基本情報
研究分野
1経歴
1-
2014年
論文
12-
HORMONES & CANCER 5(6) 414-423 2014年12月 査読有り
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Cerebral small-vessel disease protein HTRA1 controls the amount of TGF-β1 via cleavage of proTGF-β1.Human molecular genetics 20(9) 1800-1810 2011年5月 査読有り
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NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE 360(17) 1729-1739 2009年4月 査読有り
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JOURNAL OF CELLULAR PHYSIOLOGY 207(3) 793-799 2006年6月 査読有り
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JOURNAL OF STEROID BIOCHEMISTRY AND MOLECULAR BIOLOGY 96(1) 1-12 2005年6月 査読有り
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PATHOLOGY INTERNATIONAL 55(2) 63-69 2005年2月 査読有り
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PATHOLOGY INTERNATIONAL 54(11) 854-860 2004年11月 査読有り
MISC
6-
Skin Cancer 27(3) 355-360 2013年87歳,男性。1ヵ月前に気付いた腹部の結節が増大してきたため,2009年11月に初診した。心窩部に母指頭大の皮下腫瘤を触知し,単純CTでは腹部脂肪織内に22mm大の筋肉と等吸収を示す腫瘤をみとめた。2ヵ月後に行ったMRIで34mm大に増大し,筋層への浸潤も疑われ,診断目的に生検を行った。病理組織はspindle cell sarcomaの像を呈し,免疫染色ではCD34,SMA,S100蛋白,AE1/AE3は陰性であった。滑膜肉腫を疑い,18番染色体のSS18遺伝子を標的とするbreak-apart probeを用いたFISH解析を行ったところ,分離像が確認され,滑膜肉腫と診断した。2010年3月全身麻酔下に局所切除を行った。局所再発はみられなかったが,術後1年9ヵ月に腰椎,腸骨への多発骨転移が出現した。
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気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 27(5) 420-420 2005年7月25日症例は52歳男性. 41歳時に肺結核のため抗結核療法を施行. 2003年1月に右下肺炎像を認め, 喀疾よりM. szulgaiを複数回検出し抗結核薬を投与するも改善不良なため2004年3月に当科紹介となった. 右上肺野巨大空洞, 右下肺炎像を認め, 抗結核薬を継続し炎症所見改善, 抗酸菌塗抹陰性化を認めた. 肝機能障害のため抗結核薬を中止したところ, 肺炎が再燃し入院となった. 抗結核薬再開に反応せず気管支鏡を施行した. 灰白調痰を多量に認め, 右下葉気管支末梢より, 空洞内の菌塊が直接確認できた. 組織学的にアスペルギルス菌塊を確認し, 抗真菌療法施行後に右肺胸膜全摘術を施行した. 術後経過は良好で前医へ転院となった. 本例では抗酸菌による肺実質の破壊, 空洞への交通を合併し, アスペルギルスが腐生性に増殖したと考えられた. また, 気管支鏡にて空洞内のアスペルギルス菌塊が直接確認でき, 貴重な症例と考えられ報告する.