研究者総覧

春山 早苗 (ハルヤマ サナエ)

  • 看護学部長 看護学部長
メールアドレス: sharums2.jichi.ac.jp
Last Updated :2021/09/22

研究者情報

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研究キーワード

  • へき地   地域ケア体制   地域看護管理   離島   アクション・リサーチ   看護学   高齢者   保健師   プライオリティ   評価   山村   看護職   地域ケア体制づくり   生活の質   過疎   山村過疎地域   市町村合併   プライマリ・ヘルスケア   地区活動   市町村保健師   公衆衛生看護学   保健師活動   健康づくり   公衆衛生   行政看護管理   精神障害者   地区管理   介護予防   地域資源   

研究分野

  • ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学
  • ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学
  • ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学
  • ライフサイエンス / 臨床看護学

経歴

  • 2014年  自治医科大学看護学部教授

研究活動情報

論文

  • 特定行為研修修了者の活動による影響-施設管理者および協働する医師の捉え方より-.
    江角慎吾, 関山友子, 八木街子, 鈴木美津枝, 大塚眞理子, 村上礼子, 春山早苗
    日本ルーラルナーシング学会誌 15 1 - 16 2020年03月 [査読有り][通常論文]
  • 小原 泉, 中村 美鈴, 永井 優子, 佐々木 彩加, 江角 伸吾, 鹿野 浩子, 半澤 節子, 成田 伸, 春山 早苗
    自治医科大学看護学ジャーナル 16 3 - 8 自治医科大学看護学部 2019年03月 [査読有り][通常論文]
     
    目的:本研究の目的は,看護学生の生活行動,生活体験および学習態度を明らかにすることである。方法;A大学看護学部3年生を対象に独自に作成した質問紙と既存の大学生調査票を用いた自記式調査を実施し,記述統計を行った。結果:26名の生活行動は,食事前の手洗いありが50%,入浴あるいはシャワーの際の湯温確認は61.5%に認められた。自動水洗トイレの住宅への居住経験ありは57.7%,湯の保温機能つきの風呂の住宅への居住経験ありが76.9%であった。学習行動の第1位は図書館の利用であったが,高校と大学での勉強や学習の仕方の違いに戸惑った,授業についていけなかった,という回答も上位10位以内に含まれていた。結論:一概に学生の生活体験が乏しいとはいえないが,利便性の高い生活環境で育った背景やグループ学習やインターネット利用といったこの世代の学生が好む学習スタイルを理解し,効果的な教授方法を開発することが求められる。(著者抄録)
  • 小原 泉, 中村 美鈴, 永井 優子, 成田 伸, 春山 早苗, 半澤 節子, 江角 伸吾, 佐々木 彩加, Dorjee Chencho, Wangro Neyzang
    自治医科大学看護学ジャーナル 16 20 - 20 自治医科大学看護学部 2019年03月 [査読有り][通常論文]
  • 統括保健師の災害時のコンピテンシーに基づいた研修の企画・実施・評価
    宮崎 美砂子, 奥田 博子, 春山 早苗, 金谷 泰宏, 井口 紗織
    日本公衆衛生学会総会抄録集 77回 504 - 504 日本公衆衛生学会 2018年10月 [査読有り][通常論文]
  • 統括保健師の災害時のコンピテンシーに基づいた研修の評価 1県での取り組みから
    春山 早苗, 井口 紗織, 宮崎 美砂子, 奥田 博子, 金谷 泰宏
    日本公衆衛生学会総会抄録集 77回 504 - 504 日本公衆衛生学会 2018年10月 [査読有り][通常論文]
  • 統括保健師の災害研修の効果的なリフレクションのためのファシリテーターガイドの検討
    奥田 博子, 宮崎 美砂子, 春山 早苗, 井口 紗織, 金谷 泰宏
    日本公衆衛生学会総会抄録集 77回 505 - 505 日本公衆衛生学会 2018年10月 [査読有り][通常論文]
  • 優れた看護専門職育成と高齢者社会への看護専門職としての対応のための基礎資料収集ツール開発
    小原 泉, 中村 美鈴, 成田 伸, 半澤 節子, 北田 志郎, 江角 伸吾, 永井 優子, 春山 早苗, 宮林 幸江, 青木 さぎ里, 佐々木 彩加, Chencho Dorjee, Neyzang Wangro
    自治医科大学看護学ジャーナル 15 38  自治医科大学看護学部 2018年03月 [査読無し][通常論文]
  • ICTを活用した遠隔教育の推進に向けた学習支援方法の検討ー就労継続支援型で特定行為に係る看護師の研修を受ける研修生の思いに注目してー
    鈴木美津枝, 村上礼子, 関山友子, 江角伸吾, 川上勝, 石井 慎一郎, 春山早苗
    日本ルーラルナーシング学会 12 19 - 26 2017年02月 [査読有り][通常論文]
  • 島田 裕子, 春山 早苗, 宮崎 美砂子, 奥田 博子, 牛尾 裕子, 石川 麻衣, 駒形 朋子, 中瀬 克己, 岩瀬 靖子
    日本ルーラルナーシング学会誌 10 41 - 50 日本ルーラルナーシング学会 2015年02月 [査読有り][通常論文]
     
