春山 早苗, 篠澤 俔子, 鈴木 久美子, 佐藤 幸子, 舟迫 香, 青木 さぎ里, 塩ノ谷 朱美, 島田 裕子
自治医科大学看護学ジャーナル 5 39-45 2008年3月
へき地で働く看護職の、災害に備えた平常時の体制づくりにおける活動方法を明らかにすることを目的に、被災経験のない4地域の看護職、ならびに被災経験のある1地域の看護職の計5名(保健師4名、看護師1名)を対象に面接を行った。内容分析の結果、へき地における災害に備えた平常時の体制づくりにおける看護職の活動方法として、以下の3つが明らかになった。1)地域内の保健医療福祉等関係者と話し合いの機会をもつ。2)日頃からの保健師活動において、住民の援助ニーズを明確にしておくことや、保健医療福祉等関係者との連携した活動を展開しておくこと、住民に保健師活動を浸透させておくこと。3)保健医療福祉関係者と協働してキーパーソンとなる住民や地区組織に働きかけ、災害に備えるため住民との共同体制や住民のセルフケア力を高めていく。