研究者業績

村松 慎一

ムラマツ シンイチ  (Shin-ichi Muramatsu)

基本情報

所属
自治医科大学 医学部 客員教授
学位
医学博士(自治医科大学)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-3185-7790
J-GLOBAL ID
200901074911542236
researchmap会員ID
1000063389

神経疾患の遺伝子治療を開発しています。

受賞

 4

論文

 367

MISC

 214
  • 川崎勝義, 池口邦彦, 村松慎一, 静間奈美, 山海直, 寺尾恵治, 小山高正, 吉川泰弘
    日本神経精神薬理学雑誌 = Japanese journal of psychopharmacology 19(6) 1999年12月25日  
  • 村松慎一
    月刊地域医学 13(12) 30-33 1999年12月  
  • 小川朋子, 滑川道人, 村松慎一, 西沢正豊, 中野今治
    月刊神経内科 51(3) 293-295 1999年9月25日  
  • 村松 慎一
    漢方の臨床 45(12) 1822-1823 1998年12月25日  
  • 五十嵐昭, 宮下喜好, 柳沢羊平, 村松慎一
    和漢医薬学会大会要旨集 15 97-97 1998年8月12日  
  • 村松慎一, 池口邦彦
    和漢医薬学会大会要旨集 15 134-134 1998年8月12日  
  • 村松慎一
    日本血栓止血学会誌 = The Journal of Japanese Society on Thrombosis and Hemostasis 9(1) 13-20 1998年2月1日  
  • 村松慎一, 大塚美恵子, 植木彰
    日本老年医学会雑誌 34(3) 196-201 1997年3月25日  
    群馬県山間部地域の高齢健常者141名を対象にアルツハイマー病 (AD) の危険因子であるアポリポ蛋白E (アポE) のε4遺伝子頻度とその年代別推移, 血清コレステロール値とアポE表現型との相関, およびアポE受容体であるLDL関連蛋白 (LRP) に結合するα2-macroglobulin (α2M) と plasminogen activator inhibitor 1 (PAI-1) の血中濃度とアポE表現型との相関を検討した. アポE遺伝子頻度はε2; 0.04, ε3; 0.85, ε4; 0.11で, これまでの日本人の報告とほぼ一致していた. ε4遺伝子頻度は60歳代で0.06と最も低く, 80歳以上の高齢者では0.17とむしろ高かった。血清総コレステロール値, LDLコレステロール値, HDLコレステロール値はアポE表現型と相関しなかった. 血中α2M濃度は加齢とともに増加し女性の方が男性より高かった. 血中PAI-1濃度は男性の方が女性より高かったが, 加齢による変化はなかった. 血中α2MとPAI-1濃度はいずれもアポE表現型とは相関しなかった. 欧米白人では60歳以降ε4遺伝子頻度が減少すると言われるが, 今回の調査では80歳以上の高齢健常者でもε4保有者が相当数存在することが示された. 今回調査した地域に特異な点か否かさらに検討を要する. また血中α2MとPAI-1濃度の測定は健常人ではアポE受容体側の状態を推測する示標にはならないと考えられる. 今後はADでの検討が必要である.
  • H Mizukami, S Muramatsu, NS Young, KE Brown
    BLOOD 86(10) 947-947 1995年11月  
  • 津谷 喜一郎, 並木 隆雄, 村松 慎一
    日本東洋医学雑誌 45(3) 643-653 1995年  
    米国国立医学図書館 (NLM) により作成される世界的な医学データベースの MEDLINE における, 漢字文化圏の国・エリアからの収録雑誌について調査した。8ヵ国・エリアから全部で180の収録雑誌があり, 英語のアルファベット順に, 中国 (32誌), 香港 (2誌), 日本 (124誌), 韓国 (6誌), マレーシア (2誌), シンガポール (4誌), 台湾 (8誌), タイ (3誌) である。このうち, 中国では28誌 (88%) が中国語, 日本では66誌 (53%) が日本語, 韓国では1誌 (17%) が韓国語, 台湾では5誌 (63%) が中国語のものである。伝統医学領域の雑誌は,中国からのみに3誌存在する。世界に正しく日本の東洋医学を伝えるためにも,『日本東洋医学雑誌』の MEDLINE 収録へ向けての努力が望まれる。
  • 津谷 喜一郎, 並木 隆雄, 村松 慎一
    日本東洋医学雑誌 45(1) 159-164 1994年  
    1993年度の日本東洋医学会・編集委員会・データベース小委員会の活動として, 前年度に報告した JMEDICINE (JICST・医中誌国内医学文献ファイル) 収録の54の東洋医学関係雑誌について, その雑誌発行開始年と JMEDICINE 収録状況を調査した。収録開始年と件数については, JICST 分と医中誌分に分けた上での調査から, 論文の収録される期間, 件数の全体像が明らかとなった。また近年の JMEDICINE のアクセス性の向上も議論され, 研究, 臨床におけるより一層の利用が期待された。
  • 村松慎一
    日本東洋医学雑誌 44(1) 37-41 1993年7月  
    延髄外側症候群に伴った持続性の吃逆に対して, 半夏潟心湯が奏効した1例を経験した。症例は35歳の男性。嚥下障害, 構音障害があり, 右側で Horner 症候群, 顔面のしびれ, 小脳性運動失調, 左側で体幹, 上下肢の温痛覚障害を認めた。MRIで延髄右背外側に出血性の病巣が確認された。第5病日より持続性の吃逆が出現し, clonazepam は無効であった。心下痞鞭を認めたことより, 半夏瀉心湯エキス製剤5gを投与したところ, 吃逆は消失した。中枢性の吃逆に対しても, 漢方治療が有効と考えられ, 今後, 積極的な治験の蓄積が望まれる。
  • 津谷喜一郎, 並木隆雄, 村松慎一
    日本東洋医学雑誌 43(4) p571-575 1993年4月  
  • 村松睦, 村松慎一
    日本東洋医学雑誌 42(1) 31-35 1991年7月  
    舌所見の中で, 比較的認識が容易であり, 病因以外の影響の少ないものとして歯痕舌がある。歯痕舌の臨床像を検討し, その漢方的発生病理の考察を行った。歯痕舌は当院内科外来患者の9.6%に認められ, 稀なものではない。陰病期の水滞, 脾虚, 脾腎陽虚証に多く, 少陽病期にも認められた。これらの症例では, 歯痕舌を基本に, さらに詳細な病態分類が可能であり, 補剤, 健脾利水剤などの選択に有用な所見と考えられる。

共同研究・競争的資金等の研究課題

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