    目的:東日本大震災で被災した一町の保健師の,発災から約一年間の災害時保健活動における地域診断の内容と情報収集方法を明らかにすることである.方法:発災から約1年間の災害時保健活動に関するインタビュー内容を,災害サイクルを踏まえて4期に区分し,抽出した地域診断の内容と情報収集方法を,地域・ヘルス・リソースの3つの観点で分類整理した.インタビューは,所属長と保健師の同意を得て,個人情報保護を順守し行った.結果及び考察:発災直後は避難者への救護活動や避難所での活動を通して,中長期では支援チームの協力により再開した保健事業を通して,主にヘルスやリソースに関する地域診断の内容を情報収集していた.復旧・復興期には仮設住宅への全戸訪問を通して,平常時には日頃の保健活動を通して情報収集していた.今後は本研究で明らかにした災害時保健活動における地域診断の内容や情報収集方法について検討をかさね,保健師教育に活用されるようにしていく必要がある.(著者抄録)
  • わが国のへき地診療所における看護活動の特徴-2003年,2008年,2013年の比較から-
    春山早苗, 江角伸吾, 関山友子, 青木さぎ里, 島田裕子, 塚本友栄, 鈴木久美子, 山田明美, 中島とし子, 福田順子
    日本ルーラルナーシング学会誌 10 1 - 13 2015年02月 [査読有り][通常論文]
     
