研究者業績

兼田 裕司

カネダ ユウジ  (Yuji Kaneda)

基本情報

所属
自治医科大学  メディカルシミュレーションセンター, 消化器一般移植外科 准教授
学位
医学博士(自治医科大学)

研究者番号
00600868
J-GLOBAL ID
202101008938290584
researchmap会員ID
R000029526

【専門医資格】

日本肝胆膵外科学会 肝胆膵高度技能専門医・評議員・書類審査委員・技術認定委員

日本外科学会 専門医・指導医

日本消化器外科学会 専門医・指導医

日本消化器病学会 専門医・指導医

日本消化器内視鏡学会 専門医

日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医

日本がん治療認定医機構 がん治療認定医


論文

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  • 八木 淑之, 藤野 良三, 高井 茂治, 三木 仁司, 住友 正幸, 松山 和男, 尾形 頼彦, 中川 靖士, 金村 晋史, 兼田 裕司, 黒部 裕嗣
    四国医学雑誌 59(1〜2) 57-62 2003年4月  査読有り
    49歳男.膵体尾部腫瘤を主訴とした.人間ドックで膵体尾部腫瘤を指摘されたが腹痛等の症状はなかった.画像診断から膵体尾部の嚢胞腺腫あるいは同部周辺のリンパ管腫を疑った.経過観察中に腫瘤の増大傾向を認めたため,malignant potentialを有する膵嚢胞性腫瘍も否定できず,腹腔鏡下腫瘍摘出術を施行した.摘出された腫瘤は7.0×5.5×3.0cmの,結合織で囲まれた多房性腫瘍であった.悪性所見は認めず,膵海綿状リンパ管腫と診断された.術後経過は良好で,術後4年の現在,再発なく無症状で経過している.膵海綿状リンパ管腫は極めて稀な膵非上皮性腫瘍であり,検索し得た限り自験例を含め15例の報告があるのみであった
  • 八木 淑之, 藤野 良三, 高井 茂治, 三木 仁司, 住友 正幸, 松山 和男, 尾形 頼彦, 中川 靖士, 金村 晋史, 兼田 裕司, 黒部 裕嗣, 寺内 明子
    四国医学雑誌 59(1〜2) 68-73 2003年4月  査読有り
    17歳女.嘔吐,摂食不良を主訴とした.乳児期から嘔吐の頻度が多かった.上部消化管透視,造影後腹部X線検査,腹部造影CT検査,腹部3D-CT検査の所見と経過から,長期にわたる極端な内臓下垂を伴った上腸間膜動脈性十二指腸閉塞症(SMA症候群)と診断した.手術適応と考えられ,腹腔鏡下に十二指腸第3部と空腸を経横行結腸間膜的に側々に吻合した.術後経過良好で,術後第5週の透視においても通過は良好であった.本症には術式も簡単で手術侵襲が少なく美容的にも優れている,経横行結腸間膜的腹腔鏡下十二指腸空腸吻合術がより適応と考えられた

MISC

 271

共同研究・競争的資金等の研究課題

 17