研究者業績

前川 武雄

マエカワ タケオ  (TAKEO MAEKAWA)

基本情報

所属
自治医科大学 さいたま医療センター外科系診療部 皮膚科 / 総合医学第2講座 准教授
学位
博士(医学)(自治医科大学)

研究者番号
20332603
J-GLOBAL ID
201401027421565493
researchmap会員ID
B000238813

外部リンク

論文

 73
  • 前川 武雄, 伊藤 孝明, 出月 健夫, 太田 真由美, 坂井 浩志, 皿山 泰子, 田中 隆光, 新原 寛之, 伏間江 貴之, 牧野 公治, 八代 浩, 近藤 晃代, 浅野 善英, 中西 健史, 茂木 精一郎, 吉野 雄一郎, 藤原 浩, 長谷川 稔, 藤本 学, 立花 隆夫, 日本皮膚科学会, 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン策定委員会(下腿潰瘍・下肢静脈瘤グループ)
    日本皮膚科学会雑誌 134(2) 225-272 2024年2月  
  • 藤原 浩, 入澤 亮吉, 大塚 正樹, 加古 智子, 加持 達弥, 門野 岳史, 古賀 文二, 廣崎 邦紀, 野北 陽子, 浅野 善英, 中西 健史, 前川 武雄, 茂木 精一郎, 吉野 雄一郎, 長谷川 稔, 藤本 学, 立花 隆夫, 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン策定委員会(褥瘡グループ), 日本皮膚科学会
    日本皮膚科学会雑誌 133(12) 2735-2797 2023年11月  
  • Kenjiro Namikawa, Takamichi Ito, Shusuke Yoshikawa, Koji Yoshino, Yukiko Kiniwa, Shuichi Ohe, Taiki Isei, Tatsuya Takenouchi, Hiroshi Kato, Satoru Mizuhashi, Satoshi Fukushima, Yosuke Yamamoto, Takashi Inozume, Yasuhiro Fujisawa, Osamu Yamasaki, Yasuhiro Nakamura, Jun Asai, Takeo Maekawa, Takeru Funakoshi, Shigeto Matsushita, Eiji Nakano, Kohei Oashi, Junji Kato, Hisashi Uhara, Takuya Miyagawa, Hiroshi Uchi, Naohito Hatta, Keita Tsutsui, Taku Maeda, Taisuke Matsuya, Hiroto Yanagisawa, Ikko Muto, Mao Okumura, Dai Ogata, Naoya Yamazaki
    Cancer medicine 2023年8月16日  
    BACKGROUND: Anti-PD-1-based immunotherapy is considered a preferred first-line treatment for advanced BRAF V600-mutant melanoma. However, a recent international multi-center study suggested that the efficacy of immunotherapy is poorer in Asian patients in the non-acral cutaneous subtype. We hypothesized that the optimal first-line treatment for Asian patients may be different. METHODS: We retrospectively collected data of Asian patients with advanced BRAF V600-mutant melanoma treated with first-line BRAF/MEK inhibitors (BRAF/MEKi), anti-PD-1 monotherapy (Anti-PD-1), and nivolumab plus ipilimumab (PD-1/CTLA-4) between 2016 and 2021 from 28 institutions in Japan. RESULTS: We identified 336 patients treated with BRAF/MEKi (n = 236), Anti-PD-1 (n = 64) and PD-1/CTLA-4 (n = 36). The median follow-up duration was 19.9 months for all patients and 28.6 months for the 184 pa tients who were alive at their last follow-up. For patients treated with BRAF/MEKi, anti-PD-1, PD-1/CTLA-4, the median ages at baseline were 62, 62, and 53 years (p = 0.03); objective response rates were 69%, 27%, and 28% (p < 0.001); median progression-free survival (PFS) was 14.7, 5.4, and 5.8 months (p = 0.003), and median overall survival (OS) was 34.6, 37.0 months, and not reached, respectively (p = 0.535). In multivariable analysis, hazard ratios (HRs) for PFS of Anti-PD-1 and PD-1/CTLA-4 compared with BRAF/MEKi were 2.30 (p < 0.001) and 1.38 (p = 0.147), and for OS, HRs were 1.37 (p = 0.111) and 0.56 (p = 0.075), respectively. In propensity-score matching, BRAF/MEKi showed a tendency for longer PFS and equivalent OS with PD-1/CTLA-4 (HRs for PD-1/CTLA-4 were 1.78 [p = 0.149]) and 1.03 [p = 0.953], respectively). For patients who received second-line treatment, BRAF/MEKi followed by PD-1/CTLA-4 showed poor survival outcomes. CONCLUSIONS: The superiority of PD-1/CTLA-4 over BRAF/MEKi appears modest in Asian patients. First-line BRAF/MEKi remains feasible, but it is difficult to salvage at progression. Ethnicity should be considered when selecting systemic therapies until personalized biomarkers are available in daily practice. Further studies are needed to establish the optimal treatment sequence for Asian patients.
  • Yasuhiro Fujisawa, Kenjiro Namikawa, Koji Yoshino, Yukiko Kiniwa, Takamichi Ito, Hiroshi Kato, Shigeto Matsushita, Toshihiko Hoashi, Yasuhiro Nakamura, Shusuke Yoshikawa, Takuya Miyagawa, Jun Asai, Taisuke Matsuya, Satoshi Fukushima, Jyunji Kato, Tatsuya Takenouchi, Hiroshi Uchi, Mamiko Masuzawa, Teruki Yanagi, Takeo Maekawa
    The British journal of dermatology 2023年4月5日  
  • Taku Fujimura, Takeo Maekawa, Hiroshi Kato, Takamichi Ito, Shigeto Matsushita, Koji Yoshino, Yasuhiro Fujisawa, Shoichiro Ishizuki, Kojiro Segawa, Jun Yamamoto, Akira Hashimoto, Yumi Kambayashi, Yoshihide Asano
    The Journal of dermatology 2023年3月20日  
    Cutaneous angiosarcoma (CAS) is a rare and highly aggressive type of vascular tumor. Although chemoradiotherapy with taxanes is recognized as a first-line therapy for CAS, second-line therapy for CAS remains controversial. From the above findings, the efficacy and safety profiles of taxane-switch (change paclitaxel to docetaxel or vise), eribulin methylate, and pazopanib regimens in second-line chemotherapy were evaluated retrospectively in 50 Japanese taxane-resistant CAS patients. Although there was no significant difference in progression-free survival (P = 0.3528) among the regimens, the incidence of all adverse events (AEs) (P = 0.0386), as well as severe G3 or more AEs (P = 0.0477) was significantly higher in the eribulin methylate group and pazopanib group than in the taxane-switch group. The present data suggest that switching to another taxane should be considered for the treatment of taxane-resistant CAS in second-line therapy based on the safety profiles.