    わが国のへき地診療所における看護活動の実態と構成する因子を明らかにするとともに,2003年および2008年の全国調査結果との比較により,看護活動の特徴と今後のあり方を検討することを目的とした.へき地診療所833施設の看護師に郵送自記式質問紙調査を配付し,先行研究に基づく看護活動内容19項目の実施割合を調べ,また,因子分析を行った.回収数(率)は337通(40.5%)であった。結果,(a)住民のつながりや地域資源のアセスメントに基づく関係機関とのネットワークづくりと連携,(b)場と対象に合わせた多様な方法を用いたアプローチによる患者・家族の療養生活および介護支援,(c) 救急搬送時の対応の3因子が抽出された.看護活動の特徴はアウトリーチ活動や予防活動を含むマルチで包括的な活動であることが示唆され,今後のあり方として救急搬送時の初期対応能力を高めていくこと,関係機関とのネットワークで対応する問題を明確にし機能していくこと等が考えられた.
  • 青木さぎ里, 春山早苗
    日本ルーラルナーシング学会誌 8 17 - 30 2013年05月 [査読無し][通常論文]
  • 島田裕子, 関山友子, 工藤奈緒美, 塚本友栄, 鈴木久美子, 春山早苗, 星野典子, 鈴木祐美, 五月女祐子
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 10 23 - 33 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 島田裕子, 春山早苗, 鈴木久美子, 塚本友栄, 工藤奈織美, 関山友子, 五月女祐子, 星野典子, 鈴木祐美
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 10 106  2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 本田芳香, 春山早苗, 朝野春美, 上野久子, 福田順子, 高久美子, 渡井恵, 小松崎香, 茂呂悦子, 塚本友栄, 村上礼子, 横山由美, 千葉理恵
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 10 47 - 57 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 島田裕子, 鈴木久美子, 春山早苗
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 10 79 - 86 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 朝野春美, 塚本友栄, 茂呂悦子, 高久美子, 小松崎香, 渡井恵, 福田順子, 上野久子, 千葉理恵, 横山由美, 村上礼子, 本田芳香, 越智芳江, 春山早苗
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 10 69 - 77 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 関山友子, 塚本友栄, 鈴木久美子, 島田裕子, 工藤奈織美, 春山早苗, 田中牧子
    日本ルーラルナーシング学会誌 7 31 - 41 2012年04月 [査読無し][通常論文]
  • 塚本友栄, 春山早苗, 成田伸, 鈴木久美子, 工藤奈織美, 小川朋子, 関山友子, 島田裕子, 後藤光代, 小谷妙子, 福田順子, 渡邉芳江, 工藤祝子, 宮田直美, 山本恵美子
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 9 39 - 40 2012年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 田村須賀子, 鈴木久美子, 須永恭子, 関山友子, 波多野浩道, 兒玉慎平
    日本ルーラルナーシング学会誌 6 35 - 49 2011年05月 [査読無し][通常論文]
  • 塚本友栄, 関山友子, 島田裕子, 工藤奈織美, 小川朋子, 鈴木久美子, 成田伸, 春山早苗, 後藤光代, 小谷妙子, 渡邉芳江, 福田順子, 工藤祝子, 山本恵美子, 宮田直美
    日本ルーラルナーシング学会誌 6 17 - 33 2011年05月 [査読無し][通常論文]
  • 鈴木久美子, 春山早苗, 塚本友栄, 工藤奈織美, 小川貴子, 島田裕子, 薬真寺美佐子, 須貝恵美子
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 8 191 - 192 2011年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 山口佳子, 櫻山豊夫, 倉橋俊至, 筒井智恵美, 堀裕美子, 北島信子, 有馬和代, 川人礼子, 塚本友栄, 島田裕子, 関山友子
    自治医科大学看護学ジャーナル(CD-ROM) 8 133 - 150 2011年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗
    日本地域看護学会誌 13 1 32 - 36 2010年10月 [査読無し][通常論文]
  • 塚本友栄, 小川貴子, 工藤奈織美, 鈴木久美子, 春山早苗, 関山友子, 小谷妙子, 工藤祝子, 福田順子, 佐藤里美
    日本ルーラルナーシング学会誌 5 1 - 15 2010年06月 [査読無し][通常論文]
  • 塩ノ谷朱美, 工藤奈織美, 鈴木久美子, 春山早苗
    日本ルーラルナーシング学会誌 5 17 - 30 2010年06月 [査読無し][通常論文]
  • 塚本友栄, 春山早苗, 鈴木久美子, 工藤奈織美, 小川貴子, 小谷妙子, 工藤祝子, 福田順子, 佐藤里美
    自治医科大学看護学ジャーナル 7 105 - 106 2010年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山 早苗
    保健師ジャーナル 65 9 729 - 735 医学書院 2009年09月 [査読無し][通常論文]
  • 鈴木久美子, 塚本友栄, 工藤奈織美, 春山早苗
    自治医科大学看護学ジャーナル 6 123 - 129 2009年03月 [査読無し][通常論文]
  • 工藤奈織美, 春山早苗, 鈴木久美子, 塚本友栄, 舟迫香, 青木さぎ里, 渡邉芳江, 上野広美, 山田明美, 塩ノ谷朱美
    自治医科大学看護学ジャーナル 6 147 - 149 2009年03月 [査読無し][通常論文]
  • 工藤奈織美, 舟迫香, 青木さぎ里, 塚本友栄, 鈴木久美子, 春山早苗
    自治医科大学看護学ジャーナル 6 35 - 50 2009年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 舟迫香, 鈴木久美子, 塩ノ谷朱美, 山田明美, 上野広美
    日本ルーラルナーシング学会誌 3 61 - 72 2008年08月 [査読無し][通常論文]
  • 福田順子, 小谷妙子, 工藤祝子, 佐藤里美, 菊池睦子, 鈴木久美子, 真砂涼子, 大久保祐子, 春山早苗, 水戸美津子
    日本ルーラルナーシング学会誌 3 117 - 123 2008年08月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 篠澤俔子, 鈴木久美子, 佐藤幸子, 舟迫香, 青木さぎ里, 塩ノ谷朱美, 島田裕子
    自治医科大学看護学ジャーナル 5 39 - 45 2008年03月 [査読無し][通常論文]
  • 篠澤俔子, 春山早苗, 岸恵美子, 鈴木久美子, 佐藤幸子, 舟迫香, 薬真寺美佐子, 工藤祝子, 小谷妙子, 佐藤里美, 野澤京子, 福田順子
    自治医科大学看護学部紀要 4 97 - 101 2007年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山 早苗, 篠澤 俔子, 鈴木 久美子
    自治医科大学看護学ジャーナル 5 39 - 45 自治医科大学看護学部 2007年 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗
    日本地域看護学会誌 9 1 16 - 17 2006年09月 [査読無し][通常論文]
  • 村嶋幸代, 田口敦子, 永田智子, 近藤由生子, 春山早苗, 山本春江, 上原ます子, 波多野浩道, 中川泉, 川崎道子, 井上弘子, 雨宮きよ子, 中尾八重子, 木全真理
    保健の科学 48 9 680 - 683 2006年09月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗
    千葉看護学会会誌 11 2 53 - 54 2005年12月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 鈴木久美子, 佐藤幸子, 舟迫香, 岸恵美子, 篠沢ちか子
    自治医科大学看護学部紀要 3 3 - 17 2005年10月 [査読無し][通常論文]
  • へき地の健康危機管理体制づくりにおける保健所保健師の機能・役割
    春山 早苗, 佐藤 幸子, 鈴木 久美子, 舟迫 香, 岸 恵美子, 篠澤 俔子, 錦織 正子, 松永 敏子, 藤本 眞一, 牛尾 裕子, 宮崎 美砂子
    日本公衆衛生学会総会抄録集 64回 453 - 453 日本公衆衛生学会 2005年08月 [査読有り][通常論文]
  • 春山 早苗, 鈴木 久美子, 佐藤 幸子
    自治医科大学看護学部紀要 3 3 - 17 自治医科大学看護学部 2005年 [査読無し][通常論文]
  • へき地診療所看護職の健康危機管理に関わる活動の現状と認識
    春山 早苗, 鈴木 久美子, 佐藤 幸子, 岸 恵美子, 篠澤 俔子, 錦織 正子, 松永 敏子, 藤本 眞一, 牛尾 裕子, 宮崎 美砂子
    日本公衆衛生学会総会抄録集 63回 398 - 398 日本公衆衛生学会 2004年10月 [査読有り][通常論文]
  • 田中 幸子, 春山 早苗
    保健師ジャーナル 60 8 782 - 787 医学書院 2004年08月 [査読無し][通常論文]
  • 鈴木久美子, 田中幸子, 岸恵美子, 春山早苗, 篠沢ちか子
    自治医科大学看護学部紀要 2 5 - 16 2004年03月 [査読無し][通常論文]
  • 杉本 正子, 高石 純子, 川越 博美, 後閑 容子, 春山 早苗, 石田 千絵, 河原 加代子
    東京保健科学学会誌 6 1 26 - 37 日本保健科学学会 2003年06月 [査読無し][通常論文]
     
