基本情報
- 所属
- 自治医科大学 附属病院消化器センター・外科部門 講師
- 学位
- 医学博士(2019年3月 自治医科大学)
- J-GLOBAL ID
- 201901015220303899
- researchmap会員ID
- B000353147
経歴
1-
2011年4月 - 現在
学歴
2-
2019年3月
-
2002年3月
受賞
2論文
67MISC
283-
CANCER RESEARCH 79(13) 2019年7月
-
日本大腸肛門病学会雑誌 72(4) 165-170 2019年4月症例は43歳女性。S状結腸癌、転移性肝腫瘍、左卵巣腫瘍に対し腹腔鏡下S状結腸切除・肝部分切除・左付属器切除術が施行された。術後4ヵ月目に発症した絞扼性腸閉塞に対して緊急手術が施行された。原因はS状結腸の腸間膜欠損部と初回手術時に温存された上直腸動脈間が門となる内ヘルニアであった。小腸部分切除、腸間膜欠損部の縫合閉鎖を行った。腹腔鏡下大腸切除手術後、腸間膜欠損部が原因の内ヘルニアの発生率は少なく、腸間膜欠損部は閉鎖しないことが一般的である。本症例は、S状結腸が過長で、腸間膜と後腹膜の癒合が少ないという特徴があった。このような症例では術後の癒着による腸間膜欠損部の閉鎖がされず、内ヘルニアのリスクが高いと考えられ、閉鎖すべきと考えられた。(著者抄録)
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日本臨床外科学会雑誌 79(増刊) 424-424 2018年10月
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Gastroenterological Endoscopy 60(7) 1331-1337 2018年7月大腸内視鏡が左鼠径ヘルニアに嵌入し挿入困難になった3例を経験した。症例はいずれも高齢の男性であった。1例は慎重に抜去を行った後、脱出した腸管を徒手整復手技に準じて還納することで全大腸内視検査が施行可能であったが、その他2例は検査の継続が不可能であった。大腸内視鏡は広く普及している手技であるが、検査中に内視鏡が鼠径ヘルニアに嵌入した報告は極めて少ない。大腸内視鏡検査を行う上で、高齢の男性では陰嚢腫脹を伴う外鼠径ヘルニアの病歴聴取が重要である。大腸内視鏡検査中に予期せず内視鏡が鼠径ヘルニアに嵌入した場合は、一旦手技を中断し、鼠径部痛などの臨床症状の確認を行った後、慎重に抜去するのが望ましい。(著者抄録)
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GASTROENTEROLOGY 154(6) S497-S497 2018年5月0
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GASTROENTEROLOGY 154(6) S1351-S1351 2018年5月0
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2023年3月