宮村 正和, 金井 孝裕, 三浦 健一郎, 久野 正貴, 古江 健樹, 秋岡 祐子, 松本 絵里, 岸 崇之, 窪田 さやか, 林 典子, 服部 希, 武藤 順子, 坂内 優子, 永木 茂, 大澤 真木子, 世川 修, 相馬 泉, 清水 幹夫, 平山 千佳, 金子 岩和, 峰島 三千男, 秋葉 隆, 服部 元史
ICUとCCU 30(別冊) S95-S97 2006年2月
ガンマグロブリン療法(IVIG)単回投与後に追加投与を行なうも解熱しなかった川崎病5例(生後2ヵ月~5歳1ヵ月)に対し血漿交換療法(PE)を試みた.その結果,2例は3回のPE後,他の2例は5回のPE後に完全解熱を確認し,PEを終了した.残りの1例は右冠動脈の軽度拡張所見を認めていたため5回のPEを行ったが,開始翌日には完全解熱を確認した.PE 5回施行の1例を除く4例はPE終了後も冠動脈病変発生を認めなかった.白血球数はPE期間中に一定の傾向を示さなかったが,CRP,IL-6はPE終了までに全例速やかに改善した.PEによる合併症は全例で認めなかった.PEはIVIG追加投与不応の川崎病に対するrescue therapyとなる可能性が示唆された