MISC

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  • 藤田 有理香, Le Pavoux, Andres J, 前川 武雄
    臨床皮膚科 63(4) 297-300 2009年4月  
  • 永尾 麻由子, 門野 岳史, 小宮根 真弓, 菊池 かな子, 玉置 邦彦, 前川 武雄, 鹿田 純一郎, 尹 浩信
    日本皮膚科学会雑誌 118(6) 1079-1083 2008年5月20日  
  • 冨田 学, 玉城 善史郎, 永尾 麻由子, 増井 友里, 渡邉 彩, 蘆田 龍一, 佐々木 苗胤, 浅野 善英, 白井 明, 三井 浩, 山根 謙一, 菅谷 誠, 矢澤 徳仁, 門野 岳史, 佐伯 秀久, 渡邊 孝宏, 小宮根 真弓, 菊池 かな子, 玉置 邦彦, 前川 武雄, 久保 正英, 尹 浩信
    西日本皮膚科 69(3) 334-335 2007年6月  
  • 常深 祐一郎, 渡邉 彩, 玉城 善史郎, 永尾 麻由子, 嶋津 苗胤, 前川 武雄, 矢野 正一郎, 山根 謙一, 藤本 学, 佐伯 秀久, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    皮膚科の臨床 48(11) 1579-1582 2006年10月  
    26歳男。患者は略全身の皮疹を主訴とした。母親は10歳時にDarier病と診断され、兄はDarier病疑いとされていた。13歳頃から顔面、体幹に角化性丘疹が出現し、18歳時、他院で臨床像と病理組織学的所見からDarier病と診断されて対症療法を受けていた。初診は22歳で、経過中、間擦部を中心に体幹、四肢に糜爛が多発した。皮疹増悪時に発熱や局所の発赤、熱感等の感染徴候があり、糜爛面からは数種類の細菌とCandida albicansを検出された。エトレチナートの増量や細菌に感受性のある抗生剤の効果は少なく、イトラコナゾール内服が著効するということを繰返した。その後、抗生剤を中止し、エトレチナートを減量したが、イトラコナゾール内服継続によって糜爛部から細菌は検出されるものの、増悪を来さなくなった。以上より、本症例はC.albicansが増悪因子となっていると判断された。
  • 増井 友里, 前川 武雄, 山根 謙一, 門野 岳史, 尹 浩信, 朝比奈 昭彦, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    皮膚科の臨床 48(11) 1595-1600 2006年10月  
    71歳男。患者は2〜3年前から陰茎亀頭部にそう痒を伴う紅斑を自覚した。皮疹は徐々に拡大、糜爛化し、疼痛を伴うようになった。その後、皮膚生検で有棘細胞癌と診断され、手術目的で入院となった。病理組織学的所見では表皮は一部欠損し、好酸性の腫瘍塊が真皮内へ索状に進展していた。一部では腫瘍塊は真皮深層から陰茎海綿体直上まで島状に浸潤していた。個々の細胞は大小不同で異型性が強く、個細胞角化や分裂像も散見できた。以上より有棘細胞癌、T1N0MO、stage Iと診断し、尿道口近傍であったため、陰茎部分切除術を施行した。化学療法等は追加しなかったが、術後2年経過現在、再発および転移は認めず、排尿障害も認められていない。
  • 増井 友里, 前川 武雄, 山根 謙一, 鹿田 純一郎, 門野 岳史, 尹 浩信, 朝比奈 昭彦, 菊池 かな子, 玉置 邦彦, 中尾 一成, 出月 健夫, 五十嵐 敦之
    皮膚科の臨床 48(11) 1601-1604 2006年10月  
    26歳女。患者は金属の角で頭頂部を打撲して出血、その後、徐々に同部位が隆起拡大してきた。頭頂部には28×26×9mm大の境界比較的明瞭なドーム状に隆起する弾性硬の結節が認められた。色調は正常皮膚色を示す部分と、赤色や青黒色の部分とが不規則に分布し、一部は白色調を呈していた。病理組織学的所見では、腫瘍塊は表皮から帽状腱膜にまで達し、個々の腫瘍細胞は異型性が強く、HMB-45およびS-100染色は類円形細胞の細胞質に陽性であったが、紡錘形の細胞では陰性であった。臨床像、組織像から悪性黒色腫と診断し、腫瘍拡大切除・分層植皮術、両側頸部リンパ節郭清術を施行した。術後2年半現在、再発や転移は認められていない。
  • 渡辺 玲, 浅島 信子, 前川 武雄, 鹿田 純一郎, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦, 渡辺 聡明, 去川 俊二, 朝戸 裕貴
    日本皮膚科学会雑誌 116(10) 1495-1496 2006年9月  
  • 増井 友里, 浅島 信子, 前川 武雄, 門野 岳史, 小宮根 真弓, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 116(9) 1348-1348 2006年8月  
