week administration and 2-week suspension. However, grade 2 hepatic dysfunction and leukocytopenia developed. When the daily TS-1 administration was changed to alternate-day administration at the same dose, no side effects were observed, allowing the continuation of treatment. She has maintained a minor response (MR)-no change (NC) for 1 year and 5 months, and is still symptom-free and being treated on an outpatient basis at present, 2 years after treatment. TS-1 is an anti-cancer drug that plays a central role in chemotherapy for gastric cancer. However, in some patients, side effects sometimes develop using the routine administration method, making continuation of administration difficult. Alternate-day TS-1 administration has great potential as a protocol that produces long-term anti-tumor effects while reducing side effects.
  • 細谷 好則, 俵藤 正信, 荒井 渉, 横山 卓, 平嶋 勇希, 瑞木 亨, 倉科 憲太郎, 斎藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    自治医科大学医学部紀要 26 49-54 2003年12月  
    早期胃癌に対する吊り上げ式腹腔鏡補助下胃全摘術および再建法の手術手技を報告した.上腹部に小開腹を行い,開腹創をケント鉤で,臍部を皮下鋼線で吊り上げた.4つのポートを挿入し,大網や小網の切離,胃支配動静脈の切離を行い,十二指腸切離,食道空腸吻合は自動吻合器で行った.再建はスティック型Roux-enYとした.現在まで3例に施行し,重篤な合併症を認めず,全例再発なく外来通院中である
  • 横山 卓, 細谷 好則, 平嶋 勇希, 荒井 渉, 斎藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄, 高屋敷 典生, 川井 俊郎
    日本臨床外科学会雑誌 64(増刊) 733-733 2003年10月  
  • 平嶋 勇希, 細谷 好則, 横山 卓, 荒井 渉, 斎藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌 64(増刊) 904-904 2003年10月  
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 斎藤 心, 平嶋 勇希, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 西野 宏
    栃木県医学会々誌 33 178-181 2003年10月  
    頭頸部癌に重複した食道表在癌治療経験を報告した.対象は,1992年〜2003年5月までに治療した8例(全例男性,平均59歳)であった.頭頸部癌は下咽頭癌4例,喉頭癌2例,甲状腺癌,舌癌各1例で,甲状腺乳頭癌を除き全てが扁平上皮癌であった.治療は放射線照射を主体とした集学的治療を施行した.表在癌発見の契機は頭頸部癌治療前のスクリーニング時が5例,頭頸部癌治療後の定期検査による内視鏡検査が2例,表在癌治療後の下咽頭癌発見が1例であった.占拠部位はMtが4例,Ltが2例,UtとCeが各1例で,深達度はsmが2例,m3が2例,m2以下が4例であった.治療は内視鏡的粘膜切除術が4例,根治術が2例,放射線治療が2例であった.転帰は2例に下咽頭癌死を認めたが,表在癌による死亡はなかった.なお,頭頸部癌(喉頭癌)に重複した進行食道癌7例では,頭頸部癌治療後3年以上経過してからの発見(6例)で,原病死5例と極めて予後不良であった
  • 平嶋 勇希, 細谷 好則, 荒井 渉, 斎藤 心, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本癌治療学会誌 38(2) 330-330 2003年9月  
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 斉藤 心, 平嶋 勇希, 横山 卓, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄, 白坂 哲彦
    日本癌治療学会誌 38(2) 521-521 2003年9月  
  • 横山 卓, 細谷 好則, 斎藤 心, 青木 虎男, 荒井 渉, 俵藤 正信, 安田 是和, 永井 秀雄
    漢方医学 26(6) 267-269 2002年12月  
    症例1:52歳女,症例2:58歳男.共に胃全摘除術後空腸嚢(pouch)再建例であった.術後より食後の胸つかえ感や嘔吐により再入院が必要となり,レントゲン及び内視鏡でpouch内に多量な残渣を認めた.これに対してツムラ大建中湯エキス剤15g/日分3のを投与したところ,嘔吐,腹痛発作は全く消失し,通過障害の著明な改善を認めて体重も増加し外来通院中である
  • 横山 卓, 細谷 好則, 青木 虎男, 斎藤 心, 仁平 芳人, 小林 伸久, 昌子 正實, 齋藤 義則, 永井 秀雄
    癌と化学療法 29(10) 1805-1808 2002年10月  
    58歳女.多発性肝転移を伴うS状結腸癌に対してS状結腸切除術を施行した.術後に肝動注用リザーバーから,5-fluorouracil(5-FU)による持続動注を施行した.2回目の5-FU動注施行中に胸背部痛が出現し,心電図検査で広範なST上昇を認め,狭心症と診断された.3回目の動注施行時に再び狭心症発作が出現した為,5-FUによる狭心症と診断して5-FUを中止した.肝転移の進行により原病死した
  • Taku Yokoyama, Yoshinori Hosoya, Torao Aoki, Shin Saito, Yoshito Nihei, Nobuhisa Kobayashi, Masahiro Shoji, Yoshinori Saito, Hideo Nagai
    Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy 29(10) 1805-8 2002年10月  
