基本情報
- 所属
- 自治医科大学 メディカルシミュレーションセンター, 消化器一般移植外科 准教授
- 学位
- 医学博士(自治医科大学)
- 研究者番号
- 00600868
- J-GLOBAL ID
- 202101008938290584
- researchmap会員ID
- R000029526
【専門医資格】
日本肝胆膵外科学会 肝胆膵高度技能専門医・評議員・書類審査委員・技術認定委員
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本膵臓学会 認定指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
主要な研究キーワード
8主要な研究分野
8経歴
9-
2022年4月 - 現在
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2022年3月 - 現在
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2021年4月 - 2022年2月
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2018年9月 - 2021年3月
学歴
2-
2014年
-
1994年4月 - 2000年3月
委員歴
3-
2024年 - 現在
-
2023年 - 現在
-
2012年 - 現在
受賞
3-
2021年12月
-
2021年5月
-
2019年3月
論文
50-
Cureus 15(9) e44771 2023年9月 査読有り筆頭著者責任著者Introduction Postoperative pancreatic fistula (POPF) is a critical complication occurring with a high incidence after distal pancreatectomy. To minimize the risk of POPF, we developed an innovative pancreas ligation device capable of closing the pancreatic stump without causing traumatic injury to the pancreatic duct and artery. We conducted an ex vivo follow-up study to compare the pressure resistance of the pancreas ligation device with that of a regular linear stapler. Materials and methods The pancreases were excised from 20 pigs and divided into two groups: ligation group (n = 10) and stapler group (n = 10). Distal pancreatectomy was performed, and the pancreatic stump was closed using either a pancreas ligation device or a regular linear stapler. The main pancreatic duct was cannulated with a 4-French catheter connected to a cannula and syringe filled with contrast medium. Using fluoroscopy detection, pressure resistance was defined as the maximum pressure without leakage from the pancreatic stump. Results No significant differences were found between the two groups regarding sex, age, body weight, or pancreatic thickness. In the ligation group, no leakage was observed at the stump in any pancreas. However, in the stapler group, six of 10 pancreases showed leakage at the staple line or into the parenchyma. Pressure resistance was significantly higher in the ligation group than in the stapler group (median: 42.8 vs. 34.3 mmHg, P = 0.023). Conclusions These findings suggest the effectiveness of a pancreas ligation device in reducing the incidence of POPF after distal pancreatectomy. Our ligation device is expected to be a useful alternative to a linear stapler for pancreatic stump closure.
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The Asia Pacific Scholar 8(3) 65-67 2023年7月4日 査読有り
MISC
268-
JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 35 2017年5月
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日本胃癌学会総会記事 89回 401-401 2017年3月
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胆と膵 38(2) 195-199 2017年2月近年、内視鏡的治療の進歩により、慢性膵炎およびその合併症(膵石症、膵仮性嚢胞、internal pancreatic fistula(IPF:膵性胸腹水)、胆道狭窄)に対して、膵管ステント留置、経胃的ドレナージなどの難易度の高い内視鏡手技が開発され、その低侵襲性から多くの病態では第一選択の治療となっている。しかし、すべての例で内視鏡的治療が実施できる訳ではなく、奏効率、長期成績では外科的治療に劣る部分もあり、どのようなタイミングで外科的治療を行うかを常に念頭に置いて治療計画を検討することが重要である。治療コンプライアンスの悪い症例などでは外科的治療を第一選択とすることも選択肢として、施設の熟達度を考慮し、十分なインフォームドコンセントを行ったうえで治療法を決定する必要がある。(著者抄録)
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胆と膵 37(12) 1575-1579 2016年12月慢性膵炎の疼痛治療として、まず内科的治療が行われる。外科的治療は内科的治療無効例に対して適応が検討される。膵管拡張例には膵管ドレナージ術が適応になり、術式としては主にPartington手術とFrey手術が行われる。膵切除術は、膵管拡張がなく病変が頭部もしくは体尾部に限局した症例が適応になるが、術後の膵内分泌機能低下が必発であり、それを上回る利点があると判断された症例に実施すべきである。膵全摘術、腹腔神経叢ブロック、(胸腔鏡下)内臓神経切除術は限られた症例のみが適応となる。慢性膵炎の疼痛治療は、症例により所見、疼痛の状態はさまざまで、慢性膵炎が良性疾患であることも考慮して、治療方針を決定する必要がある。外科的治療の実施にあたっても、断酒・禁煙を中心とする生活指導は重要で、治療コンプライアンスの高い症例に対してのみ治療を行うことが推奨される。(著者抄録)
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日本臨床外科学会雑誌 77(増刊) 904-904 2016年10月
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胆膵の病態生理 32(1) 47-49 2016年6月 筆頭著者膵頭十二指腸切除術(PD)を施行した74例(男性43例、女性31例、平均67.1歳)を対象に、術前主膵管径が3mmを超えている42例(D群)と3mm以下の32例(N群)に分け、標記の検討を行った。原疾患は胆管癌23例、膵癌22例、乳頭部癌8例、膵管内乳頭粘液性腺腫7例、十二指腸癌5例、膵管内乳頭粘液性腺癌4例、膵神経内分泌腫瘍1例などであった。術前の主膵管面積の平均値(mm2)はN群3.1、D群28.6、術後6ヵ月ではそれぞれ6.9、8.5と、N群で有意に増加、D群で有意に減少していた。術前のHbA1c平均値(%)はN群5.9、D群6.4、術後6ヵ月ではそれぞれ6.1、6.0と、N群で有意に増加し、D群では減少していたが、有意な変化ではなかった。多変量解析では、主膵管面積増加がHbA1c増加の有意なリスクとなっており、PD後の主膵管径増大が耐糖能異常のリスクとなる可能性が示唆された。
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日本肝胆膵外科学会・学術集会プログラム・抄録集 28回 329-329 2016年6月
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JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 34(15) 2016年5月
共同研究・競争的資金等の研究課題
13-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2022年4月 - 2024年3月
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2022年9月 - 2023年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 独立基盤形成支援 2022年4月 - 2023年3月
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岡山県 岡山創成ファンド支援事業 2020年4月 - 2022年3月