研究者業績

兼田 裕司

カネダ ユウジ  (Yuji Kaneda)

基本情報

所属
自治医科大学  メディカルシミュレーションセンター, 消化器一般移植外科 准教授
学位
医学博士(自治医科大学)

研究者番号
00600868
J-GLOBAL ID
202101008938290584
researchmap会員ID
R000029526

【専門医資格】

日本肝胆膵外科学会 肝胆膵高度技能専門医・評議員・書類審査委員・技術認定委員

日本外科学会 専門医・指導医

日本消化器外科学会 専門医・指導医

日本消化器病学会 専門医・指導医

日本消化器内視鏡学会 専門医

日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医

日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

日本医師会認定産業医


論文

 55
  • 倉立 真志, 余喜多 史郎, 山口 剛史, 兼田 裕司, 宮内 隆行, 矢田 清吾, 廣川 満良
    臨床外科 59(10) 1371-1374 2004年10月  
    60歳男性.患者は下血および腹痛を主訴に,近医で貧血を指摘され,著者らの施設へ紹介となった.入院時,腹部CTでは肝左葉辺縁部に門脈内ガスを認め,腸管壊死は否定的で,保存的治療にて門脈内ガスの軽減を認めたが,大量消化管出血によるショックを呈し,緊急開腹術を施行した.手術所見では回腸末端10cmから30cmにわたる浮腫状の腸管を40cm切除し,端々吻合を行った.術後,貧血は改善したが,再度下血し,出血性ショックとなり,再手術を施行した.病理組織学的に1回目の切除標本で不整型多発性の潰瘍性病変を認め,非特異性多発性小腸潰瘍症と診断した.再手術後5日目に縫合不全を発症し,小腸瘻を造設したが,経過良好で小腸瘻閉鎖術後に退院した.退院後1年経過した現在,小腸潰瘍の再発なみられない
  • 兼田裕司, 余喜多史郎, 山口剛史, 宮内隆行, 倉立真志, 矢田清吾, 堀江貴浩, 銭志栄, 廣川満良, 佐野寿昭
    日本消化器外科学会雑誌 37(8) 1417-1422 2004年  査読有り筆頭著者責任著者
  • 倉立 真志, 余喜多 史郎, 矢田 清吾, 宮内 隆行, 兼田 裕司, 山口 剛史
    臨床外科 58(12) 1565-1568 2003年11月  
    65歳男.食欲不振を認め,上部消化管造影検査にて幽門狭窄を指摘された.入院時,右上腹部に鶏卵大の硬い腫瘤を触知した以外に異常はなく,CTにて前庭部胃壁の肥厚を認めたのみであった.入院3日目突然上腹部の激痛が出現し,筋性防御と腹部CTにて腹腔内遊離ガス像を認めたため消化管穿孔と診断して緊急手術を施行した.胃L領域に存在する腫瘤の前壁穿孔を確認,肉眼所見で胃癌と診断し,幽門側胃切除,D2郭清,胃空腸吻合を行った.摘出標本では2型腫瘤の前壁に穿孔があり,病理組織学的には低分化型腺癌が漿膜下層まで浸潤し,総合的にT2,N1,H0,P0,M0,StageIIIa,根治度Aであった.術後,MTX-5FU療法とUFT内服を行い,術後6年経過した現在も再発所見はない.進行性胃癌穿孔では予後不良例が多いが,長期生存を得るにはできる限り根治度B以上の一期的手術を行う必要があると思われた
  • 八木 淑之, 藤野 良三, 高井 茂治, 三木 仁司, 住友 正幸, 松山 和男, 尾形 頼彦, 中川 靖士, 金村 晋史, 兼田 裕司, 黒部 裕嗣
    四国医学雑誌 59(1〜2) 57-62 2003年4月  査読有り
    49歳男.膵体尾部腫瘤を主訴とした.人間ドックで膵体尾部腫瘤を指摘されたが腹痛等の症状はなかった.画像診断から膵体尾部の嚢胞腺腫あるいは同部周辺のリンパ管腫を疑った.経過観察中に腫瘤の増大傾向を認めたため,malignant potentialを有する膵嚢胞性腫瘍も否定できず,腹腔鏡下腫瘍摘出術を施行した.摘出された腫瘤は7.0×5.5×3.0cmの,結合織で囲まれた多房性腫瘍であった.悪性所見は認めず,膵海綿状リンパ管腫と診断された.術後経過は良好で,術後4年の現在,再発なく無症状で経過している.膵海綿状リンパ管腫は極めて稀な膵非上皮性腫瘍であり,検索し得た限り自験例を含め15例の報告があるのみであった
  • 八木 淑之, 藤野 良三, 高井 茂治, 三木 仁司, 住友 正幸, 松山 和男, 尾形 頼彦, 中川 靖士, 金村 晋史, 兼田 裕司, 黒部 裕嗣, 寺内 明子
    四国医学雑誌 59(1〜2) 68-73 2003年4月  査読有り
    17歳女.嘔吐,摂食不良を主訴とした.乳児期から嘔吐の頻度が多かった.上部消化管透視,造影後腹部X線検査,腹部造影CT検査,腹部3D-CT検査の所見と経過から,長期にわたる極端な内臓下垂を伴った上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症(SMA症候群)と診断した.手術適応と考えられ,腹腔鏡下に十二指腸第3部と空腸を経横行結腸間膜的に側々に吻合した.術後経過良好で,術後第5週の透視においても通過は良好であった.本症には術式も簡単で手術侵襲が少なく美容的にも優れている,経横行結腸間膜的腹腔鏡下十二指腸空腸吻合術がより適応と考えられた

MISC

 272

共同研究・競争的資金等の研究課題

 16