基本情報
- 所属
- 自治医科大学 さいたま医療センター外科系診療部 皮膚科 / 総合医学第2講座 学内教授
- 学位
- 博士(医学)(自治医科大学)
- 研究者番号
- 20332603
- J-GLOBAL ID
- 201401027421565493
- researchmap会員ID
- B000238813
- 外部リンク
研究分野
1経歴
7-
2025年4月 - 現在
-
2015年11月 - 2023年3月
-
2010年 - 2015年10月
-
2006年 - 2010年
-
2003年 - 2006年
学歴
1-
1993年 - 1999年
委員歴
5-
2025年7月 - 現在
-
- 現在
-
- 現在
-
- 現在
論文
83-
The British journal of dermatology 2023年4月5日
MISC
185-
日本皮膚科学会雑誌 112(6) 829-836 2002年5月20日Blastic NK cell lymphomaは近年NK cell lymphomaの1亜型として報告されるようになった疾患で,皮膚に好発することや非常に予後が悪いことが特徴的である.今回我々は,Blastic NK cell lymphomaと診断し,末梢血幹細胞移植を施行した1例を経験したので報告する.症例は31歳,男性.初診の5カ月前より背部に紅斑が出現,徐々に増大し腫瘤を形成.初診時,左背部に57 mm×47 mm×6 mm大のドーム状に隆起した骨様硬の紅色腫瘤と45 mm×26 mm大の浸潤を触れる紅色局面を認めた.病理組織学的には真皮上層から脂肪織にかけてびまん性に中~大型の幼弱な異型リンパ球が浸潤し,免疫染色にてCD4,CD56陽性,in situ hybridizationによるEBERは陰性であった.また,左腋窩リンパ節にも同様の細胞浸潤を認めた.Blastic NK cell lymphomaと診断し,多剤併用化学療法,電子線照射療法を行い完全寛解となったが予後の悪さを考慮して,弟からの末梢血幹細胞移植を施行した.16カ月経った現在まで再発,転移を認めていない.過去のblastic NK cell lymphomaの報告例では,末梢血幹細胞移植の施行例はほとんどないことから,貴重な症例と思われた.
書籍等出版物
12担当経験のある科目(授業)
1-
皮膚科 (東京大学、虎の門病院、三楽病院、自治医科大学)
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2004年 - 2006年