基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属病院臨床研究センター臨床研究・治験推進部 教授
- 学位
- 博士(医学)(自治医科大学(JMU))
- J-GLOBAL ID
- 200901063180060405
- researchmap会員ID
- 1000231412
研究キーワード
2研究分野
1受賞
2-
1998年
-
1995年
論文
74-
EUROPEAN RESPIRATORY JOURNAL 45(5) 1382-1392 2015年5月 査読有り
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Respiratory Investigation 53(2) 51-59 2015年3月1日 査読有り
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The Journal of biological chemistry 290(8) 5065-5077 2015年2月 査読有り
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RESPIRATORY MEDICINE 109(2) 272-278 2015年2月 査読有り
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AMERICAN JOURNAL OF RESPIRATORY AND CRITICAL CARE MEDICINE 190(7) 773-779 2014年10月 査読有り
MISC
181-
日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 45(11) 869-873 2007年11月10日
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日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 45(6) 508-513 2007年6月10日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 28(7) 547-547 2006年11月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 28(4) 278-283 2006年5月25日背景.血液疾患には様々な呼吸器病変をしばしば合併するが,これらを血液検査や画像所見のみで鑑別することは困難なことが多い.目的/方法.今回著者らは血液疾患に伴う呼吸器合併症の特徴,その診断における気管支鏡検査の有用性を明らかにすることを目的に,過去13年間に血液疾患に合併した胸部異常陰影に対して気管支鏡検査を施行した31症例について基礎疾患,胸部画像所見,気管支鏡検査結果を中心に臨床的検討を行った.結果.血液疾患としては,白血病が最も多く,次いで悪性リンパ腫,骨髄異形成症候群の順であった.胸部CT所見は限局性浸潤病変およびびまん性すりガラス病変が最も多かった.気管支鏡検査により20例(64.5%)で確定診断が得られ,その原因は腫瘍細胞肺浸潤が7例と最も多かった.腫瘍細胞肺浸潤では様々な画像を呈する傾向にあり,確定診断には経気管支肺生検(transbronchial lung biopsy: TBLB)が有用であった.結語.血液疾患に合併した胸部異常陰影に対し,全身状態や合併症発生のリスクに留意した上で,可能であればTBLBを含めた気管支鏡検査を考慮すべきと考えられた.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 28(4) 300-305 2006年5月25日背景.肺非結核性抗酸菌症や肺アスペルギルス症は増加傾向にある.症例.52歳男性で,41歳時に肺結核症のため抗結核療法を施行された.右下葉肺炎を認め,喀痰よりMycobacterium szulgaiを複数回検出し,抗結核薬を投与するも改善不良なため当科へ紹介された.右上肺野巨大空洞と右下葉肺炎を認め,抗結核薬を継続し炎症所見の改善と抗酸菌塗抹陰性化を認めた.肝機能障害のため抗結核薬を中止したところ,肺炎が再燃し入院となった.抗結核薬を再開するも改善しないため気管支鏡を施行した.内腔は灰自調痰を多量に認め,右下葉気管支末梢より空洞内の菌塊が直接確認できた.組織学的にアスペルギルス菌塊を確認し,右胸膜肺摘除術を施行し改善を得た.結語.本例は抗酸菌による肺実質の破壊や空洞への交通を合併し,アスペルギルスが腐生性に増殖したと考えられた.また,気管支鏡にて空洞内のアスペルギルス菌塊が直視でき診断に有用であった.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 28(3) 193-193 2006年5月20日
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アレルギー 55(3) 437-437 2006年4月30日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 27(5) 420-420 2005年7月25日症例は52歳男性. 41歳時に肺結核のため抗結核療法を施行. 2003年1月に右下肺炎像を認め, 喀疾よりM. szulgaiを複数回検出し抗結核薬を投与するも改善不良なため2004年3月に当科紹介となった. 右上肺野巨大空洞, 右下肺炎像を認め, 抗結核薬を継続し炎症所見改善, 抗酸菌塗抹陰性化を認めた. 肝機能障害のため抗結核薬を中止したところ, 肺炎が再燃し入院となった. 抗結核薬再開に反応せず気管支鏡を施行した. 灰白調痰を多量に認め, 右下葉気管支末梢より, 空洞内の菌塊が直接確認できた. 組織学的にアスペルギルス菌塊を確認し, 抗真菌療法施行後に右肺胸膜全摘術を施行した. 術後経過は良好で前医へ転院となった. 本例では抗酸菌による肺実質の破壊, 空洞への交通を合併し, アスペルギルスが腐生性に増殖したと考えられた. また, 気管支鏡にて空洞内のアスペルギルス菌塊が直接確認でき, 貴重な症例と考えられ報告する.
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日本内科学会雑誌 94(6) 1094-1098 2005年6月10日家族内に2人以上の肺線維症患者がいる場合,家族性肺線維症と呼んでいるが,こういった家系は50年以上も前から知られている.こういった例は稀であるが,発症年齢が孤発例に比べ,若年であること,画像所見に非定型的な例も多いといった臨床上の違いも指摘されている.家族性例の重要な点は,遺伝子解析により,孤発例の遺伝子異常にせまりうる点で, SP-C遺伝子異常が近年,米国から報告され,注目されている.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 27(4) 343-343 2005年5月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 27(3) 173-173 2005年5月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 26(6) 522-525 2004年9月25日背景. 健康成人にみられたトウモロコシによる気道異物の1例を経験した. 症例. 症例は38歳の女性. 生来健康で特記すべき既往歴や誤嚥の原因となるような基礎疾患はなかった. 数日間続く喀痰, 咳嗽を主訴に当科を受診した. 胸部X線写真にて右上葉の無気肺を認め, 胸部CTではさらに軟部組織濃度の結節を右上葉支に認めた. 症状出現前におけるトウモロコシ誤嚥の事実を聴取したため, これを無気肺の原因と疑い気管支鏡検査を施行した. 右上葉支には嵌頓したトウモロコシを認めた. 通常の生検鉗子では把持不能であったため, バスケット鉗子を用いて収納したのちに摘出した. 右上葉の無気肺は数日で完全に消失し, 症状もすみやかに軽快した. 結論. 健康成人においても稀ではあるが気道異物をきたすことがある. 画像上無気肺を認めた場合には気道異物も常に念頭におき, 詳細な問診を行い, 遅滞なく気管支鏡検査を施行することが重要である.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 26(3) 241-241 2004年5月10日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 25(7) 558-563 2003年11月25日症例.41歳の女性.1995年5月に他院で子宮筋腫の診断で子官全摘術を施行された.1998年12月咳嗽および血痰出現.胸部X線写真で両肺野に多発性の境界明瞭な腫瘤影を認めた.気管支鏡検査にて左底幹に白色で柔らかいポリープを認め,生検にて紡錘形の核を有した細胞が増生し,免疫染色にて平滑筋肉腫と診断した.他院での子宮摘除標本の再評価でも同様の所見であり,子宮平滑筋肉腫の肺転移と診断し,右肺の腫瘍核出術と左下葉切除術を施行した.術後症状の改善を認めていたが,その後全身への転移を認め2002年8月死亡した.結論.子宮平滑筋肉腫において,気管支内転移は比較的稀である.
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RESPIRATORY MEDICINE 95(12) 935-942 2001年12月
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 23(7) 638-638 2001年11月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 23(7) 655-655 2001年11月25日
Works(作品等)
2共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
科学研究費補助金
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Grant-in-Aid for Scientific Research