    がん終末期患者のQOLを考える上での一助とすることを目的とし,病院で死亡した患者35名,在宅で死亡した患者21名,計56名を対象とし,患者の死亡前の看護記録を中心とした記録から死亡前4週間の患者の状況を自作調査用紙に転記した。調査内容は,(1)患者の背景,(2)食事,排泄,清潔行為,(3)家族など人との関わり,患者の自己表現,(4)患者の苦痛・不快なこと,(5)看護していく上で大切にしたこと,であり,本報では,(1)および(3)〜(5)について報告する。その結果,病院患者への告知の割合が低いことと患者の苦痛・不快が大きいこと,在宅患者は辛い状況の中で家族を想う気持ちや自分の現実を冷静に捉えている状況などが明らかになった。
  • 大西洋子, 大沢真奈美, 春山早苗, 照沼栄子
    群馬県立医療短期大学紀要 10 117 - 125 2003年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大沢真奈美, 春山早苗, 大西洋子, 阿部昌江, 伊藤里加, 干川なつみ, 土屋由美子, 高柳順子, 高瀬静子
    日本看護学会抄録集 地域看護 33rd 47  2002年10月 [査読無し][通常論文]
  • 倉林しのぶ, 後閑容子, 春山早苗, 大沢真奈美, 青木知子, 藤岡由美
    群馬県立医療短期大学紀要 9 109 - 116 2002年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大沢真奈美, 春山早苗, 林陸郎, 下村洋之助
    群馬県立医療短期大学紀要 9 81 - 87 2002年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大沢真奈美, 春山早苗, 大西洋子, 細谷京子, 阿部昌江, 伊藤里加, 長谷川喜代美, 干川なつみ, 高柳順子
    日本看護学会論文集 地域看護 33rd 66 - 68 2002年 [査読無し][通常論文]
  • 春山 早苗, Haruyama Sanae, ハルヤマ サナエ
    千葉看護学会会誌 7 1 35 - 43 千葉看護学会 2001年06月 [査読無し][通常論文]
     