  • 嶋津 苗胤, 前川 武雄, 門野 岳史, 久保 正英, 渡邊 孝宏, 佐伯 秀久, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 116(6) 957-957 2006年5月  
  • 嶋津 苗胤, 前川 武雄, 門野 岳史
    皮膚科の臨床 48(5) 679-682 2006年5月  
  • 冨田 学, 増井 友里, 前川 武雄, 門野 岳史, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 116(1) 93-93 2006年1月  
  • 増井 友里, 前川 武雄, 山根 謙一, 鹿田 純一郎, 門野 岳史, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(10) 1501-1501 2005年9月  
  • 増井 友里, 玉城 善史郎, 前川 武雄, 白井 明, 山根 謙一, 矢野 正一郎, 門野 岳史, 佐伯 秀久, 尹 浩信, 朝比奈 昭彦, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(10) 1518-1518 2005年9月  
  • 和泉 里江子, 前川 武雄, 久保 正英, 門野 岳史, 佐伯 秀久, 尹 浩信, 朝比奈 昭彦, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(10) 1519-1519 2005年9月  
  • 永尾 麻由子, 前川 武雄, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(8) 1212-1212 2005年7月  
  • 前川 武雄, 神人 正寿, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(7) 1062-1062 2005年6月  
  • 増井 友里, 前川 武雄, 山根 謙一, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(2) 174-174 2005年2月  
  • 渡辺 彩, 前川 武雄, 山根 謙一, 藤本 学, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 115(2) 175-175 2005年2月  
  • 唐川 大, 鹿田 純一郎, 渡辺 玲, 前川 武雄, 山根 謙一, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 114(10) 1669-1669 2004年9月  
  • 永尾 麻由子, 鹿田 純一郎, 前川 武雄, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 114(10) 1669-1669 2004年9月  
  • 大江 隆之, 前川 武雄, 白井 明, ニンデル・マーギット, 佐伯 秀久, 尹 浩信, 小宮根 真弓, 朝比奈 昭彦, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 114(10) 1671-1671 2004年9月  
  • 増井 友里, 前川 武雄, 白井 明, 鹿田 純一郎, 門野 岳史, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 114(10) 1685-1685 2004年9月  
  • 増井 友里, 浅島 信子, 前川 武雄, 白井 明, 山根 謙一, 尹 浩信, 玉置 邦彦, 辻 勝久
    日本皮膚科学会雑誌 114(9) 1550-1550 2004年8月  
  • 玉城 善史郎, 渡辺 玲, 神人 正寿, 前川 武雄, 鹿田 純一郎, 柿沼 誉, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 114(9) 1558-1558 2004年8月  
  • 前川 武雄, 大原 國章
    日本皮膚科学会雑誌 = THE JAPANESE JOURNAL OF DERMATOLOGY 114(7) 1283-1286 2004年6月20日  
  • 浅島 信子, 前川 武雄, 鹿田 純一郎, 帆足 俊彦, 門野 岳史, 尹 浩信, 菊池 かな子, 玉置 邦彦, 持木 将人, 吉本 賢隆
    日本皮膚科学会雑誌 114(3) 640-640 2004年3月  
  • 尹 浩信