    Cardiac toxicity of 5-fluorouracil (5-FU) has been rarely reported. We encountered a case of angina attack caused by 5-FU. A 58-year-old Japanese woman underwent sigmoidectomy for a sigmoid colon carcinoma with multiple liver metastases. Two months after surgery, she received chemotherapy comprising hepatic arterial infusion of 5-FU. During the 2nd chemotherapy session 7 days after the first, she complained of anterior chest pain. Her electrocardiograms showed elevations of the ST segment in almost all leads, confirming the diagnosis of angina pectoris. Soon after the third chemotherapy session the same type of attack occurred again. The close association of the attacks with 5-FU administration suggested that the angina might have been induced by 5-FU. Further attacks were avoided by discontinuing the 5-FU thereafter. The incidence of cardiac toxicity 5-FU has been reported to be 1.6-7.6%. Labianca et al. found 17 cases of 5-FU-associated cardiopathy, 15 of which were angina pectoris, out of 1,083 patients treated with the drug for various kinds of neoplasm. Analysis of 6 domestic cases including ours revealed that all patient lacked a previous history of cardiac disease except one who had an arrhythmia. There seemed to be no dose-dependent correlation with 5-FU-induced angina. Cardiac events were found even in the earlier phase of chemotherapy. Since 5-FU is widely used in the treatment of a number of gastrointestinal malignancies, one should bear in mind its cardiac toxicity, manifested as angina pectoris.
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 俵藤 正信, 横山 卓, 斎藤 心, 倉科 憲太郎, 青木 虎男, 安田 是和, 永井 秀雄, 玉田 喜一
    癌と化学療法 29(9) 1651-1655 2002年9月  
    閉塞性黄疸を起こした再発・切除不能胃癌の3例に対し,TS-1の隔日投与を試みた.3症例とも肝機能を含めて全身状態は良好ではなかったが,治療継続が可能であった.2例で化学療法の効果を確認でき,1例は14ヵ月間のlong NCの状態で通院中,1例は腫瘍マーカーの減少を認めた.TS-1は短剤でも高い奏効率(44〜49%)が得られ,かつ通院での治療を維持できる.しかし,骨髄抑制や皮膚障害,消化器障害などを認めることがあり,減量や休薬を余儀なくされることがある.TS-1の隔日投与は,抗腫瘍効果を維持しつつ有害事象の発現を軽減させる長期投与法として展望があると思われた
  • Wataru Arai, Yoshinori Hosoya, Masanobu Hyodo, Taku Yokoyama, Shin Saito, Kentaro Kurasina, Torao Aoki, Yoshikazu Yasuda, Hideo Nagai, Kiichi Tamada
    Gan to kagaku ryoho. Cancer & chemotherapy 29(9) 1651-5 2002年9月  査読有り
    We report 3 cases in which palliation was achieved with every-other-day administration of TS-1 for recurrent or non-curative advanced gastric carcinoma that had resulted in obstructive jaundice. Two patients had received MTX-5-FU chemotherapy as first-line therapy and showed progressive disease, presenting with obstructive jaundice 6-24 months later. One of them experienced obstructive jaundice 2 months after surgery. After lowering serum bilirubin via per-cutaneous transhepatic biliary drainage (PTBD), TS-1 was given not in full dose but every other day based upon Shirasaka's theory, as well as for fear of further liver damage. Palliation in terms of long NC and/or decreased serum CEA level persisted for 4-14 months without severe liver dysfunction. Other side effects of the drug were negligible. Shirasaka's theory stresses the difference in proliferation cycles between cancer cells and normal tissue cells (GI tract, bone marrow, etc.); therefore, with every-other-day administration of chemotherapeutic agents, the cytotoxic effects against tumors would be augmented while the adverse reactions in normal cells could be reduced. The present experience seems to support the theoretical and clinical feasibility of every-other-day TS-1 administration for unresectable gastric cancer.
  • 俵藤 正信, 細谷 好則, 斎藤 心, 倉科 健太郎, 永井 秀雄, 関口 忠司
    日本消化器外科学会雑誌 35(8) 1465-1465 2002年8月  
  • 横山 卓, 細谷 好則, 斎藤 心, 倉科 憲太郎, 荒井 渉, 俵藤 正信, 上野 勲夫, 小林 伸久, 永井 秀雄
    Gastroenterological Endoscopy 44(Suppl.1) 482-482 2002年3月  
  • 荒井 渉, 細谷 好則, 玉田 喜一, 俵藤 正信, 斉藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌 62(増刊) 595-595 2001年9月  
  • 細谷 好則, 倉科 憲太郎, 荒井 渉, 俵藤 正信, 笹沼 英紀, 斉藤 心, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本消化器外科学会雑誌 34(7) 1136-1136 2001年7月  
  • 斉藤 心, 佐田 尚宏, 細谷 好則, 塚原 宗俊, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌 62(2) 600-600 2001年2月  

主要なMISC

 156

主要な講演・口頭発表等

 28

共同研究・競争的資金等の研究課題

 4