    一人の保健婦が一地域において積み重ねている個別援助過程を分析し,地区活動の中で看護専門職が行う地域ケア体制づくりの特質を実証的に明らかにした。個別援助と関連した同時期の活動について,保健婦の行為と,行為をもたらした判断や考えを保健婦への面接から調べ,地域ケア体制づくりとの関連で用いられた保健婦の認識を取り出した。個別援助を積み重ねていく過程で変化している地域資源とその変化の性質,並びに,用いられた保健婦の認識の内容及び個別援助の積み重ね方を分析した。その結果,個別援助の積み重ねにより築く地域ケア体制づくりの特質として,以下の点を明らかにした。1.個別援助過程で変化している地域資源のその変化の性質は,「関係者の支援の弾力性が高まる」「関係者の支援に対する主体性や責任性が高まる」「関係者間の支援の総合性が高まる」「制度・サービスの利便性が高まる」であった。2.地域ケア体制づくりとの関連で用いられた保健婦の認識には,本人・家族の地域資源利用に関わっていく上での問題,本人・家族及び関係者へ働きかける方法,保健事業を地域資源として有効に活用する必要性とそのための方法,用いた方法の有効性に関する確信,本人・家族への支援に役立てるために収集した情報,支援姿勢や支援内容など関係者に働きかける際に考慮すべき内容,地域ケア体制の今後改善すべき課題があった。3.保健婦の個別援助の積み重ね方は,本人・家族及び地域資源への働きかけにより,上記の地域ケア体制づくりとの関連で用いられた保健婦の認識を増やし,次の個別援助において,本人・家族への支援における有効性を確信した方法や情報を意図的に用いる,The purpose of this study was to identify the characteristics of facilitating the function of formal and informal support by practicing individual nursing care. Public health nurse (PHN) activities to practice individual care in one community were selected and interviews to collect data (the action, judgement and idea of nursing activities) were carried out. PHN's recognition in relation to facilitating the function of formal and informal support were selected from the data. This was accomplished by analyzing the formal and informal support in the community to change in the process to practice individual care and the nature of the change, PHN's recognition to acquire and patterns to use the recognition in the individual care. The findings showed: 1. The nature of the change of formal and informal support were to enhance their flexibility of care by the participants, their sense of autonomy and responsibility, their integration of care among participants and the convenience of health and social services. 2. The recognition that PHN applied to facilitating the function of formal and informal support were problems regarding nursing activities for formal and informal support in regard to patients, their family and participants, the necessity and method to effectively use health services, confidence in the effectiveness of methods used. The information to collect for individual care, consideration of nursing activities in regard to participants and the necessity to solve the problems about facilitating the function of formal and informal support were also applied. 3. PHN enriched the recognition to apply to facilitating the function of formal and informal support by nursing activities with regard to participants. FOR other patients, PHN used intentionally nursing activities and information that she were confident of the effectiveness, to seek support from participants in accordance with the recognition about their attitude toward care and the idea of care and to seek cooperation from participants, making a connection
  • 大沢真奈美, 春山早苗, 細谷克子, 後閑容子, 浦野喜美子, 藤間邦子, 井上弘子, 島田秀子
    群馬県立医療短期大学紀要 8 75 - 85 2001年03月 [査読無し][通常論文]
  • 青山みどり, 奥村亮子, 広瀬規代美, 大沢真奈美, 春山早苗, 中西陽子, 二渡玉江, 林陸郎, 下村洋之助
    群馬県立医療短期大学紀要 8 59 - 63 2001年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 青山みどり, 林陸郎, 真下茂美, 清水裕子, 下村洋之助, 中西陽子, 二渡玉江
    月刊ナーシング 20 8 148 - 151 2000年07月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗
    群馬県立医療短期大学紀要 7 131 - 140 2000年03月 [査読無し][通常論文]
  • 渡辺容子, 福井めぐみ, 春山早苗, 後閑容子, 藤川久美子, 猿谷悦子, PATON L
    群馬県立医療短期大学紀要 7 159 - 164 2000年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大沢真奈美, 春山早苗
    日本看護学会論文集 地域看護 30th 134 - 136 2000年01月 [査読無し][通常論文]
  • 大沢真奈美, 春山早苗
    日本看護学会抄録集 地域看護 30th 99  1999年09月 [査読無し][通常論文]
  • 杉本正子, 高石純子, 川越博美, 後閑容子, 望月葉子, 春山早苗, 松本弘子, 下平唯子
    東京保健科学学会誌 2 1 39 - 45 1999年06月 [査読無し][通常論文]
  • 河原加代子, 細谷克子, 春山早苗, 中村美代子, 山田桂子, 後閑容子, 山田雅代, 高木広文
    群馬県立医療短期大学紀要 6 81 - 90 1999年03月 [査読無し][通常論文]
  • 清水裕子, 青山みどり, 春山早苗, 中西陽子, 斉藤基, 二渡玉江, 林陸郎, よの目一郎, 下村洋之助
    群馬県立医療短期大学紀要 6 59 - 64 1999年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 大沢真奈美
    群馬県立医療短期大学紀要 6 69 - 79 1999年03月 [査読無し][通常論文]
  • 青山みどり, 清水裕子, 春山早苗, 二渡玉江, 林陸郎, 下村洋之助, 富岡千寿子, 狩野陽子, 森田美恵子
    群馬県立医療短期大学紀要 6 25 - 32 1999年03月 [査読無し][通常論文]
  • 二渡玉江, 林陸郎, 春山早苗, 中西陽子, 山本美佐子, 下村洋之助, 土屋天文, 清水弘行, 森昌朋
    薬理と治療 26 8 1207 - 1210 1998年08月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 原口知子, 渡辺容子, 後閑容子, 林陸郎, 藤川久美子, 堤美智子
    日本看護学会抄録集 成人看護2 29th 18  1998年07月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 原口知子, 渡辺容子, 後閑容子, 林陸郎, 藤川久美子, 堤美智子
    日本看護学会論文集 成人看護 29th Pt.2 37 - 39 1998年 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 内山くみ子, 吉井玲子, 猪野妙子, 桜井正代
    日本看護学会集録 地域看護 27th 165 - 168 1996年10月 [査読無し][通常論文]
  • 春山 早苗
    千葉看護学会会誌 1 1 95 - 96 千葉看護学会 1996年03月 [査読無し][通常論文]
  • 春山早苗, 河野エイ, 萩原久子, 北爪明子, 長岡幸子, 笠井久美子, 飯島恵子, 中村孝子, 黒田百合子
    日本看護学会集録 地域看護 25th 95 - 97 1994年10月 [査読無し][通常論文]

書籍

  • 宮崎 美砂子, 春山 早苗, 田村 須賀子, 北山 三津子 (担当:共編者(共編著者))
    日本看護協会出版会 2012年02月 ISBN: 4818016233 388
  • 宮崎 美砂子, 春山 早苗, 田村 須賀子, 北山 三津子 (担当:共編者(共編著者))
    日本看護協会出版会 2012年02月 ISBN: 481801625X 294
  • 宮崎 美砂子, 春山 早苗, 田村 須賀子, 北山 三津子 (担当:共編者(共編著者))
    日本看護協会出版会 2012年02月 ISBN: 4818016241 390
  • 宮崎 美砂子, 北山 三津子, 春山 早苗, 田村 須賀子 (担当:共著)
    日本看護協会出版会 2006年11月 ISBN: 4818012335 315
  • 宮崎 美砂子, 北山 三津子, 春山 早苗, 田村 須賀子 (担当:共著)
    日本看護協会出版会 2006年11月 ISBN: 4818012327 326
  • 宮崎 美砂子, 春山 早苗, 北山 三津子, 田村 須賀子 (担当:共編者(共編著者))
    日本看護協会出版会 2006年02月 ISBN: 4818011940 384

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2014年 -2016年 
    代表者 : 春山 早苗
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 春山 早苗, 鈴木 久美子, 塚本 友栄, 工藤 奈織美, 島田 裕子, 関山 友子
     
