基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属病院臨床研究センター臨床研究・治験推進部 教授
- 学位
- 博士(医学)(自治医科大学(JMU))
- J-GLOBAL ID
- 200901063180060405
- researchmap会員ID
- 1000231412
研究キーワード
2研究分野
1受賞
2-
1998年
-
1995年
論文
74-
EUROPEAN RESPIRATORY JOURNAL 45(5) 1382-1392 2015年5月 査読有り
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Respiratory Investigation 53(2) 51-59 2015年3月1日 査読有り
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The Journal of biological chemistry 290(8) 5065-5077 2015年2月 査読有り
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RESPIRATORY MEDICINE 109(2) 272-278 2015年2月 査読有り
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AMERICAN JOURNAL OF RESPIRATORY AND CRITICAL CARE MEDICINE 190(7) 773-779 2014年10月 査読有り
MISC
181-
気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 36 S158 2014年3月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 36 S170 2014年3月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 36 S260 2014年3月20日
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アレルギー 62(9) 1406-1406 2013年10月25日
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 23(2) 214-217 2013年8月GOLD 2011のカテゴリー分類では,気流閉塞と増悪頻度,症状(修正MRC[mMRC]質問票あるいはCAT)を用いてCOPDを4群に分類し,多面的に評価することが求められている.症状の評価では,mMRCグレード0-1またはCATスコア≦9がLess symptoms群,mMRCグレード≧2またはCATスコア≧10がMore symptoms群に分類される.しかし実地診療では,mMRCグレードが0-1であるにもかかわらずCATスコアが≧10となり,両スコアが乖離する症例をしばしば経験する.今回著者らは,それらが乖離を認めたCOPD症例の臨床的特徴を明らかにすることを目的とした.mMRCグレード≦1かつCATスコア≧10をDis(discrepancy)群として,mMRCグレード≦1かつCATスコア≦9のL群,mMRCグレード≧2かつCATスコア≧10のM群との比較検討を行った.Dis群は全体の約30%にみられ,咳嗽・喀痰の症状が強く,%FEV1はL群とM群の中間に位置し,BMI,過去の増悪頻度,運動耐容能はM群よりL群に近い特徴を示した.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 35(3) 349-350 2013年5月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 35 S128 2013年5月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 35 S171 2013年5月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 : the journal of the Japan Society for Bronchology 35(2) 205-209 2013年3月25日背景.インフルエンザA (H1N1)2009では,鼻咽腔拭い液の迅速検査の感度は低いことが知られており,確定診断を得るのが時に困難な場合もある.症例. 33歳,男性. 2011年2月,発熱,咳嗽が出現し近医にて鼻腔拭い液のインフルエンザ迅速検査を施行したが陰性であった.その後呼吸困難が悪化,胸部X線で両側のすりガラス陰影を認め,当科を紹介受診した.鼻咽腔拭い液の迅速検査は計4回陰性,鼻腔拭い液のインフルエンザA (H1N1) RT-PCR検査も陰性であったが,気管支肺胞洗浄液のRT-PCR検査が陽性であり,インフルエンザA (H1N1)肺炎と診断した. ARDSに至る重症肺炎であったが,ペラミビルの連日反復投与を中心とした治療で改善した.結語.重症インフルエンザA (H1N1)肺炎では,下気道検体を積極的に採取しRT-PCRを施行することは,確定診断を得る上で有用である.ペラミビルの反復投与の有効性について,さらなる症例の蓄積が望まれる.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 35(2) 205-209 2013年3月25日背景.インフルエンザA (H1N1)2009では,鼻咽腔拭い液の迅速検査の感度は低いことが知られており,確定診断を得るのが時に困難な場合もある.症例. 33歳,男性. 2011年2月,発熱,咳嗽が出現し近医にて鼻腔拭い液のインフルエンザ迅速検査を施行したが陰性であった.その後呼吸困難が悪化,胸部X線で両側のすりガラス陰影を認め,当科を紹介受診した.鼻咽腔拭い液の迅速検査は計4回陰性,鼻腔拭い液のインフルエンザA (H1N1) RT-PCR検査も陰性であったが,気管支肺胞洗浄液のRT-PCR検査が陽性であり,インフルエンザA (H1N1)肺炎と診断した. ARDSに至る重症肺炎であったが,ペラミビルの連日反復投与を中心とした治療で改善した.結語.重症インフルエンザA (H1N1)肺炎では,下気道検体を積極的に採取しRT-PCRを施行することは,確定診断を得る上で有用である.ペラミビルの反復投与の有効性について,さらなる症例の蓄積が望まれる.