    皮膚臨床 46(3) 485-488 2004年3月  
    57歳女.39℃台の発熱があり,ほぼ同時期に手指の冷感及び両側性二相性Raynaud現象が出現した.2週間後,顔面全体に瀰漫性の,特に上眼瞼に強い痛痒を伴った発赤,腫脹が生じ,更には暗紫紅色調の紅斑と著明な褐色の色素沈着も出現した.立ち上がりにくさ,腕の上がりにくさを自覚し,また,1ヵ月で体重が8kg減少した.臨床像,検査所見,病理組織学的所見より大腸癌を合併した皮膚筋炎と診断し,左半結腸切除術及び所属リンパ節郭清を施行した.術後3週間経過をみたがCK 1200IU/dl前後と低下不十分であったため,PSL 50mg/day内服を開始した.筋原性酵素は速やかに減少し,以後,漸減投与にて,顔面の色素沈着は徐々に薄くなり,ほぼ同時に爪郭部出血点,Gottron徴候や浮腫性紅斑も改善し,皮疹は消失した
  • 前川 武雄, 神人 正寿, 尹 浩信, 玉置 邦彦
    Connective tissue 36(2) 103-103 2004年  
  • 前川 武雄, 湧川 基史, 菅谷 誠, 林 伸和, 朝比奈 昭彦, 大河内 仁志, 伊豆津 宏二, 平井 久丸, 竹内 賢吾, 玉置 邦彦
    日本皮膚科学会雑誌 112(6) 829-836 2002年5月20日  
    Blastic NK cell lymphomaは近年NK cell lymphomaの1亜型として報告されるようになった疾患で,皮膚に好発することや非常に予後が悪いことが特徴的である.今回我々は,Blastic NK cell lymphomaと診断し,末梢血幹細胞移植を施行した1例を経験したので報告する.症例は31歳,男性.初診の5カ月前より背部に紅斑が出現,徐々に増大し腫瘤を形成.初診時,左背部に57 mm×47 mm×6 mm大のドーム状に隆起した骨様硬の紅色腫瘤と45 mm×26 mm大の浸潤を触れる紅色局面を認めた.病理組織学的には真皮上層から脂肪織にかけてびまん性に中~大型の幼弱な異型リンパ球が浸潤し,免疫染色にてCD4,CD56陽性,in situ hybridizationによるEBERは陰性であった.また,左腋窩リンパ節にも同様の細胞浸潤を認めた.Blastic NK cell lymphomaと診断し,多剤併用化学療法,電子線照射療法を行い完全寛解となったが予後の悪さを考慮して,弟からの末梢血幹細胞移植を施行した.16カ月経った現在まで再発,転移を認めていない.過去のblastic NK cell lymphomaの報告例では,末梢血幹細胞移植の施行例はほとんどないことから,貴重な症例と思われた.
  • 尹 浩信
    皮膚臨床 43(13) 1637-1639 2001年12月  
    16歳女.体幹,四肢の皮膚硬化を主訴とした.1年前に左下腿に発赤,皮膚硬化が生じ,拡大した.顔面,体幹,右大腿部に鶏卵〜小児頭大の褐色を呈する著明な皮膚硬化局面が多発し,一部脱色素斑を伴っていた.抗核抗体,リウマチ因子,抗ヒストン抗体,可溶性IL-2レセプター値,抗ssDNA抗体は高値を示した.組織学的には真皮全層に膠原線維が膨化・増生し,脂肪織にもリンパ球主体の炎症細胞が浸潤しており,免疫学的異常を伴った限局性強皮症と診断した.両下肢の筋肉の萎縮,抗ssDNA抗体高値であることからステロイド内服を行った.プレドニゾロン30mg/日内服にて皮膚硬化は著明に改善した
  • 前川 武雄, 尹 浩信, 浅野 善英, 大河内 仁志, 玉置 邦彦
    西日本皮膚科 63(3) 341-341 2001年6月  
  • 前川 武雄, 出月 健夫, 尹 浩信, 鳥居 秀嗣, 大河内 仁志, 玉置 邦彦, 川端 康浩
    日本皮膚科学会雑誌 110(10) 1599-1600 2000年9月  
  • 前川 武雄, 尹 浩信, 菊池 かな子, 大河内 仁志, 玉置 邦彦, 小方 冬樹
    日本皮膚科学会雑誌 110(7) 1149-1149 2000年6月  
  • 前川 武雄, 湧川 基史, 菅谷 誠, 林 伸和, 朝比奈 昭彦, 大河内 仁志, 玉置 邦彦, 伊豆津 宏二, 平井 久丸
    日本皮膚科学会雑誌 110(7) 1164-1164 2000年6月  

書籍等出版物

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担当経験のある科目(授業)

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  • 皮膚科  (東京大学、虎の門病院、三楽病院、自治医科大学)

共同研究・競争的資金等の研究課題

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