    平成の大合併により、離島又は山村過疎地域を有する町村と合併した市町の保健師活動を詳細に調べてへき地とへき地以外の地域という地域特性の相違性が大きい地域が内在する市町の保健師活動における地区管理方法を明らかにすることを目的に、今年度は以下のことを行った。昨年度の調査対象に離島を有する町村と合併した1市を加えて、計3市の合併後、課題に感じている活動について、当該市全体を把握している、又は把握できる立場にいる各市3名の保健師、並びに、昨年度の調査対象に山村過疎地域を有する町村と合併した1市を加えて、計3市町の前述と同様の活動について1市1町は前述と同様の立場にいる保健師各1名、1市は旧市町村毎の保健師7名を対象に、平成22年度から23年度までの地区管理に関わる活動を半構成的インタビューにより調べた。山村過疎地域を有する町村と合併した1市については地区管理に関する検討会を4回開催し、地区管理方法について検討し、この会における意見もデータとした。その結果、地区管理の課題は、保健事業・活動の浸透度、支援の必要な人の把握、保健医療福祉事業の利用しやすさ、保健福祉サービス提供の公平性、住民のヘルスニーズの充足状況等に地区差が生じていることから生じていた。地区管理の工夫を地区管理に影響する因子と照らして分析した結果、【地域・住民の状況に合わせた工夫】、【市町の状況に合わせた工夫】、【関係機関の状況に合わせた工夫】に大別された。【地域・住民の状況に合わせた工夫】には、住民の保健医療サービスへのアクセスを踏まえた工夫、生活文化や習慣、地縁によるネットワークなどの地区特性を活かして保健活動を浸透・発展させる等があった。【市町の状況に合わせた工夫】には、保健師数やその配置に関する工夫等があった。【関係機関の状況に合わせた工夫】には、医療福祉等の関係機関との距離を踏まえた工夫等があった。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 春山 早苗, 船迫 香, 青木 さぎ里, 鈴木 久美子, 塚本 友栄, 工藤 奈織美, 小川 貴子, 島田 裕子, 舟迫 香, 青木 さぎ里
     
    研究目的は、離島・山村過疎地域(へき地)における保健師活動の優先順位の考え方とそれに影響する要因を明らかにすることである。結果、10点の考え方と11点の影響要因が明らかになった。へき地の有無別にみると、事業の開始・中止の考え方では「住民の利用しやすい事業とする」が多く、共通しており、加えて一部へき地では「効率のよい事業展開とする」も多かった。影響要因では「住民の保健福祉サービスへのアクセス」が多く、共通しており、加えて一部へき地では「保健福祉以外の行政分野の事業目的」が多かった。中止の影響要因では「保健福祉事業間の目的の重複の有無」が多く、共通していた。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2005年 -2007年 
    代表者 : 岸 恵美子, 篠澤 俔子, 春山 早苗, 舟迫 香, 鈴木 久美子, 佐藤 幸子, 米澤 純子, 望月 由紀子
     
    へき地において、地域ケアシステム構築に必要な看護実践能力を明らかにするために、(1)へき地において地域ケアシステム構築に関わる保健師の地域看護活動の展開、(2)地域ケアシステム構築にかかわる保健師の地域看護活動の実際と課題、について研究を実施したので、以下に述べる。1.の結果:過疎地域、山村地域、豪雪地帯等の地域特性をもつ、すでに地域ケアシステムを構築している3地域において、関わる看護職及び介護職を対象に、地域ケアシステム構築にかかわる要因、地域ケアシステム構築のプロセス、構築前後の住民のニーズの変化等について面接調査を実施した。保健師は、日ごろの看護活動から見出した課題をさらに実態調査で明らかにした上で、住民の意見を取り入れながら、他職種と協働して、システム「準備期」「初期」「中期」とプロセスを踏んで実践していることが明らかになった。また同時にシステムを評価し、システムを維持するために住民に常にシステムをアピールするなどの工夫を実践していた。2.の結果:地域ケアシステム構築にかかわる保健師の活動の実際、困難にする要因、必要な知識・技術を明らかにすることを目的に、全国の保健師1,000名を対象に自記式質問紙調査を実施し、有効回答率は46.7%であった。システム構築は保健師の役割であると9割以上が認識し、6割以上が実際にかかわっていたが、約9割がシステム構築を困難と答え、保健師自身の知識や能力不足をあげていた。以上より、特に経験の浅い保健師には、個別・集団の支援技術よりも、地域をアセスメントし住民と協働して施策化を進めていくためのスキルを高める研修や支援を実施していく必要性が示唆された。特にへき地においては、地域ケアシステム構築のための知識・技術の習得だけでなく、住民のニーズや特性にあったケアシステム構築を研究機関等が支援する必要性も示唆された。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2004年 -2006年 
    代表者 : 春山 早苗, 田中 幸子, 岸 恵美子, 篠澤 俔子, 鈴木 久美子, 舟迫 香, 佐藤 幸子
     