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 2(2) 128-133 2013年3月10日
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 2(2) 128-133 2013年3月10日
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 2(1) 24-28 2013年1月10日
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 2(1) 24-28 2013年1月10日
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 1(7) 562-566 2012年11月10日
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日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 1(6) 520-525 2012年9月10日
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日本内科学会雑誌 101(6) 1586-1593 2012年6月10日慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙とは独立した肺癌の危険因子の1つで,COPD患者の肺癌合併リスクはCOPD非合併喫煙者の3~4倍である.一方,肺癌はCOPDの肺合併症の1つで,気流閉塞が軽度であるCOPDにおける重要な死因である.COPD合併肺癌の早期発見・早期治療を行うためにはCOPD自体を早期に発見することが極めて重要であり,かかりつけ内科医の果たす役割が大きい.COPD合併肺癌の治療では,高齢,低肺機能,心・血管疾患の合併,低栄養などにより全身状態が不良であることも多く,肺癌の臨床病期のみならずCOPDの重症度を多面的・総合的に評価した上で治療方針を決定することが重要である.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 34 S194 2012年5月20日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 34(1) 6-10 2012年1月25日背景.気道異物は窒息や肺炎などの合併症を引き起こすことがあり,正確な診断と迅速な摘出が求められる.しかし時に通常の気管支内視鏡操作では摘出に難渋する症例も経験する.方法.当科で経験した気道異物15症例の臨床的特徴をまとめ,摘出に難渋した症例を中心に検討した.結果.平均年齢58歳,男性8例,女性7例.基礎疾患として認知症を4例認めた.誤嚥のエピソードを10例で認め,異物の種類は歯科関連異物が9例(60%)を占めた.胸部単純X線写真で11例(73%)は異物を確認でき,胸部CTでは全例異物とその嵌頓部位を確認できた.嵌頓部位は右中間幹,右底幹が多かった.摘出には8例で鰐口型把持鉗子,4例でバスケット鉗子を用い,2例は鉗子にバルーンカテーテルを併用した.3例(20%)は初回の手技で摘出できず,器具の変更や気管切開術,外科的肺切除術が必要であった.この3例で摘出に難渋した要因は,鋭的異物の長期間嵌による肉芽が異物周囲に形成されていたこと,認知症による不穏,また気管切開術後の気管狭窄であった.結語.気道異物周囲に肉芽が形成された症例,安静を保てない症例や,気道狭窄を認める症例では,異物の摘出に難渋することがあり,摘出手技や器具の工夫が必要と考えられた.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(6) 500-500 2011年11月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(2) 130-130 2011年3月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 32(6) 498-503 2010年11月25日背景.IgG4関連肺疾患は近年提唱された新しい疾患でその概念は未だ確立していない.症例.65歳,男性.胸部異常影にて受診.肺門縦隔リンパ節腫大と左上大区気管支内腔の腫瘤を認めたが,精査を希望されず経過観察していた.病変は緩徐に増大し,末梢血好酸球増多,両側肺野多発浸潤影とすりガラス影の出現を認め精査を施行.気管支肺胞洗浄液にて好酸球分画の軽度上昇,経気管支肺生検で細気管支周囲を主体に好酸球,リンパ球の浸潤を認めた.肺野陰影は自然消退したが,気管支内腔ポリープは残存したため気管支鏡下腫瘍切除術を施行.増生した線維組織とリンパ形質細胞と好酸球の浸潤を認めた.免疫染色にてIgG4陽性形質細胞を多数認め,血清IgG4高値とあわせてIgG4関連肺疾患と診断した.結語.多彩な気管支肺病変と好酸球増多を示したIgG4関連肺疾患は稀であり文献的考察を加え報告した.
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 32(3) 294-294 2010年5月25日
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 32 S159 2010年5月20日
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日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 46(10) 820-824 2008年10月10日
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日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 46(5) 379-384 2008年5月10日
Works(作品等)
2共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
科学研究費補助金
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Grant-in-Aid for Scientific Research