基本情報
- 所属
- 自治医科大学 総合医学第一講座 教授
- 学位
- 医学博士
- ORCID ID
- https://orcid.org/0000-0002-5036-9282
- J-GLOBAL ID
- 201801010081278303
- researchmap会員ID
- B000334131
研究キーワード
3研究分野
5論文
142-
Clinical Infection in Practice 21 100333-100333 2024年1月
MISC
88-
日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 50(8) 1736-1742 2008年8月20日75歳男性。患者は腹痛を主訴に、肝胆道系酵素の上昇、IgG 4高値を認め、著者らの施設へ精査入院となった。腹部超音波・CTでは膵頭部の腫大と総胆管拡張が認められ、ERCPでは主乳頭が腫大し、主膵管の狭細像、尾側膵管の拡張を認めた。一方、膵生検ではlymphoplasmacytic screlosing pancreatitisが認められ、また上部消化管内視鏡では早期胃癌が確認された。以上より、本症例は早期胃癌を合併した自己免疫性膵炎(AIP)と診断され、胃癌に対する外科的切除後にステロイド治療を開始した。その結果、画像所見および血液検査所見の改善が確認され、更に十二指腸乳頭部生検では膵と同様にIgG 4陽性形質細胞を認め、AIPの補助診断となる可能性が示唆された。
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日本臨床細胞学会雑誌 47(1) 117-117 2008年3月22日
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日本臨床細胞学会雑誌 47(1) 198-198 2008年3月22日
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日本外科系連合学会誌 32(5) 808-813 2007年10月30日
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日本消化器外科学会雑誌 40(7) 1416-1416 2007年7月1日
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CLINICAL & EXPERIMENTAL METASTASIS 24(4) 291-292 2007年
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日本臨床細胞学会雑誌 45(2) 524-524 2006年9月22日
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消化器画像 8(5) 611-616 2006年9月60歳女。2年前より肝胆道系酵素の上昇を指摘され、原因不明の慢性肝炎として経過観察されていた。ERCPで肝内胆管にび漫性の軽度の狭窄像と外側区域枝の若干の拡張を認め、中部胆管には狭窄像を認めたが、膵管に異常はなかった。腔内超音波所見と併せ硬化性胆管炎と診断し、ウルソデオキシコール酸600〜900mg/日内服を開始したが、1年後に黄疸が出現した。RCP所見で胆管拡張所見に乏しく、胆管の狭細像を認め、右胆管は閉塞していた。肝生検では門脈域に軽度の線維化と、リンパ球や形質細胞、好中球、組織球から成る炎症細胞浸潤があり、部分的なinterface activityを伴う硬化性胆管炎性変化を認めた。IgG4濃染陽性の形質細胞はきわめて少数であった。自己免疫性胆管炎と診断し、PSL 30mg/日よりの漸減投与を行った。その結果、1ヵ月後には血液生化学所見、ERCP像、生検所見の著明な改善を認めた。
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日本消化器外科学会雑誌 39(7) 1282-1282 2006年7月1日
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GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 63(5) AB309-AB309 2006年4月
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日本臨床細胞学会雑誌 43(1) 266-266 2004年5月22日
共同研究・競争的資金等の研究課題
10-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2020年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2015年4月 - 2017年3月