    へき地診療所が設置されている2地域(山村・過疎・豪雪地域と離島)のアクションリサーチにより、へき地における高齢者の健康づくりと介護予防のための地域ケア体制の構築に関わるへき地診療所、へき地医療支援病院、市町村保健師の各看護職の役割と活動方法を明らかにした。研究者と各看護職とのミーティングを継続し、高齢者の健康づくりと介護予防に関わる問題とその解決のための方法を考え、活動を実施していく過程を記述し、分析した。その結果、以下の点を明らかにした。1.へき地における高齢者の健康づくりと介護予防に関わるヘルスニーズには、健康づくりや予防の意識を高める支援の必要性、高齢者の自立支援を強化する必要性、健康管理のための支援の必要性があった。加えて、山村・過疎・豪雪地域には保健医療福祉サービスへのアクセスへの支援があった。2.地域ケア体制の課題には、限られた地域資源によるサービスの利用しにくさ、看護職のマンパワー不足による既存の資源の機能不全があった。山村・過疎・豪雪地域ではこれらに冬季の生活やアクセスの問題が、離島では前者に密な人間関係が影響していた。3.診療所看護職と市町村保健師の連携の重要性が明らかになり、協力関係強化のためには定例的な会議をもつことが有効であった。4.地域ケア体制の構築に関わるへき地診療所看護職の役割は健康管理が必要な通所患者への予防的支援であり、市町村保健師の役割は必要最小限の資源で保健サービスを提供する工夫と高齢者の主体性を引き出し、また相互扶助力を活かした活動づくり、高齢者を支える人材の発掘と育成であり、へき地医療支援病院看護職の役割は生じた健康問題により可能な限り要介護度があがらないための支援や在宅生活を可能にする退院に向けた支援であった。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2004年 -2006年 
    代表者 : 篠澤 俔子, 田中 幸子, 岸 恵美子, 春山 早苗, 鈴木 久美子, 舟迫 香, 佐藤 幸子
     
    へき地看護活動体制の確立と診療所看護職の役割拡大へき地診療所看護職は,診療所管轄地区の生活や特性を捉えた看護活動を実施しているが,へき地拠点病院や市町村,保健所は,へき地診療所の看護活動を理解が乏しく有効に活用していない。そこで,平成16年から大学教員やへき地拠点病院看護管理者,保健所・市町村保健師達により,N市民の健康増進をすすめるために,診療所看護職の活用やこの地域の看護職の連携について検討した。平成18年に市町村合併があり,N市から二次医療圏域(県西地区)の看護師に拡大した。検討メンバーに他の拠点病院を加え,この地区の看護活動の連携について検討した。その結果,県西地区の看護職の保健,医療,福祉分野での看護の継続や看護職の連携,看護職の協働の基盤をつくることを目的とした「県西地区看護職の連携を考える会」を立ち上げた。『へき地看護活動を知ろう』をテーマにした研修会を企画し実施した。この成果は,次の5つである。1.二次医療圏域の看護師達はへき地診療所看護師の看護活動を理解した。2.へき地診療所看護師達は研修準備の過程で,へき地拠点病院看護師,保健所や市町村保健師と連携できた。3.研修会には予想以上の参加があった。研修の「診療所看護師の活動発表」,「グループワーク」は,ともに回答者の90%以上が四肢択で「満足,やや満足」と答えていた。また,「このような研修会を窓口に看護職の連携をすべし」という意見もあった。4.「県西地区看護職の連携を考える会」設立発起人達は,一連の検討経過を通して連携の必要性を認識した。5.「県西地区看護職の連携を考える会」を,継続的な会となるよう,規約を作成し次年度に引き継ぐこととした。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2002年 -2003年 
    代表者 : 春山 早苗
     
    精神障害者(以下障害者とする)を支える市町村地域ケア体制づくりに必要な保健師の視点と活動方法を明らかにするために、H14年度の研究成果を基に質問紙を作成し、障害者の自立と社会復帰の促進を目的とするホームヘルプサービス事業(以下事業とする)を中心に2県118市町村の精神障害者支援に関わる保健師活動を郵送による自記式質問紙調査により調べた。有効回答数(率)は83市町村(70.3%)であった。その結果、市町村において貢献できる障害者の生活の豊かさの側面は、H14年度の市町村保健師5名の活動を対象とした質的研究結果と同様の結果が得られ、また多くを占めていた側面は「基本的な生活力」「生活の営みの支え」「帰属感や人とのつながり」であった。地域ケア体制づくりに必要な保健師の視点として、事業実施に関わる問題の因子分析から、「行政や住民の関心・理解」「ニーズとサービス提供機関準備状況の明確さ」「関係者・機関の関心・理解」が明らかになった。また、事業を中心とした保健師の活動の結果、(1)関係者・関係機関、(1)本人・家族、(3)保健師各々に変化がみられた。(1)は【支援の弾力性】【関係職種・機関の主体性や責任性】【支援の総合性】【制度やサービスの利便性】の面に、(2)は【資源利用の考え方や姿勢】【保健師との関係】に、(3)は【障害者と家族のニーズの明確さ】【支援対象の明確さ】【精神障害者支援方法】に変化がみられた。これらの変化は地域ケア体制づくりによりもたらされた成果と捉えられ、関係者・関係機関、本人・家族、保健師各々について、変化をもたらしたか、あるいは意図的に変化をねらったかという、地域ケア体制づくりに必要な保健師の視点であった。市町村地域ケア体制づくりに関わる活動方法については、ニーズの把握方法、関係者・関係機関を支援し協力し合うための活動方法、新規事業等新たな取り組みの準備のための活動方法、障害者とその家族のニーズに合ったサービスや地域資源づくりとそれらの質を維持・向上させるための活動方法が、明らかになった。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2000年 -2002年 
    代表者 : 二渡 玉江, 林 陸郎, 春山 早苗, 中西 陽子, 下村 洋之助, 青山 みどり
     
    虚血性心疾患で維持期(発症6ヶ月以降の生涯を通じた期間)にある対象に運動量や生活習慣の改善を目的として作成した保健指導プルグラムを実施し、約1年後の運動量、生活習慣、健康指標(検査データ)の変化を評価し、以下の結果を得た。1.保健指導プログラムの実施により、食生活、運動習慣などの生活習慣には改善がみられた。2.指導プログラムの実施により、運動量(1日平均運動量、1日平均消費量、1日平均歩数)は、指導前に比べ有意に増加した。3.生活習慣の改善に伴い、血清総コレステロールは有意に減少し、HDLコレステロールは有意に上昇した。4.運動量の改善には、年齢、自己効力感、生活習慣が有意に関連していた。本研究の結果により、維持期にある虚血性心疾患患者の保健指導プログラムは、運動量や生活習慣の改善に有効であることが検証できた。また、維持期にある虚血性心疾患患者の運動量には、年齢、自己効力感、生活習慣が関連しており、保健指導プログラムの作成にあたってはこれらの要因を考慮した内容を検討する必要性が示唆された。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 1999年 -2001年 
    代表者 : 後閑 容子, 矢野 聡, 渡邉 容子, 春山 早苗
     
    訪問看護ステーション看護師と地域に働く保健師における訪問看護実施時の看護職が遭遇するリスクに関して現状を把握し、その対策に向けて指針を作成する事を目的に研究を行った。1.訪問看護ステーション看護師及び地域の保健師が遭遇するリスクの現状:全国の訪問看護ステーション勤務の看護職及びG県保健師を対象に郵送式自記式質問紙調査を実施した。有効回答者数1887人の結果は以下の通りであった。1)看護師及び保健師は交通事故の経験は15%であった。2)患者の家及び近所での危険性は、天候条件に起因する事、道路工事、建物の構造、ペット等によるものが多かった。3)患者宅で患者及び家族から受ける危険な事は、暴言を言われた、患者が興奮状態で怖かった、患者が精神的に混乱していた等が多かった。性的嫌がらせ行為があったと回答した人も約13%いた。4)看護職が訪問中に起こした看護上の過誤に関する経験は15.4%の者が「ある」と回答した。その内容は、患者が転倒、皮膚を損傷した、等であった。2.米国訪問看護師のリスクマネジメントに関する面接調査:米国オレゴン州ポートランド市で9名の訪問看護師に面接調査を実施した。その結果、米国内の犯罪率の高さや自動車が不可欠である社会的背景から、看護職が安全性確保の意識を高くもっている事が把握された。又、会社による保健加入やオリエンテーションあるいは看護教育の中でリスクマネージメント教育が行われている事が判明した。看護職は自らを守るために「直観:instinct」を重要と考えていた。3.G県訪問看護ステーション管理者の面接調査:6訪問看護ステション管理者に面接調査した結果、看護職の安全性確保に対するマニュアルは殆どなく、職場のカンファレンスで話し合うのみであった。4.訪問看護師の危険防止対策に提案:危険防止対策や対処のチェックリストを作成した。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 1996年 -1998年 
    代表者 : 河原 加代子, 鈴木 庄亮, 細谷 克子, 春山 早苗, 後閑 容子
     
    【目的】特定の地域に住む人々の健康問題をコミュニティ・ミーティングという手法を用いて明らかにすることである。さらに地域看護職の実施するリスク・アセスメントによる健康問題のとらえ方との比較を通して、住民が、自らの健康への関心を高め、健康の保持増進のために主体的な行動ができるような地域看護職の関わりを検討することである。【方法】対象は群馬県前橋市の幸塚町、上沖町、下沖町の3地区の住民を対象とし、各地区のアセスメント及びコミュニティ・ミーティングを実施して地域住民との関わりを中心に3年間の縦断的な質的量的データを収集した。【結果】健康をテーマとした3年間の縦断的な関わりの過程において、コミュニテイ・ミーティングという手法は住民の健康意識を高める上で有効であった。コミュニテイ・ミーティングという場を設けて地域看護職が収集した情報を提供しながら、住民同士が話し合うことによって、それぞれの地域の健康問題や個々人の健康に対するニーズとその関連要因が明らかになった。また住民自身が自らの住む地域を語ることで、地域の健康を自分達の問題として新たに認識することが可能となった。今後はこの研究で得た様々な角度からの質的量的データをさらに分析検討し、地域に生活する住民の「住民主体」の健康問題を把握し生かしていくための地域保健活動の枠組みを作成していく計画である。


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